【祝60周年】熊本の和菓子店といったらココ!一休本舗の工場潜入
和菓子は日本の歴史や季節感から誕生した伝統文化です。全国には地域独自の豊富な和菓子があり熊本は「いきなり団子」ですよね。
日本人にとっては親しみ深く、ホッと一息していただきたくなるのが和菓子の魅力。
今回は熊本県民なら一度は見た事のある和菓子の有名店《一休本舗》へ行ってまいりました。
一休本舗工場売店へ
こちらが一休本舗秋津本店、熊本市東区の秋津小学校の隣に位置しています。
一休本舗と聞くとロードサイドにお店を構えているイメージが強いですが、ここ本店は工場併設なので秋津川近くの住宅街に入り組んだところにあります。
朝この道を通ると饅頭を仕上げた蒸気が湯気となりモクモクと宙に浮いていきます。
お店の歴史を伺うと、1963年の創業当時は個人商店に卸売りし、その後はスーパーや量販店のテナントとして出店を続け、ピーク時にはなんと34店舗を出店していたそうです。
現在は直営店が10店舗、その中でも甘味処併設店舗が3店舗(水前寺・城南・八代)にあり、意外にも京風たこ焼きが大人気商品。
他にもグラタンや唐揚げ、炒飯まで用意されておりランチとしても利用可能です。
60周年企画
創業60年を迎えた今年は様々な取り組みを始めています。
お客様の声を聞き商品化した ひと月限定まんや普段手に取ることができない商品を販売する工場直売会などを実施し気軽にとってもらえるような機会を創出しています。
意外なリクエストもあり、うぐいすまんやキャラメルまんなど驚く組み合わせの商品も販売されていました。
こちらが先日行われた直売会の内容、来月のカスタまんが気になりますね~。他にもグラム数を当てたら無料という聞いたからには挑戦しないわけにはいかない企画もありました!
少し先になりますが次回は8月に開催予定とのことです🍡
今回いただいたのはカレーまんじゅう
ふわっと香るスパイスの匂いが食欲を掻き立てます。お味は程よい甘さのあるカレーなのでお子さんと一緒にいただけます。
コンビニで販売されているカレーまんは口の中でフワッととろけますが、こちらは饅頭の良さを生地に残してあり手に持った時のモチモチ感と詰まった生地で食べ応えがあります。
おやつの裏側、工場潜入!
今回は特別に工場に入らせていただきました!
成形されていく団子や饅頭、機械の音、リズミカルな生産ラインは見入ってしまうものがあります。
団子の製造
あずま団子の製造過程です。大量のお米と餡子が吸い込まれていき、次々に成形されていきます。
団子を串にさし出来上がった商品をトレーに積み上げていきます。
この丸いフォルムが可愛らしく、頬張りたくなります。
この後、自動包装機により一つずつパッケージされているのが一休本舗の嬉しいトコロ、取り分けの際にサクッと渡せます♬
驚きの機械
工場に伺うと「こんな機械が!?」と思うことがあります。
ご覧ください。串が刺さったまま団子が出てきました!
これは卓上型串団子自動製造機と呼ばれるもの、看板商品の一休団子などはこうやって出来ているそうです。
どうやら味付け前の団子はこの機械を使用するみたいですね。
餡子部屋
こちらは餡子部屋、タイミングが合わず製造の瞬間には立ち会えませんでしたが一仕事を終え、トレーにぎっしりと詰まった餡子がお出迎えしてくれました。
餡子も好みが分かれますよね、私は饅頭はこし餡だけどどら焼きはつぶ餡という拘りがあります。
近年はパン屋さんであんバターフランスなどが流行していますが、和菓子屋が作る餡子は口に残る塩っぽい甘さが全然違うなと感じます。
人気の商品たち
商品数は30種類程でかなりのラインナップ
柏餅やわらび餅、加えてどら焼きまであり一休本舗に来れば色々な和菓子を選ぶことができます♪
毎月19日は一休の日
皆さん一休の日はご存じでしょうか?
3~4年前から始められ、毎月19日は一休だんごが通常100円のところ50円で販売!
3本からの注文となっていますが一人でもペロッと食べれちゃうほど美味しいのでご自宅用含めて1000円20本なんていかがでしょうか(^^
この醤油の味が強いタレがたまらない
問い合わせ
インスタグラムではひと月限定まんや様々な商品の製造過程を投稿されているので是非ご覧ください!
一休本舗 本社工場売店
住所:熊本市東区秋津3丁目14-1
TEL:096-368-3071
営業時間:8:30~17:30
公式HP:http://www.ikkyuuhonpo.com/
オンラインサイト:
https://shop.ikkyuuhonpo.com/