みかんの宝庫“熊本県玉名市” 3世代で継ぐ伝統の味【まえだのみかん】オンラインストア開設!
熊本県玉名市は“みかんの里”と呼ばれるほどみかんが有名です。秋になると、有明海を望むみかん畑に、果実がたわわに実り、摘み取られる時を待ちわびています。今回はそんな玉名市でみかん農家を営む「まえだのみかん」さんをご紹介します。
まえだのみかんとは
熊本県玉名市で柑橘農家を営む「まえだのみかん」さん。“生産→収穫→選果→出荷”まで家族3代でされています。有明海からの汐風とお日様の光をたっぷり浴びて育った美味しいみかんたち。生産者である前田さん達の愛情も込められていて甘味が強く、味が凝縮されています。
見て下さい、このツヤを…!まえだのみかんは、ワックス不使用!みかん本来のツヤが光輝いています。
中の果肉も糖度が高く、とってもみずみずしい。まさに理想のみかんですよね♪
みかん以外にも紅八朔や河内晩柑など主に柑橘類を生産されています。取材時は、紅八朔の選果場の様子と河内晩柑のお手入れ・収穫の様子を見せていただきましたのでご紹介します。
紅八朔の選果の様子
紅八朔とは…
独特の苦味と酸味が特徴です。わかりやすく言えばグレープフルーツをまろやかにしたようなお味です。普通の八朔より紅八朔の方が味も果肉の色も濃いです。中のじょうのう膜も厚いので1つずつ皮を剥いて食べるのがおすすめ。追熟していただくと旨味が増しますよ。
選果とは、収穫した果実を段ボールなどに箱詰めする前に、機械に通して色・ツヤ・形などの外観によっていくつかの等級に分けた後、更に大きさや重さによって分類することです。
まず収穫した紅八朔を専用の機械に入れていきます。
ローラーの上をコロコロ転がっていき磨かれたあと、サイズ別に穴の開いたドラムを通って選別されます。
ゴロゴロと大きさ別に振り分けられました。そこから1つひとつ丁寧に箱詰めされます。
箱に階級の印を押して封をして出荷していきます。
倉庫にたくさん並べられた紅八朔。毎年、リピーターさんも多く全国各地からまだかまだかを心待ちにされています。
河内晩柑畑の様子
河内晩柑とは…
さっぱり爽やかなお味でジューシーな果汁たっぷりの河内晩柑です。春から初夏にかけて収穫できる黄色くて大きなフルーツです。そのまま食べても、果実と果汁を使ってゼリーにしたり、果汁たっぷりのフレッシュジュースにするのもおすすめ。収穫してすぐとしばらく追熟してからの旨味が変わってくるので色んなお味を楽しめます。
高台にある広々とした河内晩柑畑。(写真右上)には玉名の小岱山も見えます。(左上)に微かに見えているのが長崎の雲仙普賢岳!透き通った天気の良い日は見ることができるようですが、この日は少し曇っていてはっきりとは見えませんでした。残念。それでもとても見晴らしが良く、風が気持ち良かったです。
寒さに弱いため、栽培適地は1年を通じて気温が下がりにくく、霜の降りにくい暖かな場所に限られます。収穫時期も寒波の影響に左右されるため、毎年若干異なります。
収穫は、枝を長くつけた状態でまず切って…
その後にヘタ近くの枝を切る2度切。枝が長くなりすぎるのを防ぎ、果実も傷つけないようにされいいるそうです。
その場で1つもぎたてをいただきました!ナイフで切っていただいて、皮を剥いてガブリ。「…あまーい!なにこれ、美味しすぎる―!」と声がでました。黄色いのでなんとなく酸っぱそうなイメージでしたが、全然!!むしろ、とっても甘い。河内晩柑をもっている手の手首にまで果汁が滴るくらいジューシーでした。
ほぼ一人で丸々1個食べてしまいました。本当に美味しすぎる。来年はオンラインストアから購入したいです!!!
オンラインストア開設
この度、「まえだのみかん」のオンラインストアが出来ました。上記の紅八朔と河内晩柑の他にも、時期で異なる種類豊富なみかんを販売中です。
みかんの品種について
収穫時期に応じて、極早生みかん(肥のあかり・日南・豊福・肥のさやか・肥のあけぼの)、早生みかん(田口、肥のあすか、興津早生etc.)、中生みかん(EC11、尾崎etc.)、青島みかんなど様々な品種のみかんを販売中、品種ごとに甘味や酸味も異なりますので、いろんな時期のみかんを食べ比べてお気に入りを見つけてみてください。
予約販売開始
オンラインサイトでは、極早生みかんの予約販売を開始しました。
※発送は9月予定です。
【その他、販売予定時期】
●早生みかん…10月~
●中生みかん…12月~
●青島みかん…12月~
●紅八朔…1月
●河内晩柑…3月~4月
※河内晩柑は寒波の影響で時期が前後します。
今後の正式な販売時期は改めて発表がありますので、オンラインストアのお知らせをお見逃しなく!!
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