くまもとを「さるこうよ」EXILE NESMITHさんinterview
熊本愛が溢れている熱いEXILE NESMITH(ネスミス)さんが、熊本出身シンガーLeolaさん、中田裕二さんと一緒に熊本応援ソング「さるこうよ」をリリース!オシャレ、懐かしいメロディーはファンのみならず、熊本県民、熊本出身者の心にそっと寄り添ってくれます。
熊本応援ソング「さるこうよ」リリース!
熊本出身のEXILE NESMITH(以下、NESMITH)さんがVJを務めるTKUテレビ熊本の音楽番組「NES-FES.」の中で、“熊本を歌で元気にしたい”という熱い想いから始まった「HIGO-UTA」プロジェクト。
その一環として、NESMITHさんが発起人となり、熊本出身のシンガーソングライターLeolaさんと中田裕二さんと共にオリジナルソング「さるこうよ」を制作。
制作秘話や熊本への熱い想いをたっぷり語っていただきました!
熊本を音楽で元気にしたい!もっと笑顔を増やしたい!
2019年4月からスタートした「NES-FES.」が2年目に入る頃に“これまで1年間やってきて何か形に残したい、自分だったら熊本のために楽曲を作って発信したい”という思いが強くなり、番組を通じて知り合った中田裕二さんと事務所の後輩であるLeolaに声をかけて、HIGO-UTAプロジェクトを発足させることになりました。
このプロジェクトの一環で“熊本を歌で元気にしたい”“熊本の方にもっと笑顔になって欲しい”という思いから、三人で「さるこうよ」を制作することが決まりました。
80~90年代のシティポップのようなものが子どものころから聞き馴染みがあり、イメージでいうとセンタープラザとか鶴屋さんの歌とか(笑)、上の世代には聞き馴染みがあり、若い世代の子には新しいスタイルの音楽として、幅広い世代の人に寄り添えたらなと思っています。
▲復興中の熊本城とNESMITHさん、Leolaさん、中田裕二さん
「さるこうよ」って聴感的にもキャッチーでいいよねって三人で盛り上がりました
方言など楽曲に入れるのは難しいんだけど、中田さんが計算をして制作をしてくださり、コール&レスポンス的に町の名前や方言を組み込んで、聴感的にもキャッチーに聴こえ、かつスタイリッシュに仕上げていただきました。
熊本人の何かあれば“とりあえず街行こう”という感じと、コロナ禍でなかなか外に出られなかったり、県外の方も熊本に来られなかったりすると思いますが、この曲を聴くだけで街なかを散歩しているような“さるいている”ような雰囲気が伝われば良いなと思っています。
熊本弁としてもいい意味であまり知られてないし、聴感的にも「さるこうよ」っていいね~って決まりました。
あとサビの最後に“街をさるこうよ”という歌詞があるんですけど、元々は「道」という言葉で、聴いた方がそれぞれの道に当て込んで聴いてもらえたらと思っていましたが、ストーリーを組んでいて、熊本人には「街」という言葉の方がすごく共感できるよねってなり「街」に変えて頂きました。そしたらストーリーに「。」がついた感じがしました。
▲懐かしそうに昔を語りながら、「熊本を元気にしたい」と未来の熊本のことを真剣に話すNESMITHさん。
音楽が、熊本の景色や空気感にこんなにも寄り添うんだなと再認識した
MVの撮影で初めて熊本で「さるこうよ」を聴いた時に、「そうそう、これこれ!」とめちゃくちゃ熊本に合っている感じがしました。熊本を離れて熊本のことを想いながら作っている僕たち三人の想いが、うまいカタチで具現化された感じがしました。
熊本に住んでいる人はもちろん、熊本を離れている人にとっても、それぞれの思い出にも寄り添えるものにしたいなと思っていましたが、結局自分が欲しい曲が出来上がった感じがしますね(笑)。
自分が“熊本を元気にしたい!”と思っていたのに、“熊本を感じることができる”とそれぞれの事情で熊本を離れて暮らしている人が聴いてくれて、自分たちが思っている以上の伝わり方をしていて嬉しかったですね。
▼普段はみることのできない表情や蜂楽饅頭を食べる姿など、貴重な制作オフショット
制作がスタートしたのはコロナ禍。レコーディングまではほぼリモートでやり取りして制作を進めていました
音楽を作ること自体は、普段中田さんが一緒にされているミュージシャンの方がそれぞれリモートで録音してスムーズに進んでいたみたいなんですが、歌を合わせるのはリモートでは難しくて、三人で合わせるまでには時間がかかりましたね。
レコーディングの際も、いつもなら作業中に「こうやってみたら?」「こうしてみたら?」みたいなザックバランなアイディア出しができるのですが、それができなかったのでリモートの難しさを感じましたね。
コロナ禍で、まだ三人で「さるこうよ」を披露する場もなく、昨年の「未来へエール」というTKUさんの特番で学生さんたちと一緒に歌う予定でしたが、それもできなくて。
一緒に歌いたかったですね。
▲今回のインタビューもリモートで。早く熊本に行きたい!という気持ちをひしひしと感じました。
ただただ大好きな熊本に恩返しをしたい!それだけ。そしていつかはリアルフェス開催!
