不器用さんでも大丈夫♪キレイに塗れるセルフジェルネイルのご紹介

北九州ビューティ

セルフジェルネイルって…?

皆さん、ネイルに興味はありますか?
毎月サロンでしてもらう方も多くいるジェルネイル
ネイルは興味があってしたいけど、そもそも職場で禁止されている、毎月通うのはコストが大変、子どもを預ける環境がない、などそんなお悩みはないですか?
実は私、今挙げたこと全て当てはまります。ネイルができない悩み、すごくわかります。

SNSなどで、可愛いネイルをしている人を見ると、自分もしてみたい!と思うことはないですか?
簡単にオフができるポリッシュ(マニキュア)で挑戦するも、乾く前によれてしまうという悲しい経験をした方、きっと多くいるかと思います。ジェルネイルは数十秒~1分程で専用のライトで硬化するので、格段に待ち時間が少ないのが魅力です。硬化した後はよれる心配がなく、そして、見た目もポリッシュではなかなか出せないようなツヤツヤとぷっくりとした仕上がりに。

しかし、ジェルネイルのイメージはセルフでするのは難しそう、道具は何を揃えたらいいのかわからない、初期費用がかかりそう、爪トラブルが怖い、オフするのが大変そう…など、初心者には難しそうなイメージはないですか?私もずっとセルフジェルネイルに興味はあったのですが、勇気が出ず、今まで挑戦していませんでした。

100円ショップ“セリア”で揃うのです!

ジェルネイルの道具を100円ショップセリアで発見し、これは試すしかない!と思い、いざ挑戦することに。

なぜ、急に挑戦する気持ちになったかと言うと、まず100円+税で試せるという手軽さ、そしてこの商品“ピールオフベースジェル”。(商品名はピールオフベースコートの表記ですが、ジェルネイル用とわかりやすくするために、ここではピールオフベースジェルと記載します。)

ピールオフベースジェルとは、ネイルリムーバーなしでネイルをオフできる“剥がせる”ベースジェルのことです。
剥がせるタイプのポリッシュは見たことも使ったこともあるのですが、まさかジェルネイルにまで剥がせるタイプのものが存在するとは本当に驚きました。剥がせるタイプなら、オフする際も手軽だと思い挑戦することに。
そして、これらの商品はポリッシュのようにハケタイプなので、別で筆を買い足す必要がなく、筆選びで悩む心配もなく、コストも抑えられます。ポリッシュ同様に、ベースジェル、カラージェル、トップジェルを揃えましょう。クリア(透明)ジェルネイルにしたい場合は、カラージェルは必要ありません。
そして、硬化する際に必要なライトを準備したら、必要なものは以上です。なんとセリアにはライトまで100円で売っているので本当に驚きです。クリアジェルネイルの場合ですと、300円で完成しちゃいます。

ベースジェル、トップジェルとは?

さらっと、ベースジェル、トップジェルを揃えましょうと書きましたが、なぜ必要なのか、どういった役割があるのかをご紹介しますね。

★ベースジェル

ベースジェルは、ジェルネイルをする時、カラージェルの下地として爪に塗るジェルのこと。
ベースジェルはジェルネイルを密着させて、仕上がりや持ちをよくする役割があります。また、カラージェルの塗料が爪に色素沈着してしまうのを防ぐ役割も果たしています。ベースジェルを塗らずにカラージェルを直接塗ると、爪が変色してしまう恐れがあるので、必ず塗りましょう。

★トップジェル

トップジェルは、カラージェルを塗った後の仕上げに塗るジェルのこと。
最後の仕上げにトップジェルを塗ることで、ネイルデザインがコーティングされ剥がれにくくなります。
ホログラムやストーンなどのアートもトップジェルでしっかり埋め込むことで引っかかりにくくなり、アートが長持ちします。また、ジェルの強度が上がり、見た目もツヤツヤで綺麗な仕上がりになるので、必ず塗りましょう。

ノンワイプトップジェルとは?

今回、私が仕上げに使ったトップジェルが“ノンワイプ”トップジェルです。(商品名はノンワイプトップコートの表記ですが、ジェルネイル用とわかりやすくするために、ここではノンワイプトップジェルと記載します。)
ジェルネイルは専用のライトに当てることで化学反応を起こして硬化させる仕組みになっていますが、ジェルネイルの多くはジェルの一部が完全に硬化せずに残ってしまいます。これを未硬化ジェルと言います。トップジェルを塗って硬化した後、この未硬化ジェルを綺麗に拭き取らないと爪にベタつきが残っているので、ツヤツヤとした輝きが出ず、また、ベタつき部分がよれたり、汚れがついたりして汚くなってしまう原因に。
この未硬化ジェルを専用の溶剤を使って拭き取る作業を“ワイプ”と言います。

