FoLoLab vol.6
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3宮崎県小林市にある創作フレンチレストラン「Kokoyakobayashi」。オーナーシェフの地井潤氏は、フランス、オーストリア、スイスの日本大使館で公邸料理人を務め、優秀公邸料理長として外務大臣表彰を受けた人物。歴任中は、大使の食事の調理をはじめ、各国のVIPを招いたパーティなどで、「食」という切り口で長年外交を支えてきた。帰国後、大阪にある、1店舗で1日約300人を超える行列の絶えないレストランなど4店舗の総料理長として次々と看板メニューを開発。そんな彼がなぜこの地に移住しお店をオープンしたのか?その経緯を辿ると、小林の食材の魅力、料理人としての食への想いがあふれ出てきた。de地のもの9割のフルコース。小林にある究極のフレンチレストラン。 実家が大衆食堂だったので物心ついた頃から自然と実家の手伝いをしていて、小学生の頃にはすでに料理の世界に入ることを決めていました。高校卒業後は大阪の辻学園という調理師学校へ。その頃からいつかは独立したいと考えるようになりました。その後、ホテルの厨房で働いた後、調理師学校の紹介で住友銀行の厚生施設に移りました。そこは宿泊施設と宴会施設があり、和洋どちらの料理人も揃っていて、しかも熟練の料理人ばかりでした。私みたいな20代前半の若者が入るのは珍しかったと思います。そこで和洋ほとんどの料理を叩き込んでいただきました。シェフを目指した経緯は?地井 潤(ちい じゅん)1967年、大阪府生まれ。フランスやオーストリア、スイスの日本大使公邸料理人の経験を持ち、優秀公邸料理長として外務大臣表彰を受賞。欧州の星付きレストランでも研鑽を積む。帰国後は辻学園調理・製菓専門学校外来講師や、フレンチ風鉄板料理とワインの店「赤白」を運営する株式会社サンテグループで取締役総料理長を務める。2018年5月、宮崎県小林市で“食と農の魅力創生事業”「Chef Patronage Programme」の一環として『Kokoya de kobayashi』をオープン。シェフの目線から地場産食材を使用した料理の提供のほか、市内生産者への調理側視点でのアドバイス、児童・生徒への食育、当地生産物のブランドアップへの協力などを行っている。日本ソムリエ協会認定のソムリエ資格も有する。‒ Jun Chii ‒今月のオーナーインタビューKokoya de kobayashi- ここやっど小林 -オーナーシェフ地井 潤 氏
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