新たな自分の可能性へのチャレンジを応援してくれる「キャリア研究所」
「キャリア」なんて、自分には関係ないと思っている方も多いと思いますが、すべての人にとって何かしら「キャリア」は関わりがあるそうです。
自分自身の持っている力を信じ、それを発揮する方法を身につける。 そして今いる人材を人“財”に輝かせる職場づくりを応援してくれる、そんな株式会社キャリア研究所の園田代表にお話しをお聞きしました。
株式会社キャリア研究所代表 園田博美さん
●国家資格キャリアコンサルタント
●米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
●(株)ワーク・ライフバランス社認定上級コンサルタント
●国家検定2級キャリアコンサルティング技能士
●ダイバーシティファシリテーター
●アンコンシャスバイアストレーナー
卒業後、英会話学校でのスクール運営経験後、人事担当として採用・人材育成研修に携わる。その後、起業するもキャリアチェンジし派遣会社に再就職。人材コーディネーターとしてスタッフ登録、企業とのマッチングに努め、取締役に就任。
現在はキャリアコンサルタント業を設立し、若年層~中高年の求職活動支援、ワーク・ライフバランス(働き方改革)支援、企業の人財育成研修の講師、大学非常勤講師としても活動する。
「キャリアサポート」について教えてください
はじめは企業で働いている女性の自律したキャリ形成のサポートをするために、企業内のキャリア開発研修や従業員の個別キャリアコンサルティングに携わるようになりました。従業員に個別にコンサルティングを行っていると、「社会に出る前の段階で自分のキャリアについて考えておけばもっと違う選択肢が見えてくるのではないか」と考えるようになり、大学生キャリア支援に携わるようになりました。大学生にかかわっていると「大学生になる前の学生たちへの支援が必要だ」と感じ、高校生・中学生へとだんだんと低年齢化しました。そのなかで、「学生たちだけではなく、親御さんにもキャリア形成に関して理解してもらう必要がある」と感じ、保護者の方を対象とした支援も行っています。
このように、誰でも自分のキャリアについて考えることが求められています。
キャリアコンサルタントとは?
●自分が今いる組織の中で、これからどんな風に活躍していくのか?
●会社に不満がありモヤモヤしながら、どうモチベーションを高めていくのか?
●すぐにでも転職したい!
と思っている方のキャリア形成のサポートをしてるのがキャリアコンサルタントです。
株式会社キャリア研究所では、女性の自立したキャリア形成のサポートや、企業内での管理職向けのサポート、学生向け・保護者向けのサポートなど多岐に渡っています。
これから「キャリア」を形成するのは大変ですよね?
「キャリア」と聞くと、“エリート”というようなイメージで、自分とは無関係なように感じますが、それだけではありません。
大きく分けると「外的キャリア」と「内的キャリア」の二つに分けられます。
【外的キャリア】
「どこの学校を出て」「どこの会社に勤めたことがあり」「どんな資格を持っているか」など、いわゆる履歴書に書くようなもの
【内的キャリア】
「興味・関心」・「能力や才能」・働く上で、生きていく上で大切にしたいと思う「価値観」の3つの要素からなるもの
客観的に側面から見るものが外的キャリアとするならば、自分自身の主観を通して見えてくるものが内的キャリアです。この内的キャリアが満たされているかどうかが大切なのです。
株式会社キャリア研究所について
キャリア研究所では様々な方へのサポートを行っています。どのような方へ向けたサポートをされているのか伺いました。
■「企業向けサービス」とはどのようなサービスですか?
従業員一人ひとりが自律的にキャリア開発を行うこと、またその従業員の働き続けやすい環境を整えるための組織改革が必要です。
人材価値を高め、企業価値を向上させるためのコンサルティングを実施します。
■「個人向けサービス」について教えてください
■「学校向けサービス」とはどのようなサービスですか?
単なる進路選択、就職先や進学先の決定ではなく、自らが「自分らしさ」を理解し、主体的に自分のキャリアを身につけるための支援をしています。
また、生徒・学生の保護者・教職員向けに学生支援力の向上をサポート。対象者、時期、テーマに応じた、効果的なプログラム、セミナー、ガイダンスを提供します。
■「ワークライフバランス」について教えてください
私は、九州で初めて株式会社ワーク・ライフバランス認定上級コンサルタントに認定されました。
現在、次世代育成支援対策推進法・女性活躍推進法によりワーク・ライフバランスの取り組みが企業の間で急速に進みだしています。
ワーク・ライフバランスの目的は、「仕事とプライベートを50対50のようにバランスを取る」または「残業を減らしてプライベートの時間を増やす」というようなことではなく、『仕事とプライベートをうまく調和させ、双方に相乗効果を及ぼし合う好循環を生み出すこと』です。
しかしそれを実現するには、個人だけでどうにかなることではなく、ワーク・ライフバランスの視点から組織を改善していくことが重要です。
■厚生労働省による「セルフ・キャリアドック制度」とは何ですか?
ライフステージに合わせて、男女ともにキャリアに対する考え方が変わってきています。男性が家庭参画したり、育児休業を取得することを、本人や家族が望むだけではなく、組織としても推奨する時代となっています。
自分のキャリアを自分で創っていくことでモチベーションや労働意識が変わっていきますので、この制度では、従業員が自ら主体的にキャリアを考えるような時間を持てるよう、組織としてそのような機会や場を作ることを推奨しています。
今回の取材を通して
私自身、「偉くなりたい!」とか「起業したい!」など考えたこともなく、キャリアなんてものは自分には無関係だと思っていました。でも、「これからどうなりたいのか?」「何にやりがいを感じて仕事をしていくのか?」という内的キャリアは、これからの自分にとってもとても重要だとわかりました。
会社単位でなく、個人の相談も受け付けてくれるオンライン相談は、こちらから>>
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