熊本県に『湖池屋』の九州阿蘇工場が開業!発表会と工場見学に行ってきました!
湖池屋では国内4つ目、九州初の生産拠点となる工場が益城町に開業
皆さんご存知、国内屈指のスナックメーカー「湖池屋」の生産工場が、2021年8月ここ熊本にて遂にオープンしました!!
稼働記念の記者会見に加え、その気になる工場内部も見学できるとのことで、ナッセ編集部も早速参加し、その模様をレポートしたいと思います!
湖池屋 九州阿蘇工場
[熊本県上益城郡益城町大字宮園字二ノ迫1024]
先日、熊本県とコラボした新商品の発売などもあり、今後も九州に拠点が出来たことでどんなことが起こるのか、おもしろい話が聞けるのではとワクワクしながらいざ出陣!
湖池屋より佐藤社長のご挨拶
まずは佐藤社長からのご挨拶。
なんと熊本県の蒲島知事、益城町の西村町長のお誘いにより、この九州阿蘇工場が実現したんだそう。そして湖池屋としても九州工場は念願だったのだとか。
【湖池屋 佐藤社長】
佐藤社長からは九州阿蘇工場の稼働について、今後の商品戦略、熊本県や益城町との取り組みについてのお話がありました。
九州阿蘇工場で働く社員も地元採用を強化し、すでに38名を新規採用されたそうです。
そして来年にも50名ほど新規採用予定らしく、熊本の雇用を生み出す面でも早速の地域貢献をされておりました。
新商品「JAPANプライドポテト 熊本 復活の地鶏」
そして気になる新商品がこちら!
我らのくまモンが大きくデザインされたパッケージがなんとも熊本らしくて素敵。
「JAPANプライドポテト 熊本 復活の地鶏」というネーミングもいいですね。
熊本地震や豪雨災害からの復興を掲げるなか、新阿蘇大橋の開通や熊本城天守閣の内部の一般公開が開始されるなど、一歩ずつ復活を遂げる熊本県を象徴する素材として、絶滅から復活を果たした伝説の地鶏「天草大王」を採用し開発されたそうです。
ナッセスタッフも発売から早速食べてみたのですが、口に入れた瞬間広がる“地鶏感”と炭火焼きの香ばしさ、そして柚子胡椒のピリッと感がマッチして最高でした!
これはお酒との相性も良さそう‥。
そして実はこちら、思わぬ売れ行きですでに品切れしそうなほど大好評らしい。
この他にも熊本県産トマトを使用した「九州カラムーチョ」、宮崎県産日向夏・大分県産かぼす・九州産柚子を使用した「九州すっぱムーチョ」が発売されるそうです。
そして九州阿蘇工場の製造品には“九州工場マーク”が入っており、店頭で購入する際にはぜひここにも注目してみてください。
熊本県の蒲島知事よりご挨拶
続いて蒲島知事が登壇。
熊本に誘致し、わずか1年という期間で実現した湖池屋の底力と、地元採用や子供達を楽しませ夢を与える地域貢献活動に対し、県知事としての感謝の意をお話されました。
熊本の特産品を使用した商品に期待をし、ここ熊本から世界的にヒットする商品が誕生することを夢みていると、蒲島知事も今後の展開にとってもワクワクしながらお話をされていました。
益城町 西村町長のご挨拶
続いて益城町町長の西村町長が登壇。
熊本地震により傷つき、いまだ復興に取り組む益城町にとって、湖池屋の進出は大きな後押しになると、町長として感謝を申したいと熱いお気持ちをお話されました。
湖池屋 九州阿蘇工場アンバサダーに熊本県出身の古閑美保さんが就任!
熊本県出身のプロゴルファー古閑美保さんが九州阿蘇工場のアンバサダーに就任され、佐藤社長より湖池屋ハッピの贈呈が行われました。
なんと古閑さん、ご実家は工場から数分のご近所さんだそう。
まさに地元オブ地元です。
熊本の発展のため、全力で応援したいと気合い満点。
そしてもうひとり、九州阿蘇工場開業をお祝いしに熊本のPRキャラクター「くまモン」も登場!!
しかも東京五輪の開幕で藍色になった、五輪カラーの貴重なくまもんでやってきてくれました♪(背中のじゃがいもが可愛らしい)
八代亜紀さんよりお祝いメッセージ
スペシャルゲストはなんと八代亜紀さん!
都合上、工場にはこられずメッセージ映像で登場しました。
なんと今回、応援団長として八代亜紀さんがポテトチップスの歌を歌ってくれています!
