FoLoLab vol.7
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8 昭和49年の創業以来、熊本を拠点に食肉・食肉加工品の販売を行い、より安心安全で美味しい食肉の販売を追求する三協グループ。「自分たちで育てたあか牛を全国へ届けたい」との想いから、2008年に阿蘇市に自社牧場(甲誠牧場)を設立。現在では年間約150頭のあか牛(甲誠牛)を肥育。今後は親牛500頭、牧場の滞留頭数2000頭を目指すという。あか牛は値段が張るイメージがあることから、肉屋の特徴を活かし、いろんな部位をうまく使うことでリーズナブルなラインナップを実現。そういった企業努力により消費者とあか牛との距離を縮めている。 あか牛とは、和牛の中の「褐毛和種」という品種を指し、無駄な脂肪分が少なく、まろやかな赤身がとても美味しいのが特徴だ。広大な草原やきれいな水、穏やかな気候など、あか牛の飼育に最適な環境が■っている熊本県は、あか牛の生産量日本一を誇り、全国の生産量の約70%を占める。 阿蘇の大自然の中にある自社牧場(甲誠牧場)では、約150頭のオリジナルブランド牛、「あか牛甲誠牛」を肥育。通常のあか牛の肥育期間が約20〜24ヵ月であるのに対美味しくて安全な”あか牛“を提供する妥協を許さない一貫した取り組み。あか牛を全国へ。阿蘇の雄大な自然の中、150頭のあか牛を自社牧場で肥育。生産︑精肉加工︑卸︑販売︙「あか牛ハンバーグ」は日本ギフト大賞2018熊本賞を受賞。あか牛の三協グループ自社牧場産のあか牛をはじめ、精肉の販売、食肉・食品の加工製造、さらには精肉店直営の強みを活かした飲食店事業までを一貫して手掛ける「三協グループ」。あか牛ハンバーグやあか牛丼、あか牛カレー、あか牛のステーキなど、様々なプライベートブランド商品を展開。熊本の自然が生んだこだわりの食材を提供し続けるその実情に迫る。シンプルにストイックに求め続け、食肉の地平を力強く切り拓く。
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