福岡のローコスト住宅メーカーおすすめランキング2024年版!安い選び方は?

ローコスト住宅とは、1,000万円以下や1,000万円台、坪単価55万円程度で建てられる住宅です。

多くの人が支払う建築費用は平均3,555万円と、国土交通省が発表していることを見れば、ローコスト住宅がいかにお得かが分かるでしょう。

しかし、福岡でローコスト住宅を探そうとしても

「どれがおすすめなのか自分では決められない…」

「費用が安いと理想の住まいが建てられないんじゃないの?」

と、不安になる方もいるのではないでしょうか。

福岡には、少なくとも30社以上のローコスト住宅メーカーが存在します。

ローコスト住宅会社が多いため、選び方のポイントを知らなければ、依頼したことを後悔しかねません。

長く住む家だからこそ、慎重に依頼や施工を進めていく必要があります。

そこで本記事では、弊メディアが厳選した福岡にあるローコスト住宅おすすめ5選を、選び方も交え解説していきます。

ローコスト住宅のメリットやデメリット、寿命なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

【料金比較あり】福岡のローコスト住宅一覧を紹介!どのメーカーが一番安い?

福岡のローコスト住宅会社を、一覧表にして紹介します。

どのメーカーが一番安いのか、判断できるように紹介していくので参考にしてください。

ローコスト住宅会社価格費用(税込)
タマホーム1,500〜1,999万円(3LDK/31.9坪)
昭和建設1,582万円〜(3LDK/29.64坪)
WOODBOX990万円〜(2LDK/22.04坪)
ニコニコ住宅500万円〜(2LDK/12.02坪)
福岡サローネ1,440万円〜(3LDK)
デザインコスパ住宅768万円〜(3LDK)
はなまるハウス784万3,000円〜(19坪)
セイカホーム976万円〜(20.99坪)
六花935万円〜(2LDK/21.28坪)
快適ハウス1,500万円〜(※要相談)
ラクダホーム768万円〜(2LDK/15.46坪)
デザインハウス北九州994万円〜(2LDK/16.40坪)

住まいづくりに使う、設備や建材によって依頼費用は変動します。

上記の建築費用については、目安と考えて参考にしましょう。

福岡のローコスト住宅メーカーおすすめ5選!30社比較してわかった本当のランキング

上記で紹介した一覧の中でも、特におすすめな、福岡のローコスト住宅メーカーを5社紹介します。

以下の基準で、紹介する5社を厳選しました。

  • アフターサービス、保証が充実しているか:メンテナンス費用を削減できる
  • 大工や建築会社の質が高いか:会社の質が悪いと数年後に欠陥住宅と分かる場合も
  • 営業担当者の質が高いか:理想の住宅を実現するためのヒアリング力は全て担当者次第

