【プレゼントあり】JR山口線で行く!春の女子旅 津和野&益田 【津和野・前編】
少しずつ暖かい日が増え、そろそろどこかにお出かけしたくてうずうずしている人、いませんか?
有名観光地は一通り制覇したゼィ!という旅好きさんはもちろん、観光地って人が多くてどうも苦手…という人にもおすすめしたいのが、島根県の津和野町&益田市です!
今回は現地の方と一緒にワタクシ、ナッセ編集部の しろねこ が取材してきました~!
ステキな読者プレゼントも用意していますので、最後までチェックしてください☆
津和野町ってどんなところ?
津和野町は島根県の南西部、山口県との県境に位置している小さな町です。
「山陰の小京都」と称されることもあり、町のいたるところに古い建物などが残されていて、とても歴史を感じる町です!
あっという間に津和野駅に到~着っ
さて、今回おすすめしたいのは電車の旅♪
渋滞にイライラすることもなく、旅の途中でお酒だって飲めちゃう、なんて素敵な旅なの~!!
新幹線で博多駅から約35分、小倉駅からは約20分で、新山口駅に到着です!
新山口駅、新幹線のぞみも停車するとても便利な駅!(※一部列車のみ停車)
ここからJR山口線へ乗り換えて、津和野駅を目指します。
新山口から津和野へは特急で約1時間、ことことと電車に揺られていたらあっという間に津和野駅に到着です!
津和野でおすすめのイタリアンartigianoでランチ
津和野に到着早々腹ペコな我々は、現地の方おすすめのイタリアンレストランへ。
津和野駅から街並みを楽しみながらのんびり歩いて10分ほど、
artigiano(アルチジャーノ)に到着!
こちらは地元の食材をふんだんに使った料理と手打ちのパスタが自慢のイタリアン。
ランチには少し早い時間でしたが、店内はお客さんでにぎわっていました。
手打ちのパスタも美味しそうだけど、薪窯で焼く本格ピザも気になる。
散々悩んだ挙句、うるいと鹿野高原豚バラのビアンカのピザ(1,650円)を注文。
そのほかにもマルゲリータなど数種類のピザ、萩産鰯と菜の花のフレッシュトマトソースのパスタなどがありました。
ピザはふかふかモチモチの生地。
うるいのシャキシャキっとした食感と豚バラの甘みが絶妙にマッチして結構な大きさにも関わらず、パクパクいただき、ペロっと完食しちゃいました☆(恐るべし、腹ペコパワー)
ランチは地元の野菜をふんだんに使った前菜やサラダとのセットにもできます。
ちょっとレアな観光列車を取材~(気分は撮り鉄)
お次は観光列車の取材ができるとのことで、再び津和野駅へ。
ワクワクドキドキしながら到着ホームで待っていると、列車がやってきましたーーー!!
ホームに入ってくる列車にカメラを向け夢中でシャッターを押しまくり。
そんなこんなで 観光列車 〇〇(まるまる)のはなし ホームに到着ですっ!!!
2両編成の列車は、1両ずつ(洋)と(和)別々のデザインになっています。
山口県の萩・長門・下関には日本と西洋をひき合わせるきっかけとなった歴史が息づくことから、歴史や文化、海の幸や地酒など、「見て、聞いて、感じてみたい様々な「はなし」が息づいている」というのが名前の由来。
列車の内装は「西洋に憧れた日本(洋)、西洋が憧れる日本(和)」というコンセプトになっているんだとか。
コチラが1号車。
全体的に「お座敷」のような雰囲気で、木のぬくもりとグリーンの色合いがどこかほっとする内装。
つづいて2号車は・・・
2号車はゆったりとしたソファ席でダークブラウンを基調としたシックな内装になっています。
こんな素敵な列車でのんびり旅ができたら、それだけで思い出になっちゃいますね!
観光列車〇〇のはなしは通常、山陰線の新下関~東萩駅間を運行していますが2023年に山口線が全線開通100周年を迎えたことを記念し、2024年1月~3月までの期間限定で新山口~津和野駅間を運行しています。
津和野駅を出たところには引退したSLの展示もあり、ちょっとした撮影スポットと化していました。
また、新山口~津和野駅間を運行するSLやまぐち号は現在、炭水車の不具合のため運転を取り止めています。
運転再開したら、SLやまぐち号に乗ってまた津和野に遊びにきまーす♪
津和野銘菓「源氏巻」の手焼き体験でほっこり
駅で列車を堪能した後は、再び歩いて10分弱、源氏巻で有名な「竹風軒」に到着。
ここではなんと、銘菓の源氏巻の手焼き体験ができるとのことで早速挑戦~
職人さんの説明をしっかりと聞き、いざ、参らん!
