EXILE橘ケンチ

【熊本】EXILE / EXILE THE SECOND 橘ケンチさん Special Interview!

熊本のまち

20219月に結成20周年を迎えたEXILE

前作「STAR OF WISH」より約3年半ぶりとなるオリジナルアルバムが2022年1月1日にリリース予定!

彼らの活躍からますます目が離せない中、

ナント、メンバーの橘ケンチさん

熊本NASSE編集部へ来てくださいました!!!!!

節目を迎えた”NEW EXILE”としての想いやコロナ禍での葛藤、今後の意気込みについてたっぷり伺いました。

橘ケンチさん Profile

EXILE橘ケンチ

 

橘ケンチ
19799月生まれ、神奈川県横須賀市出身。
2007年に二代目 J Soul Brothersのメンバーに抜擢され、2009年にEXILEにパフォーマーとして加入。
2016年にはEXILE THE SECONDとしても本格始動開始。
舞台・ドラマでも活躍する一方で、得意とする英語や北京語を生かし番組MCを務める等、活動の幅は多岐に渡る。また、自身のライフワークである日本酒の魅力を発信するSAKE PROJECTを始動、〈日本創生〉をテーマとしながら各自治体との取組も積極的に行う。

 

デビュー20周年を迎え、今回リリースの「PHOENIX」は節目となるアルバムになるかと思いますが、発売に向けての想いをお聞かせください。

ATSUSHI君が勇退されてから14人のメンバー体制となって初めてのアルバムなので、今までのEXILEと少し違った新しいかたちを感じられる部分もあると思うし、もともとのEXILEらしさもたくさん詰まった作品になっていると思います。

僕は今のEXILEはある意味過渡期だと思っていて。体制が変わった中での14人の表現と、そのメンバーで20周年を象徴していくようなアルバムに仕上がっています。

今のEXILEの想いと、未来にEXILEが進んでいく強い気持ちがたくさん込められたアルバムになっているので、ぜひ多くの方に聴いていただいて、EXILEの20周年というのを楽しんでいただけるひとつのきっかけになればと思っています。

EXILE橘ケンチ

昨年はLDH PERFECT YEARの一年でしたが、コロナ禍でアーティストの方々を取り巻く環境が一変した年でもあったかと思います。

2020226日に大阪でのライブが中止となった日のことは今でも鮮明に覚えています、その日から全てが変わってしまったので。そこから、なかなか出口が見えなかったじゃないですか。いつ終わるのか、いつになったらライブが開催できるのか。僕らは、来月になれば大丈夫だろうとか、この次は大丈夫なんじゃないかとか、常にポジティブで信じたい気持ちはあったんですけど、予想以上に長引いたというのはありましたね。

その時に、もともと用意していたオンラインライブの形っていうのはあったので、そこに救われたところはありました。

実際にオンラインライブを配信されてみて、どのように感じましたか?

 それが、すごく楽しかったんですよ、ライブと歌番組の中間のような感じで。緊張感を継続させなきゃいけないっていう大変さもありましたし、一発入魂みたいな集中力も必要でした。それまで長いことライブができていなかったので、久しぶりにライブができたっていう高揚感も相まって、自分の中では凄く達成感や満足感がありました。それと同時に、多分これから時代はこうなっていくんだろうな、自分の考えも変えなきゃいけないなって思えたいいきっかけにもなりました。

最近徐々に感染者数も落ち着いてきて、もう少しでライブも復活できるかなって予兆も見えてきてはいるので、出来る限り元通りに戻ってもらうのが望ましいことではあるんですが、やっぱりファンの中にもどこかしら不安を抱えていらっしゃる方もいると思うので、生のライブを目指しつつ、オンライン上の取り組みっていうのはこれからの時代を見据えて引き続きやっていった方がいいかなと思っていますね。 

このコロナ禍でオンラインでのイベントも一気に広がりましたね。ケンチさんも、オンライン上の活動を通してファンの方々とコミュニケーションを取る機会が増えましたか?