それぞれ、口コミや弊メディア独自調査により、良し悪しを判断しています。

タマホームはデザイン性がある住まいを建設可能なローコスト住宅メーカー

出典:タマホーム

タマホームは、”坪単価25.8万円”と低価格ながら、高品質な住まいを提供しているハウスメーカーです。

長期優良住宅に対応した住まいを、実現してくれるのも特徴のひとつ。

国土交通省によれば、長期優良住宅とは、大きな欠陥なく長く住み続けられる家に認定された住まいです。

壁が壊れるなど、住宅に不具合が出ると修理費等が発生し、都度出費がかさみます。

長く住む家だからこそ、長期優良住宅に認定されていることは、依頼をする際にも安心でしょう。

ローコスト住宅メーカーのタマホームを利用するメリットやデメリット

タマホームのメリットは、次のとおりです。

  • 価格が安い
  • 長期優良住宅に対応している
  • デザインの自由度が高い
  • 最長60年と保証期間が長い

価格の安さと、長期優良住宅に対応していることは、タマホームの大きなメリットといえます。

加えて注目するべきなのは、ローコスト住宅でありながらデザインの自由度が高いこと。

冒頭で解説しましたが、ローコスト住宅の場合、住まいのデザインは用意されているいくつかのパターンの中から選びます。

パターンが決まっているため、完全オリジナルやデザイン性に富んだ家づくりは難しい場合があります。

しかし、タマホームには、間取りや外観、内装、水回りまで様々なパターンが準備されています。

ローコスト住宅でありながら、自分の理想の住まいを実現可能です。

低価格でデザイン性のある住まいを建てたい方は、タマホームがおすすめ。

ただし、タマホームには多くのメリットがある一方、次のことがデメリットといえます。

  • 他のメーカーより初期保証が20年ほど短い
  • 設備や建材などのグレードを追加すると費用が高くなる

前提として、品確法によって住宅メーカーは、最低10年間は住まいの不具合を保証する義務を負わされています。

最低10年間保証する義務があるものの、積水ハウスなど大手のメーカーは保証期間を30年に設定していることがほとんどです。

しかし、タマホームは他社と比べて、20年間ほど保証期間が短い傾向。

タマホームの強みは、ローコストでありながらデザイン性の高い住まいを作れることですが、保証期間が短いのが気になる方は、他のメーカーを検討するとよいでしょう。

保証期間は短いですが、タマホームは無償点検を実施しており、5年ごとに点検を受ければ最大60年保証してもらえます。

タマホームで建てる場合は、住まいを長持ちさせるためにも、無償点検を利用しメンテナンスをしてください。

タマホームはこんな人におすすめ

タマホームがおすすめの人は、以下のとおりです。

  • とにかく家づくりのコストを抑えたい人
  • そこまで住宅のデザインにこだわりがない人

タマホームは、ローコストでありながらデザインに富んだ住まいを作れますが、完全オーダーメイドのような住まいは実現できないので注意が必要です。

間取り別の料金一覧

タマホームで家を建てる際の参考価格は、下記のとおりです。

3LDK(31.9坪):1,500~1,999万円(税込)

3LDK(33.5坪):1,700~1,799万円(税込)

昭和建設はお客様のニーズを大切にしているローコスト住宅メーカー

出典:昭和建設

昭和建設は、1980年から九州地方を中心に経営されているハウスメーカーです。

より良い住まいを、低価格で提供することに強みがあり、次のような口コミをされているほど。

価格が安くて性能面はしっかりしているので長期優良住宅が標準仕様で取れ、太陽光パネルを載せればZEHの基準も満たします
標準仕様でこどもみらい住宅補助金も80万受け取れます
長く住める家をコンセプトにしているので外壁や屋根はメンテナンス費用のかかりにくいものが標準仕様になってます
設備がローコストの中では充実していて、水周りはメーカーも4社くらいから選べます
玄関ドアはリモコンキーがオプションの所が多いと思いますが標準になっています
ショールーム行った時にメーカーの担当者が昭和建設の標準装備は充実してると口にするくらいです。

引用元:https://www.e-kodate.com/bbs/thread/339435/

これまで、1万1500棟の住まいづくりに関わっているなど、実績も豊富なため安心して依頼できます。

ローコスト住宅メーカーの昭和建設を利用するメリットとデメリット

昭和建設のメリットは、以下のとおりです。

  • 低価格ながら高品質な住まいを実現できる
  • 新築戸建ての依頼件数は福岡県でトップクラス
  • 建築仕様をすぐに確認できる展示場がある
  • イベントなどを開催しお客様との関係を大事にしている