生地が入った容器を傾けて(ここがコワイ)→すーーーっと横に生地を伸ばす(ここがムズカシイ)
職人さん曰く、ここで性格がでるらしい。
豪快な人は一気にバーっと生地を伸ばす。慎重な人はゆーーーーっくり伸ばすんだとか。
なななんと、ワタクシはとっても慎重派。
生地をゆっくり伸ばしすぎたために、とっても「ぶ厚く」なりました(笑)
生地が焼けてきたらあんこを伸ばしてのせて、むぎゅっとつぶします。
そこからちっちゃいヘラのようなもので折りたたんだら
あら不思議!源氏巻の完成~~
形がいびつなのも、また手作りの趣があるってもんよ。
出来立てあつあつを食しましたが、外はパリパリ中はふわっと優しく、その中に包まれた上品な甘さのあんこが口に広がって、美味ーーーーー!
体験の記念に、生地が焼きあがるまでの時間で記念撮影のサービスも有り!
その場でプリントした写真と、自分で作った源氏巻、さらにお店の源氏巻が1本ついて体験料金は800円!
お安すぎじゃないですかね、竹風軒さん!
ちなみに体験は予約制となっており、3月~11月の土・日・祝日の13:00~15:00の先着順です。
1週間前までに予約すれば、9:00~15:00でも予約可能だそう。
詳しくは店舗ホームページまたはお電話にてお問合せくださいね!
竹風軒、源氏巻も美味しいですが、「栗御門」もおすすめ。
こちらは栗の甘露煮をカステラではさんであり、食べるごとにゴロゴロっとした栗の食感が楽しめます。
津和野の街歩きに是非立ち寄ってほしいお店たち
さてここからは津和野に来たら足を運んでほしいお店をご紹介します
◆古橋酒造◆
津和野は山間部に位置しているため冬は寒く、低温発酵の日本酒を仕込むのにピッタリの環境。
津和野にある4つの酒蔵の中の一つが、古橋酒造です。
こちらでは酒蔵見学もできる(要予約)ということで、早速ですが案内してもらいました!
蔵の入り口にあるのが龍の鏝絵(こてえ)。なんとも立派でその迫力に驚くばかり。
地元の左官職人さんが作ってくれたそうで、蔵の守り神のような存在ですね。
ちょうど新酒の仕込みの時期ということで、蔵の中に入ると日本酒のいい香りが漂ってきます。
機械と人の手により、手間暇をかけ、いくつもの工程を経て美味しい日本酒が出来上がるんですね。
古橋酒造の代表的な銘柄は「初陣(ういじん)」
初代蔵元が17歳の時に広島藩士のお馬廻りとして、鳥羽伏見の戦いで「初陣」を飾ったことが由来の日本酒。
創業以来、銘柄の由来である「常に初陣のつもりで」酒造りをされているとのこと。
成人式や結婚式など新しい門出を祝うお酒としても選ばれていますよ。
「初陣」は津和野で栽培した酒米を使用し、地元の名峰・青野山の湧水を仕込み水に使用しています。
普段は日本酒をあまり飲まないしろねこですが、せっかくなのでと試飲。
とってもフルーティーで軽い口当たり。日本酒特有のクセが少なく飲みやすーい!
さすが、ワイングラスで美味しい日本酒アワード最高金賞に2年連続で選ばれただけありますね。
◆華泉酒造◆
続いて紹介するのが古橋酒造と同じく本町通りにある「華泉(かせん)酒造」
こちらも歴史は古く、江戸時代の1730年創業、徳川吉宗の時代から続いています(すごい!)
店舗は一度火事で焼けたのちに再建されていますが(それでも歴史ある建物!)
