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藍島 探検記

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小倉港からフェリーで約35分の位置にある「藍島」をみなさん知っていますか?
通称「猫の島」と呼ばれるほど、猫の多い島です。
そんな謎だらけの島へ、三度の飯より猫が好きな編集スタッフ2名で
取材に行ってきました。

猫たちのお出迎え。

フェリーを降りて数歩のところで第一島猫を発見。遠くからジッと様子をうかがわれている。警戒されているな…そう思いながらそっと2、3歩近づく。後少しの距離まで近づくと猫の方から近づいてきた。驚くほど人に慣れている。ゴロゴロとのどを鳴らしながら甘えるように足元に擦りよる猫。「か、かわいい…!」我を忘れて猫をなでまわしていると、続々とどこからか猫が集まってきた。そう、ここは人口よりも猫の数の方が多いといわれる藍島。猫好きにとっては楽園のような島。

自由気ままの猫ライフ。

ここの猫は本当に自由だ。ニャーニャー言いながら人の後ろを勝手についてくる。なのに、ふと振り返る頃には既にいない。まぁいいか、と思いつつ島を散策しているといつの間にやらまた後ろを歩いていた。「どこ行ってたの?」とためしに聞いてみると“私、ずっとここにいたけど”とでも言いたげのすまし顔。きっと猫の道を通ってウロウロしていたに違いない。しかし、そんな証拠があるわけでもなく…ひたすら想像しながら猫数匹を引き連れて島を歩いた。

猫の集団行動!?

猫は単独行動が好き。そう本で読んだことがある。しかし、ここの猫は違った。基本、集団行動をしているようで、猫同士の仲がいい。兄弟はもちろん、模様や毛並みが違う他の猫でも寄り添って生活しているようだ。3匹並んで噂話でもするかのように、行き交う人を見ている猫やピッタリくっついて日向ぼっこをしている猫など様々。スローライフな藍島だからこそ猫もお互い争うことなく暮らしているのだろうと、なんだか微笑ましくなった。

『取材』<『<span>猫</span>との遊び』へと変わった瞬間。

実は秘密兵器、猫じゃらし(3本100円)を持参していた。スッとリュックから取り出し、子猫の前でゆらゆらと揺らす。すると目を丸くし耳を立てて猫パンチ! 猫キック! 追いかけて遊ぶ猫に、段々楽しくなってきて、カメラを横に置き、猫と必死に遊ぶスタッフ2名。この瞬間だけは、取材の事を忘れていた。

見渡す限りの猫景色。

ちょっとした山道を歩いていても、民家の間を通っていても、いたるところに猫がいる。藁の上で死んだように眠る猫や階段を上ったり下りたりして遊ぶ猫、家から出されてしまったのか玄関から家の中をのぞく猫、猫のようなサボテン、どこもかしこも猫だらけ。猫に囲まれながら島を1日中散策しまわり、最終便のフェリーに乗って小倉へと帰った。日常からかけ離れた不思議な感覚と幸せな気持ちで、フェリーでは爆睡だった。

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