【ソナーポケット】15年間の感謝を込めて
メジャーデビュー15周年を記念した全国ツアー『Sonar Pocket 15th Anniversary Tour』をコンセプトにしたデジタルEPを、デビュー記念日である9月3日にリリース。
また同時に全国ツアーも開催しています。ラブソングマスターと呼ばれる彼らの軌跡、15年間の足跡、音楽との向き合い方をボーカルのko-daiさんに独占インタビューさせていただきました。
15周年を迎えて
“アーティスト”と聞くと華々しいイメージが先行します。ステージで歌う姿を見ると「あんなに上手く歌えて気持よさそう」とも思ってしまいます。
その華々しさの裏には葛藤の日々があったとko-daiさんは話されました。
2008年にメジャーデビューを果たしたソナーポケット、同年は音楽史上もっともデビューをしたアーティストが多い年です。
その数およそ520組、例年であれば大体400組前後です。インディーズ時代の仲間も多かったが、翌年には音楽の世界を後にした者が数えきれないほどいたとのことです。
不安が付きまとう日々を支えてくれたのが”ファン”、泥船にオールやエンジンを付けてもらい、安定した運転と共に「自分たちが届けたい歌をもっと伝えたい。」
どんなに辛くても苦しくても、15周年を迎えることができたのはファンのおかげ。そんな強い想いをもったko-daiさんは「一緒に大合唱できる瞬間が活動を続けていくエネルギーになる」と仰っていました。
EP収録楽曲「好きだよ。~100回の後悔~」
ソナーポケット最大のヒット曲となった「好きだよ。~100回の後悔~」はアーティスト人生を大きく変えた一曲でした。直球ど真ん中のラブソングは若い男女の胸に響きラブソングマスターとも呼ばれています。
恋愛話が好きだというko-daiさんが詞を作る中で大事にしていたのは“口でいうのは恥ずかしいけど、心で思っていることをドレミファソラシドを付けて伝える”その1点だったそうです。
EPでは15周年ver.として40代を迎えたソナーポケットの新たな表現としてセルフカバーをしています。
またフルバージョンのMVを制作。恋人との切ない思い出や懐かしい気持ちを重ねながら楽しんでほしいとのことでした。
今回のツアーについて
ファンと共に歩んできた道を振り返る15年間、2020年には世界中を混乱の渦に陥れるコロナウイルスが広がりライブができなくなってしまいました。活動に影響を及ぼしていることは誰の目にも明らかですが、”心”にはどんな影響があったのか?
当時は何を歌えばいいのか分からなく、音楽の必要性について考え、心のどこかで「このまま終わってもいいのかな」とそんな思いもあったそうです。
そんな時に音楽と距離を置き、一度休むことを決意。何もない日々を過ごす中ふと楽曲が書きたい歌いたい、自分の本心に気づけた期間でした。
歓声があり大合唱ができることが当たり前ではなかった、コロナ禍が明け通常のライブができる今回のツアーで心と心が通じる瞬間が戻って来たと感じたko-daiさんはツアー初日では「自然と涙が零れた」と仰っていました。
ファンの方を一人一人見ると涙している人も多くみられ、待っててくれた人に改めて《感謝》を伝えていく15周年ツアーです。
熊本の思い出
今回のツアーファイナルの場所は熊本、熊本での思い出や好きな場所についてお聞きしました。
グループとしては2016年に阿蘇市長がデビューシングルのカップリング曲「情熱大陸」を成人式で熱唱され、その際に表敬訪問をされています。
また、サウナの楽曲を出されるほどサウナーのko-daiさんは阿蘇の伏流水を求めて熊本のサウナを楽しまれています。『熱波 DE サウナ』を聴くと室内で踊りたくなってしまう盛り上がる楽曲です。
公演概要
公演名 | ソナーポケット Sonar Pocket 15th Anniversary Tour ~僕たちの未来~ |
会場 | 熊本県立劇場演劇ホール |
公演日 | 2024年6月15日㈯ |
OPEN/START | 16:00/17:00 |
料金 | ¥7,900 (税込/指定席) 3歳未満入場不可、3歳以上チケット必要。 |
チケット発売日 | 調整中 |
問い合わせ
グリーンミュージック
営業時間:平日12:00~18:00
TEL:092-775-2233
HP:https://www.sonapoke.jp/
プレイガイド:ローソンチケット/チケットぴあ/イープラス