酒蔵は江戸時代の創業当時から現存しているのです。
こちらでは「華泉」はもちろん、2022年に新たに発売された「㐂津禰(きつね)」のお話を少々。
津和野にある日本五大稲荷の一つ「太皷谷稲成神社」にちなんで造られたお酒。
㐂津禰(きつね)の文字には「たくさんの憙びと当蔵 二百九十余年の歴史に華を添える」という想いが込められているそうです。
こちらの㐂津禰シリーズは 白→紅→黒 の順に販売され、現在では季節限定のお酒などの金狐も販売しています。
(店頭に並べても飛ぶように売れるそうで、金狐に出会えたらとてもラッキーだそうです♪)
パッと目を引くラベルなので、ジャケ買いならぬ、ラベル買いをされるお客様もいらっしゃるようです。
”キツネに化かされるような美味しいお酒” 是非ご賞味ください!
◆吉永米穀店(鯉の米屋)◆
こちらは津和野駅から徒歩3分ほどのところにあるお米屋さん…なのですが、目に飛び込んでくるのが「鯉の米屋」の文字!
津和野では水路を引き込んだ池を持つ家もあり、こちらもお店の奥に大きな池が!
たくさんの鯉が泳いでいるではありませんか!
店主に数を聞くと、現在は200匹弱の鯉がいるとのこと。(昔はもっと多かったそうです)
入口は米屋さんですが中に入って一言声をかければ池の鯉は自由に見学できます。
外国人観光客の方は、何時間も池の鯉を眺めていたり、中には読書をして過ごす方もいらっしゃるようですよ。(めっちゃ寛いでる!)
店内にはもちろん、津和野のお米などが売られています。
吉永米穀店(鯉の米屋)
島根県鹿足郡津和野町後田ロ296
☎0856-72-0011
◆SHIKINOKA-シキノカー俵種苗店◆
吉永米穀店の鯉に癒された後は、本町通りにある俵種苗店へ。
こちらは明治初期に種物・農機具店として先代が創業し、2021年に再オープン。
「人々の暮らしを豊かにしたい」というオーナーの想いから、選りすぐりのものを販売しています。
器は職人さんと一緒にデザインを考えるところから携わっており、「作り手の顔が見えるものを」とこだわりをもっていらっしゃいます。
歩き疲れたら、上領茶舗でティータイム
夕刻になり、ランチでほおばったピザもすっかり消化してしまい、歩き疲れてきてそろそろ甘いものが恋しくなってきました。
津和野にはおしゃれなお茶屋さんがある!とのことで、さっそくおじゃましました~
こちらは津和野の特産品「ざら茶」を中心に扱うお茶屋さん。
3代目店主とフランス人の旦那さんが、夫婦でお店を営んでいます。
ざら茶はマメ科の植物、カワラケツメイを丸ごと煎じたお茶で、まろやかな甘みが特徴。
ノンカフェインなのも嬉しいですねっ
そのざら茶にハーブなどをブレンドしたオリジナルの美容健康茶を販売しています。
どれを頼んでいいのか分からずにいると、店主の方がひとつずつ丁寧に説明をしてくれました。
オーソドックスなざら茶もいいけど、ローズ系とブレンドしたものもよさそう・・・
と優柔不断に迷うこと5分。(長っ)今回は玄米などが入ったブレンドのざら茶を注文。
別腹用にカヌレもセットにしていただきました!(ちゃっかり)
あまりに腹ペコで、カヌレメインの写真になってしまいました(アワワ・・・)
一口サイズのカヌレは外はパリっと、中はふんわりほんのり甘くて、とってもおいしい~
ざら茶は玄米の香ばしさが口いっぱいに広がり、どこかホッとする味わい。
他にもデザートがあり、こちらのチョコレートもおいしそう☆
お茶も、種類によって色も香りも味も違いますね!(当たり前か)
さてさて、今回のご紹介はここまで!
次回は津和野・後編をお届けします☆
津和野でまだまだご紹介したいスポットやグルメ、ツアーにも参加してきました!
津和野・後編はコチラから
プレゼントのお知らせ!
今回の取材でおじゃました津和野町&益田市の体験や特産品を抽選でプレゼントしちゃいます!
・TBリゾートみと 四輪バギー体験 ペアご招待券 2組4名様
・津和野&益田 編集部厳選!おすすめ特産品詰め合わせ 10名様
尚、特産品の中に酒類がありますので、20歳未満の方の応募はできません。ご了承ください。