見どころ解説!驚異の肉食恐竜の姿にせまる【福岡市科学館開館5周年】特別展「ティラノサウルス展~T. rex 驚異の肉食恐竜~」他
福岡市科学館5周年を記念して特別展が開催されます。特別展の内容をお伝えします。
特別展「ティラノサウルス展~T. rex 驚異の肉食恐竜~」
世界で最も有名で、人気の高い恐竜ティラノサウルス。「暴君竜」の名にふさわしく、太く鋭くとがった歯、頑丈で大きな頭を持つ、後期白亜紀に登場した最大級の肉食恐竜です。発見から100年以上経ちますが、明らかになっていない謎も多く、今もなお多くの研究が行われています。本展では、最新の研究成果に基づきティラノサウルスの生態や能力などについて紹介します。
今回のようなティラノサウルスに特化した形はなかなか無い。ティラノサウルスの全骨格を集め、ティラノサウルスが出現するまでの進化と、ティラノサウルスの能力や生態についての2つのゾーンに分かれています。
監修した福井県立恐竜博物館の研究員「服部 創紀」さん
ティラノサウルスの魅力を聞いてみた
ティラノサウルスはとにかく変な生物。肉食恐竜のなかでも特に変わっています。
手をみて欲しいですね。かなり小さいんです。手を最小限にして、ここまで足と頭だけに特化して進化を遂げたところが大胆でおもしろいですね。
今回の展示会の見所は?
展示会でこれだけの全骨格が集まっているのは珍しいです。
進化や生態について学ぶという楽しみ方はもちろんありますが、特に子供さんにはそんな事よりとにかく観察して欲しい。
恐竜の骨格を色んな角度から見られるよいうに配置してあるので、ひとつひとつ回り込んで色んな角度からしっかり観察してみて欲しいですね。
行ったり来たりしながらずっと見ていると歯に細かいギザギザがある!とか、手の爪小さくてかわいいなーなど、細かい発見があって楽しいですよ。
【会期】9月17日(土)~2023年1月9日(月・祝)9:30~18:00(最終入場17:30)
※火曜日休館(ただし、12月27日、1月3日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)休館
【場所】福岡市科学館 3階企画展示室
【詳細】
https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/sp_exhibition/2022/03/Trex.html
福岡市科学館は開館5周年を迎えます。ドームシアター(プラネタリウム)新番組「宙(そら)に架ける~星の距離を求めて~」の投映決定!
福岡市科学館は、2022年10月1日で開館5周年を迎えます。「人が育ち未来をデザインしていく科学館」を設立の理念として、科学の楽しさに触れる場として多くの市民とのつながりを築いてきました。これからもより充実した活動を市民のみなさまと一緒に創りたいと考えております。
また、これを記念してドームシアター(プラネタリウム)新番組「宙(そら)に架ける~星の距離を求めて~」の投映が決定しました。
「持続可能な発展のための国際基礎科学年」(2022年)に合わせて、天文学の重要な基礎研究である「宇宙での正確な距離測定」をテーマにダイナミックな映像によるオリジナル番組を制作。2022年10月1日より投映を開始します。ぜひご覧ください!
福岡市科学館開館5周年新番組 宙に架ける~星の距離を求めて~
「あの星は、どれくらい遠くにあるのだろう…。」 夜空を見上げながらそう思ったことはありませんか?
天体までの距離を測るには、日常生活の中でも使われている三角測量を応用したり、明るさが分かっている特殊な恒星を用いたりするなど、様々な方法があります。これら、異なる特長を持つ複数の方法を繋ぎ合わせ、まるで宇宙にはしごを架けるかのような手法が「宇宙の距離はしご」。これにより、宇宙のはるか彼方までの距離が分かるようになりました。詳細な観測や科学技術の進歩、そして偶然の発見によって「はしご」は多様化し、また年々精度も上がっています。私たちは正確な距離を知るだけでなく、宇宙の始まりの姿をも推測できるようになってきました。
この番組では、天体の距離測定の歴史やその方法について、親子の会話を通してご紹介します。
【期間】10月1日(土)~2023年2月6日(月) ※投映スケジュールはHPをご確認ください
※火曜日休館(ただし、12月27日、1月3日は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)休館
【場所】福岡市科学館 6階ドームシアター(プラネタリウム)
【対象】小学生以上(推奨)
【詳細】
https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/dome_theater/2022/08/soranikakeru.html
魅力的な内容が盛りだくさん。ぜひ福岡市科学館へ足を運んでみてくださいね。
【福岡市科学館】
〒810-0044 福岡県福岡市中央区六本松4-2-1
℡ 092-731-2525