 コロナ禍で本当にいろいろなことが止まってしまっていたので、その分時間ができたのもあって。そんな中で、ファンの方々が寂しい思いをしていないかなって、僕も含めメンバーのみんなも考えていたと思います。そこから、インスタライブのようなファンの方々と距離感がいつもより近いというか、そういうアクションは必然的に増えたなと思います。

このコロナ禍で、自分たちの『存在意義』については本当に考えました。生のライブが出来なかったら、意味がないんじゃないかって。SNS上で何かを発信して、喜んでもらえたら純粋にそれは嬉しいですが、やっぱり、ライブに勝るものはないなと思ったときに、少しでも埋め合わせじゃないですけど、日ごろ出来ていなかったコメント返しをしてみたりとか、インスタライブを多めに配信してみたりとか、なるべく皆さんと心の距離を縮めるようなトライはしていました。

EXILE橘ケンチ

 

そんな中で、今年の「EXILE TRIBE LIVE TOUR 2021 “RISING SUN TO THE WORLD”」はファンの方々も心待ちにしたライブ開催だったかと思います。どのような気持ちで臨まれましたか?

僕らもとにかくライブを再開したいっていう思いが強かったです。再開のタイミングは、世間の状況を見ながら、会社も含めてかなり慎重に協議をしましたね。感染対策に関しては、LDHが専門委員会も立ち上げて、いろんなことを共有したり、どういう条件だったらライブを開催しても大丈夫かっていうのを僕らも一緒に考えたりして。

結果的に、会場に入れるお客さんも半分になりましたけど、それもある意味トライでしたし、今後に向けての1つのデータになると思ったので。何回もそれを繰り返し行うことでデータが集まれば、感染対策もよりしっかりと対応できるようになると思いますし、ファンの方々にも安心してライブを楽しんでもらえるんじゃないかな、と。

「Save Your Neighbor」っていう合言葉をつくったり、ライブの中で感染対策予防をお願いする動画を映したり…僕らはこういう環境であれば今後もライブを開催していけるんじゃないかっていうのをなるべくわかりやすく表現させてもらいました。

そしたら、ファンの方々がここまで協力してくれるかってくらい、本当に僕らの思いを汲み取っていただいて。ライブ開催を待っていてくれたことも嬉しかったですけど、声ではなく拍手だけで応援してくれたり、皆さんの協力に僕らが逆に感動させられたというか。LDHがライブを開催できるのは、本当にファンの方々のおかげだなと、改めて感じましたね。

起こってしまったことは仕方ないですし、逆にポジティブに捉えて、明るい未来を作る方向にシフトしていくしかないので。でもこれから先はどんどん良くなっていく方向に進むと思うので、それはもうファンの方々にも楽しみに待っていてほしいなと思っています。

ところで、ケンチさんは福井市食のPR大使をされていらっしゃいますよね。我々ナッセも九州愛が強いメンバーで、地元を盛り上げたいという想いを持ってフリーペーパーやWebで情報を発信していますが、ケンチさんの考える地方の魅力であったり、地方発のPRに向けた意気込みをお聞かせください。

僕の場合は日本酒を好きになって、全国各地を回るようになって。日本酒を起点として、いろんなことを知ることができましたね。今後も引き続き、そういう旅をしていきたいなとは思っています。

どこの市や町に行っても、絶対魅力ってあるなと思っていて、ただそれを上手くアピールできているところと、まだアピールできていないところと、その差はもちろんあると思います。

僕らはエンタメの人間なので、やっぱりエンタメの力を使って自治体と絡みながら、面白いことを提供していきたいなと考えています。例えば福井市だったら、福井市の林業を盛り上げるということで、劇団EXILEのメンバーにドキュメンタリードラマに出演してもらいました。どう表現するかだったり、タイミングが大切になってくるのかもしれないです。僕も福井市食のPR大使というお仕事をさせていただきながら、そういったことを学ばせてもらっているので、より一層エンタメの力を使って日本全体を、地域から盛り上げるみたいなことは、引き続きやっていきたいなと思っています。

EXILE橘ケンチ

 

インタビューを終えて

橘ケンチさんのEXILEに対する熱い想いや、ファンの方々と真摯に向き合う姿勢を強く感じました。アーティストとしてだけでなく、様々なシーンで活躍されているケンチさんの今後に注目です!

また、2022年1月1日リリース「PHOENIX」もお見逃しなく!

リリース情報

『PHOENIX』
2022.01.01 Release!

前作より約3年半振り、12枚目となるオリジナル・アルバム!14人体制以降の作品に収録された「RED PHOENIX」や「PARADOX」、さらにゲーム『戦国無双5』テーマソング「One Nation」や「HAVANA LOVE」に加えアルバム初収録となる新曲も多数収録。”NEW EXILE”としての決意と挑戦を詰め込んだ1枚!

 

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