危険な「特定外来生物」の対処方法危険な「特定外来生物」の対処方法

危険な「特定外来生物」の対処方法のイラスト

 「特定外来生物」は、海外から持ち込まれた生物で、もともとは日本に生息していませんでした。近年、生物によっては市内どこにでもいます。毒を持っているものもあり、特に注意が必要です。

セアカゴケグモ(原産地:オーストラリア)

 特定外来生物の中で、年々その生息域を広げており、今や市内どこにでもいるような状況です。
背中とお腹に目立つ赤色模様があるのが特徴で、毒をもっていますが、性格はおとなしく、自ら攻撃してくることはありません。

セアカゴケグモのイラスト

セアカゴケグモのイラスト

Q. 駆除の仕方は?

A.素手で触らないように軍手などを着用し、市販の家庭用スプレー式殺虫剤(ピレスロイド系) を吹きかけ駆除します。殺虫剤が無い場合は、靴で踏みつぶしても構いません。

Q. 咬まれたときは?

A.咬まれた場所をすぐに水や温水で洗い流し、できる限り早く医療機関で医師の診察を受けましょう。

セアカゴケグモのイラスト

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ヒアリ
(原産地:南米中部)
アカカミアリ
(原産地:アメリカ合衆国南部から中米)

ヒアリ(原産地:南米中部) アカカミアリ(原産地:アメリカ合衆国南部から中米)

 コンテナ等輸送物資の中に紛れて、日本国内に入ってきました。比較的強い毒を持つアリですが、現時点で住宅地で見つかる可能性は低いと思われます。もし、ヒアリ・アカカミアリらしき生物を発見した場合は、環境省「ヒアリ相談ダイヤル」0570-046-110に連絡しましょう。

アリのイラスト

Q.見つけたときは?

A.刺されないように手袋を着用し、市販の家庭用スプレー式殺虫剤を吹きかけ駆除します。アリが多数いる場合は、無理に自分で駆除しようとせず、ヒアリ相談ダイヤルに連絡してください。

Q. 刺されたときは?

A.刺された場所を20~30分程度冷たいタオルや保冷剤などで冷やし、できる限り早く医療機関で医師の診察を受けましょう。

手当の様子

暮らし王子からのこれも知っとこ

タヌキに似ているアライグマも「特定外来生物です」

  •  カワイイ見た目ですが、性格は意外と狂暴です。アライグマ回虫をはじめ人にとっては病気となるものを持っている可能性があるので、見かけてもむやみに近づいたり、触ったりしないでください。
  • 作り置きをするときに気をつけてほしい注意点のイラスト
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  • 福岡市保健福祉局 生活衛生部 生活衛生課
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