「007」最新作公開!初心者でも全てわかる、007のストーリーと魅力

「007」最新作公開!初心者でも全てわかる、007のストーリーと魅力

2021.9.30

2021年10月1日、あの「007」の最新作が遂に公開されることとなりました。
実は本作、昨年公開予定だったものが延期となり、約1年遅れで晴れてスクリーンにて発表されるんです。
更に、現在ジェームズ・ボンドを演じているダニエル・クレイグ氏が、この作品を以て007シリーズからの引退を表明しているため、それだけ注目されている作品でもあります。
そんな歴史的な一作を、007を知らない人にも見て欲しい…!
そこで今回は、007作品を見たことのない方でも楽しめるよう、概要やこれまでのあらすじをまとめました。

そもそも007とは?映画の魅力とともにご紹介!

画像引用元:James Bond007 JP Face Book

英国の作家、イーアン・フレミング氏の小説が元となっているスパイ映画で、最初の映画作品は1962年に公開された「007 ドクターノオ」。
そもそも007(ダブルオーセブン)とは、英国情報局秘密情報部(MI6)に所属する諜報部員のコードネームのことこの00部門に配属された諜報員には、英国の安全を守るため、殺しのライセンスが与えられます。
コードネームは001~009までありますが、007はエリートのみが名乗れる、いわばMI6の切り札。00部門の諜報員が引退したり殉職したりすると、そのコードネームは次の諜報員に引き継がれます。
これまでも007として数々の俳優が抜擢され、現在のダニエル・クレイグ氏で6代目の007です。

 そんな007の魅力のうち、私はボンド・ウーマン、粋な演出、アクションの3つを取り上げたいと思います。

ボンド・ウーマンの定義は明確には定められていませんが、ボンド作品にて重要な役割を担った女性を指しているようです。ボンドが口説き敵の情報を得るのは鉄板ですが、彼女たちは物語の鍵となるだけでなく、ロマンティックな雰囲気を演出するためにも欠かせない存在となっています。また、以前は「ボンド・ガール」でしたが、時代に沿った呼称にするため、現在は「ボンド・ウーマン」に。時代とともに女性の担う役割が変化している点も、息長い本作品の見どころです。

次に、粋な演出。ボンド作品はスパイ映画ではありますが、同時にお洒落な演出で有名な映画でもあります。歴代ボンドが身に付けるアイテムは超一級、飲むお酒も乗る車も立ち振る舞いももちろんお洒落。その完璧な姿から、男性の憧れ像としての地位を保ち続けています。もちろん、女性ファンも数多!

最後に、アクションです。多くの映画ではスタントマンが俳優の代わりを演じますが、007シリーズの特にダニエル版ボンドでは、ほとんどのシーンを本人が演じています。これまで骨折や手術を乗り越え、リアルさを追求してきた演技だからこそ、観客の心を掴み続けているのでしょう。個人的に、アクションシーンや拷問シーンがグロすぎると見れない映画もあるのですが、007は適度に配慮されていて面白く見れる点も高評価ポイントです!

ダニエル・クレイグ版007シリーズのこれまでのあらすじ

ダニエル・クレイグ氏が出演した007シリーズはこれまで4本が発表されています。順におさらいしていきましょう!

第1作「007 カジノ・ロワイヤル」

画像引用元:James Bond007news.com Twitter

<主な登場人物>
ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)…通称007。MI6の諜報部員。
M(ジュディ・デンチ)…MI6の責任者でボンドの上司。
ル・シッフル(マッツ・ミケルセン)…テロ組織の資金運用を行う男。今回資金運用に失敗し、得意なポーカーで挽回を図ろうとするもボンドに阻止されます。
ヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)…財務省の資金調達係としてボンドに近づき信頼を得ますが、裏ではシッフルに情報を提供しています。

<あらすじ>
殺しのライセンスを持つ「00」部門の一員となったボンドは、空港でのテロを阻止します。そのテロを仕組んでいたのは、ル・シッフルという、テロ組織の資金を運用している男。テロが失敗に終わり多額の資金を失ったシッフルは、損した資金を取り戻すため、各界の大物が集うカジノ・ロワイヤルで勝負することに。MI6はボンドを潜入させ、シッフルに資金が渡るのを阻止できたかのように見えましたが、ボンドが心を寄せていた財務省のヴェスパーに裏切られ、資金はテロリストの元に。このヴェスパーはかつて恋人を人質にされ、以来シッフルの言いなりとなっていたのです。ヴェスパーの手がかりを頼りに、ボンドはミスターホワイトという人物に辿り着きます。資金奪還に成功しましたが、ヴェスパーは自殺し、ボンドは心に深い傷を負ったのでした。


第2作「007 慰めの報酬」

画像引用元:James Bond007 JP Face Book

<主な登場人物>
ジェームズ・ボンド、M…上記参照。
カミーユ・モンテス(オルガ・キュリレンコ)…ボリビアの元諜報員。メドラーノ将軍に母姉を惨殺され、復讐を誓う。
ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)…表の顔は環境保全団体代表、裏の顔は南米テロやクーデターを支援するテロリスト。