昭和建設は、低価格で高品質な住まいを建設できることも大きな強みですが、お客様との関係を大事にしていることも大きな魅力です。

住まいづくりは、担当者のヒアリング力が高いと、満足できる家が完成します。

季節ごとのイベントや、完成見学会など開催しているので、お客様のニーズを把握し、家づくりに反映させているので信頼できる会社でしょう。

ただし、良い面だけでなく昭和建設には次の様なデメリットも存在します。

  • 提案力が未熟な担当者が一部いる
  • 住まいの構造を3Dでなく、仕様書だけで見せられる可能性がある

昭和建設は、実績の多さから担当者のレベルの高さをメリットとしてあげました。

しかし、中には提案力が未熟なスタッフも存在します。

提案力が未熟な場合、お客様自身では気づけない住まいのデメリットが、残ってしまう可能性も。

間接照明だけでは部屋が暗くなってしまう

玄関が北向きで日差しが入りにくい

コンセントが足りず掃除がしにくい

ただし、住まいづくりにおける提案力は担当者によって変わります。

もし、自分の担当者の提案力や応対力に違和感を感じたら、自分から積極的に質問してください。

なお、昭和建設では建築後の家の完成系を3Dではなく、仕様書つまり、紙一枚で見せてくれます。

住まいの完成系が3Dでないと、間取りや設備などの細かい仕様が確認できません。

そのため、間取り等の最終的な図面のチェックは慎重に行いましょう。

昭和建設はこんな人におすすめ

昭和建設がおすすめな人は、以下のとおりです。

  • 高品質な住まいを低価格で建てたい人
  • 担当者に自分の意見をはっきり伝えられる人

昭和建設のデメリットとして、『担当者の提案力が弱いことがある』『家の完成系を仕様書で確認する場合がある』をあげました。

デメリットを考慮し、担当者や会社の運営にきちんと自分の意見を言うことが大切です。

担当者と一緒に、家づくりに関して話し合いながら建設したい方は、昭和建設を利用して損しないでしょう。

間取り別の料金一覧

昭和建設で家を建てる際の参考価格は、下記のとおりです。

3LDK(29.64坪):1,582万円(税込)

3LDK(33.88坪):1,784万円(税込)

4LDK(35.99坪):1,869万円(税込)

WOODBOXは自然素材で住まいを建設できるローコスト住宅メーカー

出典:WOODBOX

WOODBOXは、自然素材を使ったローコスト住宅を得意とするハウスメーカーです。

自然素材は、天然素材で人工的な化学物質を使わない素材を指します。

天然素材であるため、断熱性などの機能に優れた住まいを実現可能。

また、見た目も柔らかく、日本固有の美しさを感じる外観や内観に仕上げられます。

ローコスト住宅メーカーのWOODBOXを利用するメリットとデメリット

WOODBOXのメリットは、以下のとおりです。

  • 自然素材を使ったローコスト住宅が建てられる
  • 標準仕様に無垢材の床や漆喰の壁が含まれている
  • デザインの自由度が高い

WOODBOXは、自然素材を使っている点が、他のハウスメーカーにはない強みです。

断熱性など住宅の機能性はもちろん、おしゃれな外観や内観の住まいを実現できるでしょう。

また、無垢材の床や漆喰の壁が、標準仕様なのも特徴です。

無垢材の床とは?

丸太から切り出した、自然な状態のままの木材です。自然な状態であるため、無垢といわれています。無垢材は、吸放湿性に優れているため、夏は涼しく冬は暖かい空間を作り出してくれるのが特徴。

漆喰の壁とは?

ホコリやゴミが、つきにくい壁です。温度や湿度を一定に保つ効果もあり、家の空調を快適にしてくれます。部屋の匂いが気になる方におすすめの素材。

無垢材の床や漆喰の壁を使った家は、殺菌効果があるので、小さな子供がいる子育て世代におすすめです。

無垢材は、木の質感が非常によく、子供の感受性を育てるのにも良いでしょう。

WOODBOXは、多くのメリットがありますが、以下のデメリットも存在します。

  • 担当者の質が悪い可能性がある
  • 追加オプションで合計費用が割高になることがある

追加オプションは、グレード高い設備を採用したい時などにかかる料金です。

予算よりも、費用が割高になる可能性があるので、オプション料金は事前に確認してください。

WOODBOXはこんな人におすすめ

WOODBOXがおすすめな人は、以下のとおりです。

  • 小さな子どもがいる子育て世帯
  • 空調機能を重要視する人

これまで解説したように、WOODBOXの提供する住まいは自然素材です。自然素材は、殺菌効果や断熱性があるので、上記で挙げた人におすすめですよ。

間取り別の料金一覧

WOODBOXで家を建てる際の参考価格は、下記のとおりです。

2LDK(22.04坪):990万円(税込)

3LDK(27.54坪):1,320万円(税込)

4LDK(33.05坪):1,620万円(税込)

ニコニコ住宅は地域密着型で低価格が強みのローコスト住宅メーカー

出典:ニコニコ住宅

ニコニコ住宅は、九州エリアに特化した地域密着型のハウスメーカーです。

地域密着型のハウスメーカーは、大手と比べて広告費などを抑えているため、比較的安く住まいづくりが可能。

また、九州を中心に活動しているため、地域の特徴や風土、環境を考慮した家づくりができます。

ローコスト住宅メーカーのニコニコ住宅を利用するメリットやデメリット

ニコニコ住宅のメリットは、以下のとおりです。

  • 九州エリアの地域密着型のハウスメーカー
  • 無理のない住宅ローンの返済プランがある
  • 1,000万円台ながら200通りの間取りや外観等のプランが存在する