今後は「NES-FES.」という番組の中で、熊本で音楽活動を頑張っている子たちをフックアップして盛り上げていきたいですね。
自分が学生の頃は発信する場がほとんどなかったのですが、今はSNSも普及しているので「#HIGO-UTA」で自分たちの楽曲を発信していって欲しい。
また「全国で活躍している人たちもここから羽ばたいていった」というようなエピソードを紹介して、自分ももっと頑張ろう!と活力になってくれたら嬉しいし、実際に番組に出てもらったりしたら夢があるなと。
また、EXILEメンバーにもケツを叩かれるんですが、リアルなフェスを実現させたいです。EXILEや親しくしているアーティストさんを呼んで大きなイベントをやるのが夢ですね。
※#(ハッシュタグ)には「-(ハイフン)」は使用できない為、「#HIGO_UTA」で投稿して下さい。
▲玄光社「フォトテクニックデジタル」で連載を持つNESMITHさんが撮影した1枚
インタビューを終えて
「熊本に恩返しできるなら何でもします!」と言い切る、熊本愛が溢れているNESMITHさんでした。
全国で大活躍されるビッグスターですが、まるで熊本の方とお話ししているような楽しい時間でした。
「さるこうよ」の歌詞の中にも、MVの中にも、NESMITHさんが熊本で過ごしていた頃の記憶が懐かしさと共にたくさん盛り込まれているように感じました。「とりあえず街行こう」「街で待ち合わせね」という言葉は、熊本人にしか言えないことです。
インタビューの最後に「何でか熊本が大好きなんですよ」という言葉、表面的だけではなく、本当に“熊本を元気にしたいんだ!”という気持ちがしっかりと伝わってきました。
今、熊本に帰りたくても帰れない人、熊本に来ることができない人、たくさんの人にこの「さるこうよ」が届くといいなと思います。
EXILE NESMITHさんプロフィール
■2001年 デビュー
■2007年1月 J Soul Brothersとして活動を開始
■2009年3月 EXILE加入
■2012年11月 二代目 J Soul Brotherの5人より構成されたユニット、THE SECOND from EXILE(現:EXILE THE SECOND)始動
現在は、EXILE、EXILE THE SECONDのヴォーカル&パフォーマーとして活動する傍ら、ラジオ番組のMC、玄光社「フォトテクニックデジタル」でのカメラマンとして連載を持つなど活動の幅を広げ、2019年にはブロードウェイミュージカル「ピーターパン」にフック船長/ダーリング氏役で出演
地元熊本では「くまもと黒毛和牛プレミアム『和王』」広報大使への就任やテレビ・ラジオのレギュラー出演など活動は多岐にわたる
引用元:https://www.ldh.co.jp/management/nesmith
【音楽配信サイトにて配信】
Apple Music、LINE MUSIC、レコチョク他、音楽配信サイトにて配信中!
https://ldh.lnk.to/SARUKOUYO
※配信による売り上げ(経費を除く)は、「日本赤十字団熊本支部」に寄付されます。
リリース情報
EXILE NESMITH
EXILE TRIBE 「RISING SUN TO THE WORLD」【ON SALE】
14人体制となった新生EXILEの初リリース曲で新たな挑戦への決意表明ともいえる渾身の一作!
Leola
「白いページの中に/朝が来るように」【ON SALE】
これまでに様々な世代の歌手が歌い継いできた1978年発売の柴田まゆみの名曲をカバー。映画『ホテルローヤル』主題歌。
中田裕二
ベストアルバム
「TWILIGHT WANDERERS – BEST OF YUJI NAKADA 2011-2020 -」【ON SALE】
ソロ活動10周年を記念したベストアルバム。新曲2曲を含む全33曲を収録したCD2枚とミュージックビデオ20作品を収録したDVDとの3枚組