タイトルは『ポテチでタンタカ』
リズミカルで軽快なメロディー、そして「がまだせGOGO」「がまだせポテチ」といった熊本弁も盛り込まれ、八代亜紀さんのパワフルな歌声と子供たちの歌声もマッチしてとっても素敵な歌になっていました。
アンバサダーの古閑美保さん、応援団長には八代亜紀さんと強力な後押しのもと、今後の九州阿蘇工場の発展が楽しみです!
いつか熊本限定の新商品にも期待したいですね!
九州阿蘇工場の内部に潜入
お次はいよいよ工場見学!
湖池屋のポテトチップスがじゃがいもから商品になる過程が見られるという事で興奮が止まりません!
工場の作業ラインを流れながら物が出来ていく過程って、なんでこんな楽しんでしょうか。
完全防備に着替え、数々の消毒や全身の清掃を経ていざ工場へ!
目の部分しか見えず、ほぼ誰だかわからない状態です(あついww)。
まずはじゃがいもの皮むき
コロコロ転がり選別されながらと次のステージへ運ばれていきます。
スライス・洗浄
もうこの時点で私達の知るポテチの形になっていますね。さて、これからはどうなる‥?
フライヤー
おっ!早くもここで完全にポテチになりました。いつも見るこれです(写真では分かりづらいですが…)。
ちなみにこのフライヤー部門が一番肝になるところらしく、その時に使うじゃがいもによって温度を調整するなど、ここでポテチの質が左右されるんだとか。
選別
傷んだものや、黒く焦げたものなどはここで取り除きます。機械でも選別をしているそうですが、最後は人の目と手でしっかりチェック。
それにしてもこの量のポテチを見ることがあまりないのでテンションが上がる…
計量
ここでようやく、みなさんがいつも食べる商品の中身が完成です。
さっきまで皮のついたじゃがいもが流れるようなスピードで完成していく様はとってもおもしろく見ていて全然飽きません。
さぁ、ポテチが完成したら次は袋詰めです。
包装
なんと、先程のポテチはまだ発売前の「九州すっぱムーチョ」でした。
こんな感じの大きなロールがガシャンガシャンと、いつものパッケージになって運ばれていっておりました
(個人的にココが見ていて一番おもしろかった!)
包装された商品を箱詰めし、これで最後の仕上げとなります。
楽しすぎてもう1回最初から見たいな‥とか思いつつ、でもみなさん黙々と作業中でお邪魔してはいけないと、これにて工場見学が終了。
とっても楽しく貴重な体験ができました。
オリジナルポテトチップス作りが体験できる『湖池屋GOGO!ファクトリー』
湖池屋の「九州の皆様に笑顔を届けたい」という思いと、九州阿蘇工場による地域の取り組みのひとつとして
『湖池屋 GOGO!ファクトリー』を併設。
ここではなんと自分だけのオリジナルポテトチップスが作れるのです!
味無しポテトチップスに、熊本ならではの素材を含めた8種類のフレーバーで味付け。
これはお子様も大喜び間違いなし!
私はうま塩+ホットチリ+柚子胡椒のピリ辛ポテチを作り、調子に乗ってコンソメとタイピーエンまで投入し
大渋滞のポテチが完成しました。
(でも本当にとっても美味しかった)
さらにこちらでは作ったオリジナルポテトチップスを包装し、味も書き込めるとの事。
なんという面白い企画なんだ。これには心から感動・・。
これなら自分用だけでなく、プレゼントとしても楽しいですね。
※現在新型コロナウイルスの影響で「湖池屋 GOGOI!ファクトリー」のオープンは未定。
オープン状況や詳細は公式HPをご覧ください。
ちなみに古閑美保さんもくまもんと共に体験し、お酒好きの古閑さんはお酒に合うポテチを開発されたそう(笑)
まとめ
今回、記者会見や工場見学に参加し、一番印象に残った事は湖池屋の根源にある“とにかく楽しんでもらいたい”という精神。みんなを笑顔にする商品の開発はもちろん、地域に根差し人と共に歩んでいくという姿勢がとっても素敵でした。
湖池屋の佐藤社長が
「熊本のちびっこに是非来てほしい!待っています!」
と満面の笑顔で語っていたように、このコロナ禍で大変な思いをしている子供達が、笑顔で楽しんでくれる場所がまたひとつ熊本に誕生したと、筆者も熊本県民としてとても嬉しく思いました。