NASSE福岡2022年2月号
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QA親の病気や虐待など様々な事情で家族と暮らすことができなくなった場合、家庭に代わるあたたか5里親について知りたい方、里親登録に興味のある方は、まずはご相談ください。☎092-832-7108(えがお館)全国初!全国初!協定締結もっともっと我が町、福岡のことを知りたい。そんな社会人の方に地域の情報を発信するコーナーです。vol.76全国初!「すべての子どもが夢を描けるまちをめざして」・・・さまざまな環境で育つ子どもの健やかな成長を支援する施策の充実に取り組んでいる福岡市。子どもへの虐待を防ぐ新しい「親子モデル」を構築するため、日本財団と協定を結んだ取組みをご紹介します。取材協力:福岡市こども未来局虐待予防の事業を共働で開発・運用福岡市里親の種類協定の概要●養育里親子どもが親のもとに帰るまで、または満18歳になって自立するまでの期間養育していただきます。養育期間は数週間から10数年まで様々です。主な良い親子関係をつくる心理療法プログラム(PCIT)や親子宿泊を行う支援拠点を整備社会福祉法人「仏心会」(みずほ乳児院)目的:児童虐待を予防する親子支援など、政令市初となる新たな取組みモデルの構築仕組:福岡市が民間団体と共働で開発・運用する新たな民間事業に対し、日本財団が5年間で5億円規模の 助成を行い、市とともに検証することにより、独自の「親子支援モデル」を構築期間:2021年度(令和3年11月11日)〜2025年度(令和7年度)支援による親子分離の予防や里親委託などの家庭養育の推進に取り組みます。家庭養育推進の成果と課題を検証し、全国に同様の取組みを広げていくためのモデルの構築をめざします。けた子どものケアから更に一歩進んだ新たな親子支援メニューを構築します。(※社会的養護児童数全体に占める里親委託児童数の割合)い環境が必要になります。里親は一時的あるいは長期的に子どもを自分の家庭に迎え入れ、愛情をこめて養育する大切な制度です。福岡市でもまだまだ里親が必要です。妊娠相談から産後の子育て・自立の支援まで包括的な母子支援拠点を整備社会福祉法人「福岡県母子福祉協会」(産前・産後母子支援センター こももティエ)里親家庭での親子宿泊による寄り添い型の子育てサポートなどを展開NPO法人「キーアセット」(フォスタリング機関)(※)事業検証には早稲田大学 社会的養育研究所が協力※里親の種類に応じた研修を受講し、登録される必要があります。保護者の休息等のために地域の里親家庭で子どもを一時的に預かる「里親ショートステイ」の実施モデルを構築NPO法人「SOS子どもの村JAPAN」(子ども家庭支援センター)2021年11月11日に行われた締結式の様子左:日本財団 尾形武寿 理事長右:福岡市 高島宗一郎 市長共働して事業支援と検証(※)5年間で5億円規模を助成(社会福祉法人・NPO法人等)事業実施(親子支援、里親支援 等)※主な実施事業(予定含む)政令市初!里親等委託率〔指定都市比較〕(2019年度)親子を支える支援事業の利用者の大幅な増加や、3歳未満の子どもの里親委託率の上昇を目標としています。福岡市が官民共働でチャレンジした複数の支援メニューを検証し、全国的な児童虐待防止対策の充実に貢献します。民間団体里親委託率全国トップレベルの福岡市が民間団体や日本財団とともに独自の親子支援をめざす政令市初「家庭養育推進自治体モデル事業」政令市初!福岡市が取り組む「家庭養育推進自治体モデル事業」とは?QAすべての子どもが権利を尊重され、安全・安心であたたかい家庭で育つことをめざす共働事業で、親子虐待予防のための「親子支援モデル」の内容は?QA里親等委託率(※)が全国トップレベルである福岡市の強みを活かし、乳児院など既存施設の機能転換や里親の役割の拡大を図り、虐待を受福岡市は里親等委託率が全国トップレベル。里親制度とは?●養子縁組里親特別養子縁組を希望する方に、特別養子縁組が必要な子どもを縁組成立まで里親として養育していただきます。●親族里親祖父母など、子どもの扶養義務者である親族が里親となる場合に適用されます。おとなの社会学もっともっと福岡を好きになりたい。
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