<あらすじ>
物語は前回の続き、Mの元にボンドがミスターホワイトを連行するところから始まります。尋問中、MI6内部の裏切りによりミスターホワイトは逃走。その後調査から辿り着いたのは、世界的な環境慈善団体「グリーン・プラネット」の代表、ドミニク・グリーンの存在でした。彼はボリビア軍事政権のメドラーノ将軍と手を組み、政治的テロを目論むテロリスト。彼の企みを阻止すべく、ボンドはカミーユと協力しますが、CIAと繋がるグリーンにより、殺人犯に仕立てられます。CIAやMI6から追われながらも、ボンドは任務を完遂。そして、亡くなったヴェスパーの人質だった恋人はテロ組織の一員だと判り、彼を処分することで、ヴェスパーを想うボンドは彼への復讐も同時に遂げたのでした。


第3作「007 スカイフォール」

画像引用元:James Bond007 JP Face Book

<主な登場人物>
ジェームズ・ボンド、M…上記参照。
ラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)…元MI6 の諜報員。Mに見捨てられたことを逆恨みし、Mの命を狙います。
Q(ベン・ウィショー)…MI6武器開発担当係。00部門のためユニークな秘密兵器を開発。
イヴ・マネーペニー(ナオミ・ハリス)…MI6諜報員でMの秘書。
ギャレス・マロリー(レイフ・ファインズ)…元英国陸軍中佐。今回Mの殉職により、Mに就任。

<あらすじ>
各組織に潜入しているMI6諜報員のリストが盗まれ、MI6本部も何者かによる爆破により破滅。ボンドはある手がかりから、かつてMI6諜報員だったラウル・シルヴァが計画に関わっていることを突き止めます。ボンドはシルヴァを確保しMI6に監禁するも、予測していたシルヴァに逃走され、Mを狙った攻撃は一般人にも危害が及ぶように。Qとマネーペニーの協力でシルヴァとの直接対決に持ち込んだボンドは、自らの生まれ故郷であるスカイフォールに誘き出します。シルヴァの始末に成功したボンドですが、Mも銃撃戦にて負傷、スカイフォールで息を引き取りました。Mの殉職後、新たなMとしてマロリーをメンバーに迎えるのでした。


第4作「007 スペクター」

画像引用元:James Bond007 JP Face Book

<主な登場人物>
ジェームズ・ボンド、M、Q、イヴ・マネーペニー…上記参照。
フランツ・オーベルハイザー(クリストフ・ヴァルツ)…幼くして両親を失ったボンドを引き取った家庭の息子。ボンドに良くする父親に嫉妬し、事故に見せかけ父親を殺害した過去が。
マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)…ミスターホワイトの娘。精神科医。

<あらすじ>
第1作のル・シッフルから始まる一連のテロ事件を追うボンドは、Mの遺言により背後に大きな組織があることを知ります。組織の秘密会議に潜入したボンドは、そこで幼少時代を共に過ごしたフランツ・オーベルハイザーと再会、フランツがボンドに恨みを寄せていることが明らかになります。同じ頃、合同保安部(MI5)によってMI6は解体の危機に。MI6部員の身動きが取れなくなる中、応援を期待できなくなったボンドは、更なる手がかりを得るべくミスターホワイトの元へ。ミスターホワイトの命と引き換えに、彼の娘マドレーヌを守ることを約束したボンドは、彼女の協力で組織が「スペクター」であること、そのトップにフランツが存在することを突き止めます。これまでのテロリストはすべてスペクターの一員で、Mやヴェスパーの死も全てフランツによるものだったことを知ったボンドは、凄まじい闘いに勝利し、007を引退したのでした。

最新作「007 ノータイムトゥダイ」の見どころ

画像引用元:James Bond007 JP Face Book

今回の作品で引退を表明しているダニエル・クレイグ氏。最後のボンド役としてどのようなフィナーレを飾るのかが最大の見どころと言えるでしょう。
その華やかな引退にふさわしく、キャストも豪華。
今回は敵役として、「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレック氏が登場。ボンド・ウーマンは、前回に引き続きレア・セドゥ氏がマドレーヌを演じます。また、監督としてシリーズ初の日系アメリカ人、キャリー・ジョージ・フクナガ氏が抜擢され、これまでとはひと味異なるテイストのボンド作品となりそうです。日本らしさも作品中に出てくるようですので、そこも注目したいポイントですね。
更に、今回はシリーズ初・00称号を持った女性エージェントが登場。女性も社会で活躍する時代を反映した、まさに現代らしい設定となっています。

これまでのストーリーがすべて繋がり、ひとつのピリオドを打つこととなる「007 ノータイムトゥダイ」。映画ファンとして節目に居合わせられた幸運に感謝しながら、ダニエル版ボンドの最後を見届けたいですね!

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 10月1日公開
劇場情報はコチラ

更に深めて最新作に臨みたい方へ

現在アップルTVアプリにて、「Being James Bond」(ジェームズ・ボンドになるまで)というドキュメンタリー映画が配信されています。ダニエル・クレイグ氏はこれまでのどの俳優よりも、配役当初に英国中から批判を浴び、そしてその評価を見事ひっくり返した俳優。この作品は、彼がどんな心境で役作りに挑み、どのようにプレッシャーを跳ね除け、歴代最高の評価と興行収入を得るまでになったのかが記録されています。007を更に深めたい方には是非見て頂きたい1作です。

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