柑橘とぶどうのプロフェッショナル！宇城市不知火町にある“川田果樹園”

宇城市は、デコポンの愛称で知られる「不知火」発祥の地。 八代海に面した温暖な気候と穏やかな内海の恵みを受け、漁業と農業、醸造業が盛んな地域です。今回はそんな不知火町でフルーツ栽培に励んでいる“川田果樹園”さんに取材に行ってきました。

川田果樹園とは

不知火海と九州山地に囲まれ、水も緑も豊かな地域で代々果樹園を営む「川田果樹園」。山手の方に畑があるため、平地に比べて寒暖の差が大きく、より甘くておいしい果物が育ちやすい。恵まれた気候の中、太陽と汐風をたっぷり受けて育つ美味しいみかんやデコポンなどの柑橘類と、瑞々しく爽やかな香りのぶどうやシャインマスカットなど（9種類）をメインに栽培しています。

川田泰史さんとまいさんご夫婦。撮影中もとても仲がよく、おふたりともニコニコされながら愛情たっぷり育てたみかんの収穫作業をされていました。

栽培しているフルーツ

川田果樹園さんは現在、早生みかん・デコポン（不知火）などの柑橘類と、ぶどうやシャインマスカットを栽培されています。

●早生みかん

甘味・酸味のバランスが良く、粒感があり、とってもジューシーな味わい。収穫後は貯蔵してさらに甘さを引き出してから出荷されるそうです。

●デコポン（不知火）

糖度は高いですが、まろやかな甘さが特徴。熟すとさらに甘さが増します！皮も向きやすく、種もないので老若男女に好まれます。

また、川田果樹園のデコポンは、宇城市の令和4年度のデコポン優秀賞！！品質が極めて優秀と認められ、最優秀賞を受賞されています。

●ぶどうたち

9種類のぶどうを栽培しており、ほぼ全てのぶどうが種無しのため食べやすい！

など、たくさんの品種があります。

それどれにさまざまな特徴があり、食べ比べも可能ですよ。

川田果樹園のこだわり

果樹栽培にはとっても重要な土壌管理も徹底しています。排水性と保水性を兼ね備えたスペシャルな土づくりを行っています。その環境のおかけで、みかんやデコポンの木が養水分をぐんぐんと吸収して、とても甘く美味しい果物が育っています。

また、ハウスのデコポンも水管理で糖度が変わってしまうため、毎回慎重に行っています。表彰されるくらい美味しい果物は、やはり時間も手間もかかって作られているんですね。

選果場

今回は収穫後のみかんの選果の様子も見せていただきました。まずは機械にみかんを入れて、少しずつトロッコで上がっていきます。

このドラム部分にサイズ別で穴が開いており、そこに転がってきて大きさによって分けられます。コロコロ転がっていく様子がとってもかわいい。

選別されたみかんは、特殊な袋に入れて貯蔵し、さらに甘く美味しくなったころに出荷されます。

「良かったら食べてください」と、もぎたての【興津（おきつ）】という名前のみかんをいただきました。一口食べてみると、とってもジューシーで甘味が強く（こんなに美味しいみかん初めて食べた…！）と感動するような味わいでした。酸味はそれほど感じられず、とにかく本当に甘い。自宅用にもいただいて持ち帰ると子どもも大喜びで夢中になって食べていました。

そんな子どもから大人まで好む川田果樹園の果物たちがオンラインストアでも購入できます。私も来年はここから購入しよう。

オンラインストア紹介

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みなさまに安心して食べていただけるよう、身体にも環境にも良い安心・安全な果物作りを心がけています。1つひとつに愛情をたっぷり注いで丁寧に大切に収穫した自慢の果物をぜひお楽しみください。

インスタグラム

川田果樹園のインスタグラムもあります！日々の作業や収穫・出荷の様子、プライベート情報まで発信しています。看板動物 ミーアキャットの恵比寿ちゃんとモモンガのモカちゃんも度々登場しますよ♪ぜひフォローしてみてください。

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店舗情報