福岡の飲食店グルメをテイクアウト『ゴチデパ』開店話その①
飲食店を応援!情報誌NASSE(ナッセ)編集部が作ったリアル店舗『ゴチデパ』
みなさんこんにちは。
ナッセ編集部は福岡・北九州・熊本で情報誌『NASSE(ナッセ)』を発行している編集部です。
が、実は他にも様々な仕事をしていまして、その事業紹介として今回は福岡ナッセ編集部が企画・運営する『ゴチデパ』についてご紹介します。ゴチはごちそう、デパはデパート『ゴチデパ』とは福岡の飲食店のごちそうをデパ地下で買ってテイクアウトできるをコンセプトにしたリアル店舗のことです。
2021年2月10日のOPENから1ヶ月半ほど経って少しだけ落ち着いてきたので、『ゴチデパ』開店話その①をご紹介します。
『ゴチデパ』はどこにあるのか
その『ゴチデパ』ですが、大丸福岡天神店の東館エルガーラ地下2階にあります。本館側から連絡通路を通ってすぐ、お店の場所は赤い印で囲んでいるところ、営業時間は大丸さんに準じています。
大丸福岡天神店 フロアガイドより
https://daimaru-fukuoka.jp/floorguide/map/11
あらためまして『ゴチデパ』の起こり
新型コロナウイルス感染症拡大防止の取り組みとしての長い自粛期間中、たくさんの飲食店さんとつながりを持つ弊誌編集部としては、店舗を構える飲食店さんにできることは何かを模索してきました。
そこで浮上したことのひとつが「ナッセが店舗の料理を集めてテイクアウトできるお店をひらいてはどうか!」でした。
お店のお弁当はどれも色鮮やかで個性豊か。楽しくなってきます。
「え!?私たちが実際のお店を開くんですか?」
最初にその企画を聞いた際は驚きました。お店を出すってそんな大掛かりなことできるんだろうか。しかし今ってそういうときなのかもしれない、とも。
私たちは20年以上地域の情報(特に多くの飲食店さんの情報)を発信する情報誌を発行してきて、WEBの台頭、いつ起こるか分からない震災、コロナ、予測不能な時代においてリアル店舗を持つということは挑戦ではあったのですが、私たちがやってきたことの新たなカタチ、地域との関わり方のひとつかもしれないと考えました。
今回、『ゴチデパ』立ち上げメンバーで弊社プロジェクトリーダー、福岡ナッセ編集部の鎌田あすかさんに話を聞きました。企画、準備段階、飲食店への声かけ、広報、そしてオープンまでの紆余曲折・怒涛の日々を振り返ります。
『ゴチデパ』立ち上げのリーダー・鎌田あすかさんに聞いた
『ゴチデパ』店頭にて
──『ゴチデパ』企画の話があがった時にどう思いましたか?
飲食店さまとの付き合いがあるナッセですが、ノウハウがないため、実店舗を持つことに不安がありました。
実際の準備段階では「衛生検査」が一番大変だったですね。消費期限の設定や、アレルゲンの表記など、予想をはるかに超える細かな検査やチェックに驚きました。でも、こういった細かな検査があるおかげで安心・安全な商品が販売されているということを実感しました。
──そしてやっとオープンにこぎ着けました
正直な話、オープン初日かなりバタついてしまい、大丸さんにご迷惑と心配をおかけしてしまいました。思い出したくないくらいです…(泣)
──わかります。でもお弁当が売れていくことって嬉しかったですよね
本当にそうでした!多くのお客さまにご来店いただいて、たくさんの想いが詰まったお弁当をご購入いただく姿を見て、この日のためにやってきたんだ~と感激しました。
──これからの展開で考えていることは
『ゴチデパ』内でのフェアの開催や販促も予定しています。事前予約もスタートしました!今後も多くのお客さまに喜んでいただけるよう、飲食店・大丸さん・ナッセ一丸となったお店づくりをしていきます。
表示ラベルに携わっているうちに面白くなってきて「食品表示検定」を受けようかな、と考え中の鎌田さん。新たな扉が開いたようです。
その②につづきます。
『ゴチデパ』WEBサイト
https://nasse.com/gochi-depa/
大丸福岡天神店
https://www.daimaru.co.jp/fukuoka/