FoLoLab vol.6
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「ビール作りは農業そのもの」そう話す鍛島さん。農業の延長線上にビール作りがある、そもそも熊本は「農力」が高いので間違いなく美味しいビールが作れる。「KAEN」という多くの人が集う店舗を発信基地として、熊本にビール文化を根付かせる、ビール文化を根付かせることで、熊本の農産物をより多くの人に味わってもらいたい。鍛島さんのビールと農業に対する想いは揺るぎない。その熱い想いに賛同し、多くの人達が鍛島さんのもとに集まっている。渡辺秀治さんもその中の一人。渡辺さんは熊本県美里町で完全無農薬野菜を作っており、現在、自身の作ったカイエン(唐辛子)を使ったカイエン(チリ)ビールの醸造にも携わっている。鍛島さんとは、同じ美里町でレストランを経営するオーナーを介して紹介されたのが始まり。鍛島さんのビールと農業の繋がりに共感し、渡辺さんが作る無農薬野菜を使ったオリジナルのクラフトビール作りがスタートした。第1弾として、今年の6月に乾燥させたカイエンを使ったチリビールを醸造。7月にオープンしたKAEN2号店「ワールド・ビア・ターミナルKAEN」のオープニングより提供された。現在進めているのは唐辛子の収穫時期に合わせフレッシュのカイエンを使用したチリビール。「乾燥させたものとフレッシュでは辛さ、香りの立ちかたが全く違う」のだという。「(鍛島)悠作くんは自分より年下だが、とにかく行動力のある有言実行の男。この男となら間違いなく最高のビールが作れると確信してビール=農業=格好いい32514101.ビールにコクをもたらす麦芽。2.どんなに良い醸造設備が整っていても、どんなビールにするかは人の頭で考え、目で見て、手で操作して作っている。3.フレッシュカイエンを使ったチリビールは、順調にいけば9月中旬には完成予定。4.唐辛子の収穫時期は7月〜8月。典型的な夏野菜だがフレッシュのままでは需要が無いという。5.クラフトビール作りでは良い醸造設備を導入する事が最低条件。KAENではスロベニア製の最新鋭の機械を導入。渡辺秀治さん美里町で無農薬野菜を作りはじめ4年目。カイエンの他、ハーブ系の野菜など、季節に応じ20〜30種類作り契約している熊本県内のレストランに直接納めている。「その土地だけの野菜」を守るため固定種での野菜作りを行っている。熊本にクラフトビール文化が着々と浸透中
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