【合志市ランチ】鮮度抜群の魚が集合!サッパリなのに味が沁みた『りゅうきゅう丼』
暑くなると食欲が落ちますが、あっさりしつつもガッツリ食べたい!そんな時ってありませんか?
今回は合志・菊陽エリアで新鮮なお魚を味わえるお店に伺いました。
一風変わったシステムで営業されているお店でもあり、釣り人界隈では有名なお店です。
飛田バイパス国道387号線を登ったところにある「海鮮食堂 七屋」
カントリーパークの方向に真っすぐ向かうとお菓子の香梅やドン・キホーテが立ち並ぶ区間があり、そのほど近くに『海鮮食堂 七屋』がございます。今年でオープンして3年目です。
いざ、開扉
可愛らしい竹魚のペンダントライトがお出迎え。
店内
店内はテーブル席が3つあり、4人掛け×2、2人掛けが1つです。
こちらは前田さん(店主)の母校の生徒さんが育てている卵の工程表、前田さんの元に届けてくれています。
前田さんとお話をしている際に驚いたことがありました。
ここだけの話、海外で飲食店の経営学や射撃のインストラクターの国家資格を勉強されていたそうで、包丁か鉄砲を握っていたというファンキーかつ明朗な方です。
提供されるメニューは一品のみですが、魚の種類は毎日異なるのが七屋の魅力です。
お店のインスタグラムに当日提供される魚を投稿されており、珍しい魚がある日には即完売してしまう日もあるそう。
七屋の珍しい営業システム
七屋では釣り人から魚を買い取り、その魚を津本式血抜きと呼ばれる究極の方法で鮮度を維持し、メニューに使用しています。
この日は大きな真鯛が前田さんの元に届きました。
常時50人の常連さんと一見さんを含めると月に200人ほどの釣り人が朝一に取れた魚を持ってこられるそうです。
因みに《マグロ》や《クエ》などの専門職(マグロ漁師など)がある魚が届くと捌くのも技術が必要なので難しくもあり楽しくもなるそうで、お聞きした時も目が輝いていました。
血抜きした魚はマイナス60℃の冷凍庫に保存するので凍結スピードが早く品質の劣化を防ぐことができるそうです。
来る!りゅうきゅう丼!
りゅうきゅう丼とは刺身を数日間甘辛い漬け汁に漬け置きする大分の郷土料理です。
七屋では3~5日間熟成された魚を使用、本日いただくのはマダイ・イサキ・ヨコスジフエダイ・キジハタの4種類
漬け汁に浸され色着いた魚たちは白御飯とのコントラストで「艶々しい。」とまで思わせてくれます。
そして冒頭で触れた母校の卵を使用、光沢がある生卵は鎮座しているというほかありません。
お刺身の海鮮丼とは異なりダイスカット気味なので歯応えをしっかりと感じれました。
表面からは見えませんでしたが、魚と白御飯の間に刻み海苔が挟まれており風味が鼻の奥をくすぐります。
お魚買取受け付けてます
冒頭でもお伝えした通り、七屋では捌き代行や魚の買取を実施しています。
魚の持ち込みに関しては下記サイトからご確認をお願いいたします。
https://tsurikitchen.com/detail/1
店舗情報
海鮮食堂七屋は本店が合志、2号店が昨年阿蘇の西原村にOPENしており近頃は海外の方もお越しになるそうです。
ほぼ毎日更新されているインスタグラムでりゅうきゅう丼のネタのお知らせがあるのでチェックしてみてください。
海鮮食堂七屋 本店
住所:熊本県合志市須屋1932−1
電話:080-6402-0078
営業時間:10:30~15:00
定休日:火曜
P:あり(店舗右隣の砂利スペース)
公式インスタグラム:
@kaisennsyokudou_hiciya