ノンワイプトップジェルは、その名の通り、ワイプが不要なタイプのトップジェル。
未硬化ジェルが出ずに完全に硬化するので、最後の拭き取りをしなくても専用のライトに当てて硬化するだけでジェルネイルが完成します。
拭き取る手間を省ける他、溶剤やコットンの準備が不要、ワイプの失敗を防げるなどが挙げられます。
私は、初心者のため手軽なノンワイプトップジェルを選びました。結果、とても楽なのでおすすめです。

セルフジェルネイルに挑戦♪

今回は、この道具を使ってセルフジェルネイルをしていきます。

左から順に、専用ライト、グリッター(パウダー)、ピールオフベースジェル、カラージェル、ノンワイプトップジェル、ファイル(やすり)、ウッドスティック。

仕上がりを良くするために、ファイルで爪の長さや形を整えます。このファイルも、100円ショップセリアで購入しました。ジェルネイルをする前の下処理として、甘皮処理やサンディング(ジェルネイルを密着させるために、ファイルを使って爪表面に小さな傷をつける作業)などがありますが、今回は省略します。

①初めにピールオフベースジェルを塗り⇒硬化
②カラージェルを塗り⇒硬化
③ラインストーンをピールオフベースジェルで付着させ⇒硬化
④グリッター(パウダー)をピールオフベースジェルと混ぜ、オリジナルグリッタージェルを作り、ウッドスティックで指先に塗り⇒硬化
⑤最後にノンワイプトップジェルを塗り⇒硬化
この順序で進めていき、約1時間で完成。
セルフジェルネイルの感想としては、私はポリッシュよりも簡単に仕上げることができました。
乾くまでによれた、乾いたか触って確認して指紋がついてしまった、結果やり直し…などがないため、ストレスなく楽しく施術できました。そして、なんと言ってもセルフだとかなりコストが抑えられる。自他ともに認める不器用の私でも、最後まで仕上げることができました。もちろん、よく見ると粗ばかりなのですが…自分としては初めてにしては、まあまあ満足な仕上がりです。
今回かかった費用は、ネイルファイルまで入れて400円
※ライト、ストーン、グリッター、ウッドスティックは家にあったため費用には入れていません。約2年間押し入れの中で眠っていたネイル道具たちがここに来てやっと日の目を見ました♪

どのくらい持つのか?

特別気をつけることなく普段通りに過ごしていると、施術の翌日、1本ペリッと剥がれる結果に。
綺麗に剥がれたので、休みの日のみジェルネイルを楽しみたい方には、剥がれやすい分、オフが楽になるなと思います。更に翌日、もう1本剥がれました。ジェルネイルは水に弱い性質を持っているため、水仕事やお風呂の時に剥がれやすい傾向にありました。

本当にはがしてオフできるのか?

最終的に施術して5日が経つ頃には、両手の親指、薬指以外は自然に剥がれました。

薬指は、ラインストーンをつける土台としてピールオフベースジェルを塗ったので、他の指と比べ一層厚いせいかなと推測しています。指先に隙間があったので、ウッドスティックで隙間を広げて剝がしてみることに。しかし、指によってはけっこうしっかりくっついていたので、アセトン入りのネイルリムーバーを浸したコットンを爪に置き、上からアルミホイルで蒸発しないように巻いて、しばらく放置しました。

すると、しっかりくっついていたジェルもふやけた状態になるので、浮いた部分をウッドスティックで取り除きます。ベースジェルがピールオフベースだったので、途中でペリッと剥がれました。無理に剝がしてしまうと爪が傷ついてしまうため、しっかりくっついていて剥がしづらい場合は、必ずネイルリムーバーを使ってオフしましょう。ネイルリムーバーを使用せずに剥がせた爪もありましたので、ピールオフベースジェルの効果を実感しました。

ネイルリムーバーはアセトン入りのものを使います。
私はネイルリムーバーも100円ショップセリアで購入しました。
オフした後は、爪の乾燥を防ぐためにも、ネイルオイルなどを使用して保湿をしましょう。私は前回の記事で紹介したロクシタンのシアバターを使って保湿をしました。

セルフジェルネイルの魅力

あなたもセルフジェルネイルに挑戦してみませんか?
今では、低価格で道具や材料を揃えやすく、セルフで挑戦しやすくなってきました。
もちろんネイルサロンでプロにしてもらうと、持ちが良く、仕上がりが良いなどの魅力があります。毎月通いに行く時間が取れない、コストを抑えたい、自分で好きなデザインに挑戦してみたい、短期間しかできない…という方にはピッタリかもしれません。毎月のコストを抑えながら自宅でオリジナルのネイルを作れることがセルフジェルネイルの魅力と言えるでしょう。

しかし、事前に自分自身でジェルネイルのやり方などを調べ施術することをおすすめします。間違った方法でしてしまうと、爪トラブルに繋がる恐れがあります。安全に楽しくジェルネイルを楽しみましょう。

この記事を書いた人