熊本県山鹿市の日帰り女子旅!歴史ある「豊前街道」を丸1日で満喫するおすすめコースを大公開!!

福岡トラベル

みなさん熊本県の『山鹿市』ってどんなところか知っていますか?

 

熊本県の北部に位置する市で、福岡市中心部から車で1時間半、熊本市内からは50分ほどの場所です。歴史を感じさせる建物が並ぶ風情ある町並みが魅力で、国の重要文化財である芝居小屋「八千代座」や、「装飾古墳」といった古代ロマン、そして「山鹿灯籠まつり」といった文化的資源などにも触れることができます。

 

そのなかでも特に人気のスポットが、江戸時代から参勤交代道として知られ今なお当時の面影をそのままに情緒たっぷりの町並みが残る『豊前街道』。天保年間から続く麹屋、重厚な門構えの造り酒屋など、古き良き時代を感じられる一方で、今どきのお洒落な古民家カフェやこだわりのグルメなど新しい時代の風を感じる店舗も増えています。古いものと新しいものが融合した、ここにしかない魅力をぜひ散策してみてください。

 

今回は女子旅にスポットをあて、『豊前街道』を1日で楽しめるとっておきのコースをご紹介します。

【9:30】豊前街道駐車場到着

 

車で行かれる方は無料で利用できる「豊前街道駐車場」へ車を停めていけば、歩いて5分程で豊前街道へ到着します。駐車場は7:30から開場で、23:00まで停めることができます。

 

【10:00】まずは朝一番「タオ珈琲」でコーヒータイム

 

生の豆から自家焙煎するこだわり珈琲とサクサクのアップルパイが人気のカフェです。ここの珈琲は本当に美味しいんですよ。アップルパイはりんごがたっぷり入っていて、聞くと一つのアップルパイにりんご1/2は使っているそうです。ぜひセットで楽しんでください。

 

 

「タオ珈琲」

TEL/0968-44-8558

住/山鹿市山鹿1465

https://yamaga-tanbou.jp/spot/1820/

 

【10:30】明治43年に建てられた「八千代座」を観光!

 

ここへ来るとまるでタイムスリップしたような不思議な感覚に…。歴史的な芝居小屋は国の重要文化財に指定されておりまして、内部の天井を見上げれば当時の旦那衆たちの広告の再現や、大きな真鍮製のシャンデリアなど、昔ながらのノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。

 

 

「八千代座の催しものは何を見たらいいの?」という方は、まずは“八千代座物語~山鹿灯籠踊り定期公演~”を鑑賞してみてください。明治のロマンが詰まった八千代座の見学と、伝統的な山鹿灯籠踊り鑑賞をセットにしたスペシャルプログラムです。山鹿と八千代座の魅力を一度に体感できる内容になっています。

 

 

「八千代座」

住/山鹿市山鹿1499番地

TEL/0968-44-4004

https://yamaga.site/?page_id=2

八千代座物語~山鹿灯籠踊り定期公演~https://www.y-kankoukyoukai.com/sp_page01.php

 

【12:00】和でいくか洋でいくか?美味しい山鹿ランチを堪能!

候補① 本格ピザが味わえる「ツルバラ」

 

 

こちらは八千代座の並びにある大人気の釜飯専門店です。注文してから炊き上がりに20分程かかるので、八千代座見学前に注文して、見終わったらランチという使い方もできます。熊本の名産である馬肉をたっぷり使った「馬生姜釜飯」や、これぞ釜飯といった素朴な味付けが魅力の「五目釜飯」など、たくさんの種類から好みの釜飯をチョイスできます。

 

「釜飯屋 證明」

住/山鹿市山鹿1524-7

TEL/0968-43-2925

https://yamaga-tanbou.jp/spot/8682/

【13:30】石門→金剛乗寺→灯籠民芸館→灯籠制作体験

 

「金剛乗寺」の参道には、一風変わった「石門」があります。めがね橋築造技術を生かした国内でも数少ない石門で、 文化元年(1804年)に造られたものです。 円形の通路と屋根部分の造りが中国風になっています。円形の形が「縁」に通ずるとして、最近では縁結びのパワースポットとしても人気らしいですよ。

 

 

「金剛乗寺」は、天長年間(824~834)に空海によって開かれた、山鹿で最も古い寺だそうです。一時は途絶えてしまったものの、後鳥羽天皇の勅願で再建され、宝徳年間(1449~1452)に宥明法印住職によって復興されました。

 

 

次は「山鹿灯籠民芸館」へ。木や金具を使わず、和紙と少量ののりだけで作られる伝統工芸品「山鹿灯籠」が展示され、灯籠師たちの実際の制作実演を見ることもできます。また他にも山鹿の様々な工芸品も展示・販売されています。充実した山鹿工芸の唯一の展示場としても人気のスポットです(建物は大正期の銀行だったもので、平成14年国有形文化財に登録)

 

 