地域密着型である他に、無理のない返済で住宅ローンを組めることも特徴です。

住宅で、一番気になるのは費用でしょう。

ニコニコ住宅なら、無理のない返済プランで家を建てられるよう相談ができます。

低価格で無理のない返済ができるニコニコ住宅ですが、以下の点で注意が必要です。

  • 土地を所有していないと追加費用が発生する
  • 一部の九州地域でも利用できない可能性がある

ニコニコ住宅は、最低500万円から家を建てられます。

しかし、低価格の費用の中には、土地代は含まれていません。

土地を所有している場合は、非常に低価格で家を建設できますが、持っていない場合は1,000万円以上が必要です。

ニコニコ住宅は、予算が1,000万円以下で土地を所有している方向けの、ハウスメーカーと考えましょう。

ニコニコ住宅はこんな人におすすめ

ニコニコ住宅がおすすめな人は、以下のとおりです。

  • 家を建てる土地を所有している
  • とにかく安く家を建てたい

他のローコスト住宅会社と比べても、ニコニコ住宅の建築費用はリーズナブルです。

費用の負担を少なく、住まいづくりをするなら、ニコニコ住宅がおすすめでしょう。

間取り別の料金一覧

ニコニコ住宅で家を建てる際の参考価格は、下記のとおりです。

2DK(12.02坪):500万円(税込)

3LDK(25.54坪):1,092万円(税込)

4LDK(27.66坪):1,332万円(税込)

5LDK(35.56坪):1,532万円(税込)

ハローグッバイ(旧福岡サローネ)は断熱材などの住宅機能をつけられるローコスト住宅メーカー

出典:ハローグッバイ
注意ハローグッバイはローコスト住宅ですが、料金の記載が公式サイトで見つけられませんでした。
下記で料金について紹介している文章は、SNSやインターネット調査で見つけた結果を記載しております。料金の解説箇所は、あくまで参考としてください。

ハローグッバイは、ローコスト住宅ながら、断熱材や断熱ガラスを標準仕様としているハウスメーカーです。

断熱性に強い家の場合、『夏は涼しく冬は暖かい』家を建設できるため、住み心地の良い住まいに仕上がるでしょう。

また、断熱性が良い住宅は、空調設備が整っているので、冷暖房の利用を抑えられ光熱費が削減可能です。

ローコスト住宅メーカーのハローグッバイを利用するメリットやデメリット

ハローグッバイのメリットは、以下のとおりです。

  • ローコスト住宅ながら断熱材や断熱ガラスが標準仕様
  • 表示価格が必要な料金と同じ

ローコスト住宅の場合、低価格や手軽さに重点を置いているため、断熱性などの住宅性能がない場合があります。

住宅性能にこだわる際は、追加で費用が発生します。

しかし、ハローグッバイの場合、断熱材などは標準仕様なので、追加費用は一切ありません。

また、表示価格と支払う料金に、差がないということもメリットです。

他のハウスメーカーは、公式サイトに記載している表示価格は、全ての建築費用を含んでいないため、安く提示されています。

ハローグッバイは、公式サイトで記載されている、表示価格を目安に予算を見積もれるので、予算内で家を建設できるでしょう。

シンプルな料金体系なので、初めてハウスメーカーを利用する方も、安心して依頼ができます。

住宅機能や料金体系が、分かりやすいハローグッバイですが、以下のデメリットに注意してください。

  • 担当者の質が悪い可能性がある
  • 追加オプションで合計費用が割高になることがある

口コミを見てみると、一部の担当者の質が悪いということが書かれていました。

しかし、建設関連の資格を持っている社員が在籍しているので、相談しやすいという評価もあります。

ハローグッバイを利用する際は、一度担当者と話をしてみて、ヒアリング力などを確かめてみるとよいでしょう。

また、追加オプションを利用する場合は、費用が割高になる可能性もあるので、事前に確認してください。

ハローグッバイはこんな人におすすめ

ハローグッバイがおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。

  • 住まいづくりでトラブル発生を避けたい人
  • ローコスト住宅作りで住宅性能を重要視している人

ハローグッバイでは、断熱材などの性能が標準仕様ですので居心地の良い家が完成するはずですよ。

間取り別の料金一覧

ハローグッバイの料金については現時点では確認できませんでした。今後も調査を続けます。

ローコスト住宅とは?なぜ安いのか仕組みを解説します

ローコスト住宅メーカは、なぜ安く住まいを作れるのか、気になる方もいるでしょう。

低価格で家を建設できる仕組みを解説しますので、ローコスト住宅メーカーの利用を検討している方は、参考にしてください。

1,000万円以下・1,000万円台・坪単価55万円以下で建てられるのがローコスト住宅

国土交通省の資料を参考にすると、ローコスト住宅とは1,000万円以下や1,000万円台、坪単価55万円以下で建てられる住宅を指します。

一般的な住宅の費用との比較は、以下になります。

ローコスト住宅一般的な住宅
30坪900万円程度2,400万円程度
40坪1,200万円程度3,200万円程度
50坪1,500万円程度4,000万円程度
60坪1,800万円程度4,800万円程度

