FoLoLab vol.7
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NIKU pointNIKU point181813出典:フードリンクニュース出典:フードリンクニュース焼肉業態焼肉業態 「ロードサイドのハイエナ」として知られる井戸実氏が代表を務めるエムグラントフードサービス(本社東京)が代名詞となっていた「ステーキハンバーグ&サラダバー けん」とかつて買収した「ステーキと焙煎カレー ふらんす亭」を事業譲渡した。 「けん」の譲渡先は、「平禄寿司」や「焼肉屋さかい」を展開するジー・テイスト。「ふらんす亭」は、創業者である松尾満治氏が新たに設立した株式会社ふらんす亭。譲渡日は、いずれも7月1日で、売却額は非公表。 「けん」はリーズナブルなステーキにサラダバー、カレーなどの付加価値をつけ、さらに居抜き物件を活用することで、最盛期には238店を展開した。しかし、近年は店舗の老朽化とステーキ業態の競合が増えたことで、閉店が増え、現在は40店弱となっている。 「ふらんす亭」は、松尾氏が創業。後にファンドや大手食肉のスターゼンを経て、エムグラントの傘下に入った。今回再び、創業者の手に戻ることとなる。店舗数はステーキ店などを含め、21店。 株式会社ペッパーフードサービス(本社:東京都墨田区、代表取締役社長 CEO:一瀬 邦夫)が、2019年12月期第2Q(2019年1〜6月)実績を発表した。売上高351億22百万円、25.6%増。営業利益4億3百万円、73.0%減と大幅に減益となった。 いきなり!ステーキは、新規82店舗で全店で472店舗。しかし、一部地域において、店舗同士の競合などによる既存店不振の影響により、既存店では客数22.4%減、客単価2.8%減で売上高24.6%と落ち込んでいる。 カニバリを回避するため、銀座6丁目店、新橋日比谷店、虎ノ門店)にて、ステーキと共に5月から牡蠣の販売を開始している。さらに、6月からは銀座インズ店、三軒茶屋店、六本木店、品川シーサイド店の4店舗でも牡蠣を導入し今後も広げていく。牡蠣は、富山湾の海洋深層水を汲み上げ、洗浄・浄化した安全なもの。生牡蠣又は焼き牡蠣単品450円、3個1,290円、6個2,520円(税別)。1718Mグラント、「ステーキ けん」と「ふらんす亭」を事業譲渡。いきなり!ステーキ+オイスター店じわじわ展開。カニバリ回避へ。
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