FoLoLab vol.4
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POINT.POINT.POINT.8お客様の満足度を高めために、今一度、ドリンクメニューのリニューアルを!95〜98年 ワインブーム99〜01年 カクテルブーム02〜05年 焼酎ブーム06〜08年 梅酒ブーム09〜14年 ハイボールブーム15年〜 レモンサワーブームそもそも、車で来た、お酒が苦手など、お酒が飲めないというケースもあります。近年は消費者ニーズの高まりで、種類が豊富になり、その市場規模は年々拡大しているとも言われています。オリジナルドリンクを開発したり、ワイングラスでリッチさを演出したり、フルーツなどで飾り付けるなど、「映え」を求める消費者の満足度を高めるのも集客アップにつながります。しかし近年では飲み手の嗜好の多様化と、若者のアルコール離れが原因で少し様子が変わってきた。「とりあえず生!」居酒屋のフォーストドリンクとして長年定番だったビール。レモンサワーブームによるサワー系の躍進、クラフトビールの台等など…各飲食店にとって売上アップと利益アップに貢献するドリンク。今回は、そんなドリンク事情を熊本国税局や飲食店、メーカーに取材し調査してきました!フードは一人当たり食べられる量に制限があります。しかも2次会、3次会の利用となるとフードで売上を上げるのは苦難の技。しかしドリンクは他との差別化を図れば、時間帯に左右されることなく、杯数を稼ぐことが可能です。また、ドリンクは料理に比べて提供スピードが速いため、稼動効率も上がり、更なる売上アップに繋がります。厨房で料理を作る人員に比べると、ドリンクは少ない人員で提供が可能。そんなドリンクの店舗における売上割合が増せば結果的に利益率UPに繋がります。また、昨今の人手不足の中、新たな展開において料理人を探すのも容易ではなく、売り手市場の影響で人件費も上がります。しかし誰でも作れるドリンクであればアルバイトでも対応出来るため、材料費も含め、少ないコストで高い売上を上げることが可能です。ハイボールやクラフトビールなどのように、ドリンクのトレンドやブームは数年ごとに変化していきます。しっかりとブームをおさえていけば、お店の魅力も増し、集客増に繋がります。また近年では大手求人サイトの検索ワードランキングで、流行のドリンクや商品が上位にランクインすることも多く、求人対策に成り得るとも言えるのではないでしょうか。010203ブームに合わせたドリンクメニュー構成が必須!ノンアルコール飲料も忘れずに簡単に売上UPに繋がる利益率UPに繋がるトレンドを取り入れやすいブームの変遷ドリンクのココがすごい!九州酒場のドリンク事情

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