表からも分かる通り、ローコスト住宅は、1,000から2,000万円ほど安く家を建てられます。

【注意】坪単価は住宅会社によって異なるので事前に確認が必要

ローコスト住宅メーカーを利用する際に、注意が必要なのは坪単価です。

ローコスト住宅の定義の中で、坪単価55万円以下とありますが、坪単価の計算は住宅メーカーによって異なります。

坪単価とは、家を建てる際、1坪あたりにどのくらいの費用がかかるかを示すもの。

計算方法としては、次の通りです。

本体工事費÷延べ床面積

本体工事費用は、建材など家づくりで必要となった費用で、延べ床面積は家の広さのこと。

本体工事費が5,000万円で、延べ床面積(家の広さ)が75坪の場合、坪単価は66万円となります。

さらに、本体工事費用は、住宅メーカーによって内訳が異なります。

例えば、一部の会社は、設備費用を坪単価の計算に含めて計算しますが、別の会社は含めない可能性があるので注意が必要でしょう。

坪単価を計算する際は、ハウスメーカーごとに決められた、内訳で計算してください。

内訳は、お問い合わせ等で確認できます。

安く家を作れるのは集客や建材などコストを徹底的に削減しているから

日本銀行が公表する調査によれば、ローコストで家を作れるのは、住宅メーカーが以下の費用を徹底的に削減しているからです。

  • 広告費
  • 人件費
  • 材料の仕入れ費用
  • 設備費用

住宅の品質を保ちながら、低価格で家を提供するために、建材などを大量に仕入れたり営業体制を整えたりとコストを削減。

大手とは違い、効率よく住宅を建設することに重点を置いているので、予算を抑えて住まいづくりができます。

決められている間取りや設備からお好みを選ぶ仕組みで低価格を実現

ローコスト住宅を建てる際、間取りや外観などのデザイン、仕様は用意されているパターンの中から選ぶため、依頼費用が安くなります。

プランの中から、好きなものを選ぶ形式の場合、ハウスメーカーは事前に建材を大量に仕入れられます。

設備などを1つずつ仕入れるより、大量に仕入れると価格が安くなるので、住まいづくりにかかるコストも減らせる仕組み。

住宅メーカーによって、用意されている間取り等のパターンが異なるので、お問い合わせして確認してください。

ズバリ教えます!注文住宅にはないローコスト住宅のメリット2つを紹介

ここからは、普通の注文住宅にはないローコスト住宅ならではのメリットを紹介します。

ローコスト住宅の強みは経済的負担が少なく住まいづくりができること

ローコスト住宅の強みは、価格の安さです。

家を建てる場合、少なくとも3,000万円以上はかかります。

費用が高く、返済期間や月々の返済額が高ければ、生活が厳しいと感じる場合も少なくありません。

しかし、ローコスト住宅であれば、無理なく予算内でマイホームを持てる可能性が高いです。

デザイン性も充実しているので、理想の家を建てられるでしょう。

低価格だから住宅ローンの返済にも負担がない!

マイホーム購は、住宅ローンの返済が発生します。

住宅ローンの返済額は、建築費用の合計費用が高くなるにつれて増えます。

返済は毎月なので、無理のない範囲で支払えると安心でしょう。

ローコスト住宅の場合、住まいづくりにかかる合計費用が、1,000〜2,000万円程度であるため、ローン返済の負担が少ないのが特徴です。

注文住宅より1〜2ヶ月早く家が完成するスピード感も魅力的

住宅の完成が早いことは、ローコスト住宅のメリットです。

通常の注文住宅の場合、家の着工から完成、引き渡しまで4〜7ヶ月かかります。

しかし、ローコスト住宅だと約3ヶ月で住宅を完成させることが可能。

一般的な注文住宅より、完成までスピーディーなのは、セミオーダーで建設するので時間を短縮できるからです。

ローコスト住宅の場合、家を作る前から、どの設備や建材を使うのかを把握できるため、スピード感を持って施工を進められます。

なお、家の完成から引き渡しまで約3ヶ月と早い場合、新居が完成するまでの仮住まいの費用も削減できるでしょう。

事前に知るべきローコスト住宅にある特有のデメリットとは?

