FoLoLab vol.4
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彼らがしたいということに対して私が応援する、そういう関係性です。彼らが絶対に成功するために、強い口調になるときでも優しい気持ちで言っているので、良好な関係だと思います。今まで不義理したり、されるようなことはないですし、信頼し合っています。柄にもなく私は一人がダメな人間で、みんなと楽しくやっていくのが大好きで、一緒に居たいタイプなんです。意外と寂しがりやなのかもしれませんね。今、本当に難しいですね。働き方改革で休みの問題などがあるので、週休二日制が取れない飲食店はもうダメになっていくのかなと。みんな家庭とかありますしね。それとお給料とのバランス。そういう部分では飲食業界はまだまだだと思います。もっと福利厚生などを考えていかないといけないですね。みんな労働基準法の中でやっているわけで、海外で商売するときも、海外の法律に則って商売しないといけないわけですからね。そういったところを守れない人は商売できないよねってなりますから。まだまだ多くの課題があります。求人するときに良いことばっかり言って来てもらっても、2〜3ヶ月で辞めてしまうので、うちではまず面接をして、その後、「店舗を全部見せるから」と、一緒に飲みに行ってお店を回るようにしています。夕方に待ち合わせして夜中まで。実際にありのままを見てもらい、聞きたいことも全部聞いてもらいます。飲んでいるから何でも話してくれるし、俺も全部話しますし。そうした上で、「こんなところだけん、よかったら来てね」という感じで入ってもらっています。あとは、その人が何故うちに来たか、今から何をしたいのかということを聞きたいという目的もあります。それを聞くことで、この子はどういうふうにしてあげようかなとか、どういうふうに伸ばそうかなとか、誰と合せた方がいいかなとかわかるので。これからは表面的なことだけじゃもう無理。なので「飲み面接」はおすすめですよ。「ATG(明るく、楽しく、元気良     6 く)」という基本方針のもと、従業員においては、新人であれ、飲食経験者であれ、まずは、弊社の目指す理念、それから、料理や接客、サービス業界で言う「QSC+AP」の基本を伝えていきます。そして、そこからは、本人の目指す将来と、適材適所に合わせた人事体制で、自分の得意な分野で本気で働くという環境づくりを行っています。「幸せ共有カード」と「店長のしごと10私たちが今までやってきたことを、リアルにわかりやすく書いたもので、簡単に言えば、「これを全部やればお店の経営ができるよ」というバイブル本。これは全社員に渡しています。勤務5年以上で社内独立へチャレンジできる制度を用意しています。社員の責務行動マインドの教科書」というものを作っているのですが、これは従業員との関係性は?働き方についての状況は?【組織づくりについて】真心という愛のある家族のような「和」のある企業であることを、全力で目指していきたい。人材確保については?従業員への研修などはあるのですか?社内独立など、従業員の夢をサポートする体制がありますよね?「幸せ共有カード」。

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