不思議な行動をする猫の謎と本音をご紹介！
- 高い所の方が見渡しもよく危険が少ない為、安心できるからと言われています。ちなみに登るのは得意ですが、降りるのは下手。これは猫の祖先が住んでいたアフリカには、登っても降りられなくなるほどの高い木が無かった為と言われています。たまに高い所に登って降りられなくなっている猫がいるのは、そんなDNA的な理由からなのです。
- 猫を飼っている人なら必ず遭遇する場面。袋や箱はもちろん、入れそうならなんでもかんでも侵入する姿を見た事があると思います。これは野性時代の猫にとって、木の穴やくぼみが隠れ家として安心できる場所であった為、その名残りと言われています。隠れ家として使えそうな場所があれば、入って調べずにはいられない、そんなタチなのです。
- 一般的には自分のにおいをつけるため、スリスリします。自分のにおいがついている場所はなわばり＝安全な場所。スリスリスリスリする事で、安心快適なスペースを増やしているのです。ただ、特に考えてやっているわけでは無いようなので、純粋にかゆくてかいてる場合もあります。
- あなたにうんざりした為、では当然ありません。猫には自分の将来を憂えたり、恋人の事を思い煩ったりする事はありません。そんな事これっぽちも考えないのです。何かの拍子にため息をついたとしたら、きっと何かを真剣に見ていて息をするのも忘れていた、くらいです。飼い主の皆さんが傷ついたり不安になったりする必要はありません。
- なんとホント。しかも暑い時ではなく緊張した時にかきます。人間で言う手汗…です。これは身の危険を感じた時、汗で肉球のグリップ力を上げ、木や高い場所に滑らずに登るためと言われています。また、汗をかく事によって足と地面との密着度がさらに増すので、音もなく忍び寄ることができるのです。
- そもそも動物はその種類によって睡眠時間が決まっています。猫はなんと約14時間！ 洋はこのくらい眠らないと、「僕、寝不足なんだよね」っていっても猫の社会ではOKという事です。人間社会だったら、怒られそうですが。加えて、動物は暇があれば眠る仕組みになっています。これは無意味に動き回れば危険に遭遇する可能性が高まる為で、つまるところ、寝れば寝る程安全・安心なんです。飯もある、危険はないと来たら…、そりゃ寝ますよね～。
- 実は生まれたばかりの子猫は品種に関わらず、みんな「キツン・ブルー」という青い目をしています。目の色はメラニンの色素量で決まります。少ないと青になります。子猫はこのメラニンが無いため、みんな青いのです。