ローコスト住宅の、デメリットを紹介します。

デメリットを把握することで、理想の住まいを作れるか判断できるため、デメリットを確認しローコスト住宅メーカーを利用するか検討しましょう。

デザインや間取りの自由度が低いのが欠点

ローコスト住宅は、事前にデザインが決まっていることが多いので、セミオーダーで依頼をします。

間取りや設備など、ハウスメーカーで設定しているプランなどから選びます。

間取りや外観にこだわった住宅を、実現することが難しい場合も。

また、用意されている設備や建材のグレードは、一般的な注文住宅より低い可能性もあります。

ローコスト住宅メーカーを利用する際は、デザイン性や使用する建材、イベントなどで、理想の住まいが建設できるか確認しましょう。

長期的にリフォームしていけば理想の住宅は作れるので安心です

ローコスト住宅は、設備などを部分的に変更していけば理想の住宅は作れます。

外観や水回り、キッチン、間取りなどすべて自分の理想にしたくても、ローコスト住宅では対応できません。

しかし、住宅の施工と将来的なリフォームを実施すれば、理想の住まいは実現できます。

具体的に解説すると、家を建てる際は外観と水回りだけ力を入れて、その他の設備や建材のグレードは落とします。

その後、キッチンなど別の箇所の設備グレードを上げていくと、理想の住まいに近づけるでしょう。

ローコスト住宅は、デザイン性の自由度が低いですが、リフォームするなど、長期的に見れば理想の住まいは十分に作れます。

耐久性や断熱性など普通の住宅に比べて性能が落ちることもある

国土交通省によれば、ローコスト住宅は、普通の住宅に比べて耐久性や断熱性などの性能が、劣ることがあるそうです。

▼実際のトラブル事例

ディスポーザー付シンクのあるマンションに入居した。1年たって、排水が詰まって流れなくなるトラブルが起きた。メンテナンス会社に「ディスポーザーに投じた卵の殻で、管が詰まったのが原因。修理は約20万円必要」と言われた。

引用元:https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2012_04.html

ローコスト住宅は、設備のグレードを落とすなどして建築コストを削減します。

一般的な注文住宅と比べると、断熱性など住宅の基本性能が劣ってしまう可能性が。

ただ、住宅の寿命が短くなるなど、欠陥住宅ということはありません。

日本で住まいを建てる際、建築基準法に基づき、以下のような基準を満たす住宅であることが前提だからです。

  • 建築物の構造が安全である
  • 火災や地震などが起きても安全である
  • 快適な生活を送ることができる

これからローコスト住宅を検討している際は、住宅機能は少し劣る可能性もあると覚えておきましょう。

オプションやカスタマイズで合計費用が割高になる場合がある

ローコスト住宅で、デザイン性や機能面にこだわる場合、高額なオプション追加費用を支払う必要があります。

ローコスト住宅メーカーは、建材や設備、間取り等を統一し、コストを最小限に抑えているから低価格で、家を建設できます。

自分のこだわりを住宅に反映する場合、通常の注文住宅の設備などを採用する場合があるでしょう。

通常の注文住宅だと、ローコストではないので設備は割高です。

こだわりを持った住宅を作る場合、オプションを追加することで、費用がかさむ可能性があるので注意してください。

【重要】満足のいくローコスト住宅を建てるなら会社選びが重要

ローコスト住宅メーカーは、注文住宅のようにデザイン性に優れた住まいづくりは難しいですが、依頼する会社をしっかり選ぶことで、満足できる住宅を作ることは可能です。

今後、ローコスト住宅を建てようと考えている方は、次の点を考慮して会社選びをしてください。

  • 担当者の質の確認:愛想 / 提案力 / 相性など
  • ローコスト住宅の実績:デザイン性 / 満足度など
  • ある程度の住宅性能:断熱性 / 耐震性など

ローコスト住宅では、デザイン性の高い住まいづくりは難しいですが、担当者と話し合うことで、理想の家が作れます。

ローコスト住宅メーカーに相談する際には、担当者との相性や機能面などを確認してから依頼しましょう。

ここまでで分かったローコスト住宅がおすすめな人とそうでない人

ここからは、ローコスト住宅がおすすめな人とそうでない人を紹介します。

ローコスト住宅はこんな人におすすめです!

