結果発表!「芦屋さわらレシピコンテスト2023」
グランプリ決定!さわらレシピコンテスト2023
福岡県の北部に位置する芦屋町は、東を北九州市に隣接し、響灘をのぞむ遠賀川の河口に広がる町。
響灘に面した海岸には、海食作用でできた「千畳敷」や、高さ10mの通り抜けられる洞穴がある「洞山」など、自然の力によって生み出されたユニークなスポットが点在しています。
芦屋町では、特産品である「さわら(魚)」の認知度アップのため、グルメイベントとして「芦屋さわらレシピコンテスト2023」を開催しました。
3月12日(日)の決勝審査会において、応募総数158点の中から一次選考を通過した各部門5レシピを、レシピ考案者が実際に調理し、審査員10名による実食審査を経て、各部門のグランプリが決定しました。
今回はそのグランプリの結果と「さわら」についてナッセ編集部がご紹介します。みなさんもぜひ「さわら」を使ったオリジナルレシピ作りにチャレンジしてみてくださいね。
(1)プロ部門
グランプリ
さわらピロシキ
パルナチュレカフェ&コスメショップ(芦屋町)
金井誠一氏
パルナチュレ
芦屋発のオーガニックコスメのブランド、パルセイユが提案する美容食「BIOコスメフード」が楽しめるカフェ。
BIOコスメフードとは、自然本来の持つ力を活かし、アンチエイジングに効果のある抗酸化作用を多く含む食材を使用し、さらに抗酸化作用を壊さないような調理法の食事のことです。
美容や健康も気になるけど、美味しく楽しく、お腹いっぱい食べたい…
そんな欲張りな想いからできたメニューの数々をぜひご堪能ください。
住/福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿816-1
TEL.093-221-3005
営/カフェ11:00〜15:30
ラストオーダー ランチメニュー14:00/カフェメニュー15:00
休/水曜、日曜、祝日
HP/https://palseylle.co.jp/
優秀賞
高血圧予防さわらのナッツ揚げ
永弁(芦屋町)
永沼小雪氏
鰆のセビーチェ
ヒルトン広島
檜垣貴宏氏
鰆の春巻き
中華バル武遊(遠賀町)
田中武士氏
本鰆そぼろ丼
海辺の小宿はつしろ(岡垣町)
椛島健志氏
一般部門
グランプリ
サワラとリンゴのカネロニ仕立て
金子 颯さん
優秀賞
稲富藍来さん
鰆の包み焼・マスタード風
佐々木裕子さん
さわら海苔ライスコロッケ
西 知美さん
さわらの野菜たっぷりケチャップ甘酢あん
重住秀子さん
さわら提供協力店
さわらの提供にご協力いただいたお店をご紹介いたします。
さわらはキメが細かくて脂がのっており、柔らかい食感が特徴のとても美味しい魚です。
ぜひ芦屋町ならではの鮮度の良いさわらをご賞味ください。
※さわらの仕入れ状況については、事前に各店舗へお問合せください。
■活き活き市場GoodSmileはまゆう内 魚力水産
住/遠賀郡芦屋町船頭町1-11
☎︎/093-223-0201
■とと市場
住/遠賀郡芦屋町山鹿106-1
☎︎/093-221-4725
■産地直送市場
住/北九州市若松区響町3丁目1-34
☎︎/093-771-2222
■マル五
ヤフーショップ/https://store.shopping.yahoo.co.jp/marugoshop/
さわらってどんな魚?
魚へんに春と書いて『鰆(さわら)』。その名の通り春が旬の魚で、俳句でも春の季語となっています。
福岡県はさわらの漁獲量が九州1位(2019年)、その中でも芦屋町では多くのさわらが水揚げされてます。芦屋町のさわらは2月ごろが最も脂が乗って美味しい時期と言われています。
さわらは体長が1m以上にもなる大型の魚で、成長とともに名前が変わる出世魚としても知られており、おおよそ50cm以下のものを「サゴチ」、それより大きいものを「サワラ」と言います。
春を告げるさわらは“祝い魚”として日本では古来より珍重されてきました。特に西日本では冠婚葬祭の魚といえばさわらが定番。煮物や焼き物など、懐石料理につきものの魚です。
さわらはとても栄養素が豊富
さわらに含まれる栄養素は非常に豊富で、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせないビタミンB2や味覚を正常に保つ亜鉛、さらにはカルシウムやマグネシウム、リン、ビタミンDなどいろいろな栄養素が含まれています。
青魚ならではのDHAとEPAが豊富
体にとって必要不可欠な「必須脂肪酸」の1つであるDHA。脳や神経の機能を活性化させるほか、血中コレステロールや中性脂肪を減らす働きもします。
また、EPAは血液をサラサラにし、生活習慣病の予防・改善に効果を発揮します。血栓ができるのを防ぐ効果もあります。
タンパク質とカリウムも優秀
さわら100gに含まれるタンパク質の量は20.1gと非常に多いです。またさわら100gあたりに含まれるカリウムの量は490mgで、生魚の中では3位にランクインする含有量です。カリウムには体内のナトリウムの排出を促す働きがあり、高血圧予防やむくみの改善効果がで期待できます。
さわらの食味
さわらは一般的な魚と違い、尾に近い方が美味しいそうです。また比較的胃が長いため、内臓からの痛みが早い魚とも言われています。
味わい自体は淡白ながらも、上品な甘みがありクセがありません。そのため様々な料理に用いられ、和食の基本的な素材のひとつとされています。
また食感に関しても皮の歯ごたえと身のやわらかさのコントラストがよく、生食では皮目をあぶり香ばしさをだすとより美味しく提供できます。
さわらの選び方
さわらはもともと痛みが早い魚とされていますので、よりしっかりと選んだ方が良いでしょう。
選ぶポイントとしては、以下を参考にしてみてください。
まるごと1尾の場合
・体に艶があって硬く、光があたるときらきら反射するもの
・目が澄んでみずみずしいもの
・側線の色や形、体の青い斑点が明らかなもの
・エラの色が鮮やかな紅色のもの
切り身の場合
・斑点がはっきりしているもの
・身が割れていないもの
・身の色が白く血合い部分の色がなるべく鮮やかなもの
・身に透明感がそれほどなく淡いピンク色をしているもの
芦屋町役場
〒807-0198 福岡県遠賀郡芦屋町幸町2番20号
TEL:093-223-0881(代)
芦屋町公式ホームページ
芦屋町観光協会
〒807-0133 福岡県遠賀郡芦屋町大字芦屋1455-284
TEL:039-221-1001
芦屋町観光協会
※令和5年5月現在の情報です。