山鹿灯籠民芸館

住/山鹿市山鹿1606-2

TEL/0968-43-1152

https://yamaga-tanbou.jp/spot/1190/

 

 

ここでは自分だけのマイランプを作ることができます。山鹿灯籠「金灯籠」の先端部のパーツであり、形・技術ともに金灯籠のシンボルとされる「擬宝珠(ぎぼうしゅ)ランプ」。蓮の花のつぼみを象徴としており、すっきりとした曲線を出すために、和紙の切断面同士を慎重に接着しています。

 

 

【14:45】温泉プラザ内のふるさと市場でお買い物

 

温泉プラザ山鹿内にある直売所で、地元山鹿や熊本県の特産品、お土産品、惣菜などがずらりと揃います。“山鹿灯籠もなか”などのお土産もありますよ。山鹿の農産物や地元の手作りの食文化に出会えます。

 

 

「湯の街交流館 ふるさと市場」

住/山鹿市山鹿1番地 温泉プラザ山鹿1F

TEL/0968-44-0577

https://yamaga-tanbou.jp/spot/8636/

 

【15:00】果物屋さんが進化した「CAFE BANANA」でちょっと休憩

 

2022年4月にOPENしたカフェで、もとは「かきやま果物」さんという創業60年以上の果物屋さんなんです。人気はコーヒーとバナナが融合した“エスプレッソバナナ”。バナナスムージーとエスプレッソコーヒーというありそうでなかった組み合わせは、バナナの甘みとエスプレッソのほろ苦さが絶妙です。

 

 

CAFE BANANA

住/山鹿市山鹿1849

TEL/0968-43-2722

https://yamaga-tanbou.jp/spot/16449/

 

【16:00】一枚一枚手焼きする米せんべい焼き体験!

 

サクサクの食感と深みとコクのある後味が楽しめる手作りの米せんべい屋さんで、実際に自分で米せんべいを作ることができます。えび、塩、のり、など5種類の味を選べ、250度で約2秒圧力をかけながら焼き上げます。お土産に自分で作ったせんべいというのもいいですよ♪

 

 

せんべい工房

住/山鹿市山鹿1799

TEL:0968-43-3158

https://yamaga-tanbou.jp/spot/4371/

 

【18:00】お楽しみの夕食!お酒も楽しめるオシャレな2軒をピックアップ!

候補① SNSで話題の「一二三(ひふみ)食堂」

 

中華・イタリアン・フレンチ・和食と、経験豊富な料理人のオーナーシェフならではの自由な料理が魅力の一軒です。地元の旬野菜や鮮魚をふんだんに使いビストロスタイルで提供してくれます。なかでもローストビーフが大人気。店内は2階建てになっていて、1階にはカウンター席、階段をのぼって2階にはテーブル席があります。お子さま用のイスや食器等もあるのでお子様連れにも安心です。

 

一二三食堂

住/山鹿市山鹿1793-5

TEL/0968-41-8733

https://yamaga-tanbou.jp/spot/8312/

 

候補② 熊本ワインと楽しむ炉端料理「コワン」

 

居酒屋っぽい名前とは裏腹にとってもスタイリッシュな空間が素敵な一軒。菊鹿シリーズをはじめとした熊本ワインファームのワインと、東北から取り寄せた高級な木炭でじっくり焼き上げる炭火焼を楽しめます。山鹿の温泉水(飲泉)を用いた、珍しい温泉おでんにも注目です。

 

ロバタ コワン

住/山鹿市山鹿1681

TEL/0968-41-8547

https://yamaga-tanbou.jp/spot/8953/

 

【20:00】江戸時代から受け継がれた名湯「さくら湯」でゆっくり癒やされる

 

「さくら湯」は、今から約380年前に肥後細川藩初代藩主細川忠利公が山鹿の温泉を気に入り、藩の御茶屋を新築したのが始まりです。明治5年(1872)に公衆浴場となり、昭和48年(1973)に一度は解体されますが、平成24年(2012)に江戸期の建築様式を取り入れた九州最大級の木造温泉として甦りました。ph値が高いアルカリ性単純温泉で、肌触りがやわらかなぬるめのお湯が特徴です。

 

 

山鹿温泉 さくら湯

住/山鹿市山鹿1-1

TEL/0968-43-3326

https://yamaga-tanbou.jp/spot/1186/

 

【21:00】豊前街道の1日散策終了!

ということで女性におすすめの「豊前街道」満喫コースでした!ご紹介したスポットはすべて歩いて移動でき、上記の施設以外にも魅力的なスポットがたくさんあるので、ぜひ歩きながらキョロキョロと探索して寄り道してみてください♪

 

山鹿市の事をもっともっと詳しく知りたい!という方は、山鹿市公式の観光ガイドサイト『山鹿探訪ナビ』をチェックしてみてください!

■山鹿探訪ナビ
https://yamaga-tanbou.jp/

 

 

 

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