まずローコスト住宅がおすすめな人は、以下のとおりです。

  • 低予算で家を建てたい人
  • 設備や間取りに大きなこだわりがない人
  • セカンドハウスを持ちたい人

ローコスト住宅は、低価格であることが売りなので、デザイン性がある住まいづくりは難しいです。

設備や間取りにこだわらず、予算重視で家を建設したい人におすすめでしょう。

ただし、自分の要望を伝えれば、キッチンやリビングなど、部分的に理想を叶えられる可能性はあります。

加えて、別荘などもう一つ住まいが欲しい人にも、ローコスト住宅はおすすめ。

ローコスト住宅なら、通常の注文住宅より2,000万円ほど節約して住まいを建てられます。

こんな人にはローコスト住宅はおすすめできません

一方、次に当てはまる人はローコスト住宅をおすすめできません。

  • 断熱性など住宅の性能を重要視したい人
  • デザイン性の高い住まいづくりをしたい人
  • 性格が飽きやすい人

ローコスト住宅は低価格であるがゆえ、デザイン性の高い住まいづくりは難しいです。

住まいの外観や内観は、毎日目にする部分であるため、飽き性な人にとって、シンプルなローコスト住宅は満足度が低くなる可能性があるでしょう。

また、断熱性や耐震性など住宅の性能にこだわりがある人には、ローコスト住宅は不向きです。

価格を抑えて住まいを作るため、完全に住宅の性能が良いとはいえません。

しかし、家の劣化が早いなど、住まいが欠陥品であるわけではありません。

日本で住まいを建てる際、建築基準法に基づき、以下のような基準を満たす住宅であることが前提だからです。

  • 建築物の構造が安全である
  • 火災や地震などが起きても安全である
  • 快適な生活を送ることができる

デザイン性や性能は、注文住宅より劣る可能性がありますが、ローコスト住宅でも安心して住み続けられる家を建設できます。

ローコスト住宅は長持ちしない?会社別に家の寿命をランキング形式で紹介

ローコスト住宅は、低価格なため、寿命が短いと不安に思っている人もいるでしょう。

以下では、ローコスト住宅の寿命をまとめました。

会社別に家の寿命を紹介するので、ローコスト住宅メーカーを探している方は、参考にしてください。

ローコスト住宅と注文住宅の寿命はあまり変わらない

結論からいうと、ローコスト住宅と一般的な注文住宅の寿命は変わりません。

具体的な住宅の寿命は、家のタイプにより異なるので下記を参考にしてください。

木造:約30年

鉄筋コンクリート:約50年

ローコスト住宅でも、注文住宅と寿命が変わらない理由は、これまで解説したように建築基準法に基づき、住まいを建設する必要があるからです。

ローコストだらといって、欠陥があるということではありません。

ローコスト住宅と一般的な注文住宅の違いは、”デザインの自由度”と”断熱性など機能レベルの差”です。

一般的な注文住宅であれば、デザイン性すぐれ、細部までこだわりを詰め込んだ住宅が作れるでしょう。

一方、ローコスト住宅の場合、デザインはすでに決められた中から好きなものを選ぶため、自分のこだわりを全て反映することは難しいです。

しかし、現在はデザイン性がある外観などを用意しているハウスメーカーもあるので、複数の会社を比較して依頼すると良いでしょう。

断熱性など機能レベルの差は、一部の会社では、ローコスト住宅でも断熱性を標準装備している場合もあります。

一般的な、注文住宅より機能面は少ないですが、住み心地は変わらないので安心して建設できます。

ローコスト住宅を依頼する会社によっては寿命が短くなる可能性も考慮する

ローコスト住宅は、依頼先の建設スキルによっては、短寿命になる可能性があります。

依頼する技術者の建築スキルが未熟だと、家の構造は頑丈といえません。

ローコスト住宅を立てる場合は、口コミやカウンセリングを受けて、信頼できるハウスメーカーか確認しましょう。

今回、紹介したハウスメーカーは、当サイトが厳選して選んだ会社です。

ハウスメーカー選びに迷った際には、上記を参考に会社を選んでみてください。

【会社別】ローコスト住宅の寿命を紹介します

最後に、今回紹介した福岡のおすすめローコスト住宅会社の住まいの寿命を紹介します。

以下で、紹介したハウスメーカーの住宅寿命をまとめました。

  • タマホーム:35〜60年
  • 昭和建:35〜60年
  • WOODBOX:30〜55年
  • ニコニコ住宅:30〜55年
  • 福岡サローネ:30〜55年

上記で挙げている会社ごとの住まいの寿命は、下記の論文や研究、資料を参考として算出しております。
具体的には、各国の建築物の寿命や住宅建築依頼数などの数値を元に憶測で寿命を算出しています。
参照:早稲田大学 住宅の寿命について国土交通省 長持ち住宅の手引き国土技術政策総合研究所 住宅の長寿命化に向けた研究の取り組み
※あくまで参考程度にしてください。

ローコスト住宅とはいえ、少なくとも30年以上は持つことが分かります。

壁や建材など、住まいの定期点検を行えば、60年近く住まいを持たせることも可能。

なお、定期点検はハウスメーカーのサポートとして入っています。

住宅の品質確保の促進等に関する法律にて、最低10年間の点検(住宅保証)が義務になっているので、建設する際は確認しましょう。

法律で定められているため、最初の10年間は無料で定期点検が可能です。

定期点検のペースとしては、引き渡し後3ヶ月、6ヶ月、1年、3年、5年、10年が基本となります。

10年目以降、定期点検をする際は有償となりますので、注意しましょう。(ハウスメーカーによって最低保証期間が異なるので、確認してください。)

最後に!ローコスト住宅でよくもたれる疑問を解説します

最後に、ローコスト住宅でよくある質問を紹介します。

  • 年収700万いくらの家で買える?
  • みんないくらで家作ってる?
  • ローコスト住宅は何年持つ?
  • 建てて良かったローコストハウスメーカーランキングは?
  • ローコスト住宅って恥ずかしい?

それぞれ解説していきます。

年収700万いくらの家で買える?

年収700万円であれば、3500〜4500万円ほどの住宅を建てられます。

高級感やデザイン等のイメージは、下記の住宅価格別の特徴を参考にしてください。

価格特徴
1,000〜2,000万円以下・ローコスト住宅
・必要最低限の設備
2,000〜3,000万円以下・一般的な注文住宅
・設備グレードも挙げられる
3,000〜4,000万円以下・雑な形状、間取りを設計できる
・自然素材や3階だてなどこだわれる
5,000万円以上・高級住宅や豪邸が建てられる

年収700万円であれば、デザイン性や機能面などが高い住まいを作れるでしょう。

なお、年収700万円でどのくらいの家を建てられるかの計算は、年収倍率を元に算出しています。

年収倍率とは、購入する住宅価格が年収のどのくらいかを示すもので、住宅ローンの金額を決める際に金融機関が使用しています。

土地付き注文住宅なら、7.5倍

注文住宅なら、6.8倍

住宅金融支援機構「2021年度 フラット35利用者調査」を参考にすると、上記が年収倍率になるので参考にしてください。

年収700万円の場合、3500〜4500万円ほどの住宅を建てられると予測できます。

他の人はどのくらいの価格で家を建てている?

住宅金融支援機構によれば、下記が注文住宅を建てた人がかけた費用です。

約3532万円(約124.4m2)

上記は、注文住宅の全国平均の費用ですが、首都圏や近畿圏と地域によって建築費用は異なります。

具体的には、以下のとおりです。

地域価格面積
首都圏約3,808万円約123.9m2
近畿圏約3,740万円約127.4m2
東海圏約3,604万円約126.5m2
その他約3,354万円約123.4m2

ローコスト住宅は何年持つ?寿命が短くなりそうで心配

ローコスト住宅は、次の家のタイプによって寿命が異なります。

木造:約30年

鉄筋コンクリート:約50年

なお、一般的な注文住宅と家の寿命は変わりません。

ローコスト住宅って恥ずかしい?

ローコスト住宅といっても、外観や間取りが欠陥、品質が低すぎるわけではないため、恥ずかしくありません。

ローコスト住宅は、次のような仕組みがあるため、低価格で住まいを仕上げられます。

  • 広告費の削減:CMなど
  • 人件費:作業員など
  • 材料の仕入れ費用:建材など
  • 設備費用:キッチンなど

つまり、「デザインなど人から見える部分にお金をかけないから、安く仕上がる」のではなく、「人に見えない仕入れや人件費などをおさえて、デザインなどをできる限り満足させます」というのがローコスト住宅です。

そのため、ローコスト住宅でも恥ずかしいとはなりません。

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