EXILE NESMITHスペシャルインタビュー

【熊本】EXILE NESMITHさん Special Interview!

熊本のまち

前回の橘ケンチさんに引き続き、

なんと、EXILE NESMITH(以下、NESMITH)さんがNASSE編集部に来てくださいました!!!

2022年1月1日にリリースしたアルバム「PHOENIX」についてや、

地元・熊本に対する想いなど、たっぷり伺っちゃいました!

EXILE結成20周年を迎えての決意、「PHOENIX」に込めた想い

—2021年9月にEXILEが結成20周年を迎え、2022年1月1日にリリースされた「PHOENIX」も14人体制以降初の、節目となるアルバムかと思います。改めて、20周年を迎えた決意と、今回リリースのアルバムに込めた想いをお聞かせください。

いろんな紆余曲折、山あり谷ありあって迎えた20周年。自分自身、一人のファンとして見ていた時間もあり、この20周年という節目の年を、今メンバーとして迎えられたことを本当に嬉しく思います。

改めて振り返ると、この20年の中で、EXILEというグループが世の中に向けて発信してきたメッセージや、影響力というのは凄くあったのではないかなと感じています。例えば、ダンスがよりメジャーになり、学校の必修科目になったり。あとは、ブラックミュージックや、そういったカルチャーをEXILEというものを通して知ったり、感じてもらえたファンの方もいたりするんじゃないかな、と。僕自身も、EXILEで出会ったダンスや楽曲、スタイルがありましたから。

2020年にATSUSHIさんが勇退されて、オリジナルメンバーがいない、本当に“ゼロ”から“イチ”を作り出すEXILEになって。今の14人のメンバーだからこそできるEXILEのスタイルとかカタチがあると思います。今回のアルバムもそういったメッセージや音楽性というものを詰め込んだ作品になっているので、ぜひみなさんに聴いていただいて、20年経った今のEXILEを感じてもらえればなと思います。

MV(music video)の撮影裏話

「PHOENIX」に収録されている楽曲のMVをいくつか拝見させていただきました。どのMVもEXILEさんならではの世界観があってとてもかっこよかったです!特に、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目)さんとコラボした「VIRTUAL LOVE」のMVが衝撃的でした。個人的に、VRのゴーグルをつけて観賞したいくらい!(笑)そのくらい、映像の迫力が凄かったです。

EXILEとしても、三代目との初めてのコラボ曲で、ああいうフルCGMVは初めてでしたね。監督の頭の中にあるイメージを話していただいて、合わせる予定の映像も見た上で、演じるような感じで撮影しました。パフォーマンスして踊ってといういつものスタイルより大変な部分はありましたが、完成した映像を見た時に、僕たちも衝撃的で。「あ、あそこのシーンはこういう風になるのか!」と思ったりしましたね。

僕らの撮影時間は普段のMVと同じくらいの規模でしたけど、監督やCGを作られるスタッフのみなさんの時間の方が多くとられていて。細かくひとつずつチェックしながら作っていただいた作品です。

あと、今回のMVの中には、僕らのツアーにあった『願いの塔』があったり、三代目のツアーでもあった『NEO TOKYO』があったり。いろんなグループがこれまでやってきたツアーのテーマやモチーフというものが映像の中にも入っています。ただの三代目とのコラボという枠を超えて、EXILE TRIBE感を映像として楽しんでもらえる作品に仕上がっているかなと思います。

―早くも次回作のMVが楽しみです!

ハードルが上がりますね!(笑)

でも、楽しみにしていただければ。

熊本応援ソング「さるこうよ」について

―MV繋がりですと、私は熊本応援ソングの「さるこうよ」のMVもすごく素敵だなと感じました。NESMITHさんとLeolaさんと中田裕二さんのお三方が、思いついたように蜂楽饅頭に立ち寄って食べられるシーンがすごくほっこりして。優しくて穏やかな雰囲気の曲調もすごく好きです。

「さるこうよ」は、どんな楽曲にしようかと3人でいろんなアイディアを挙げていた中で、熊本県民って、例えばセンタープラザの曲だったり、鶴屋さんの曲だったり…ちょっと哀愁があるというか、7080年代のシティ・ポップのような雰囲気がする楽曲が好きなんじゃないかという話になり。聴きなじみのある方は懐かしく感じるし、若い世代の方には新しいサウンド感になるかもしれない。そんな話から、中田さんがその場で「こういう感じかな…」ってギターをつま弾きながら歌ったものをどんどん広げていって、出来上がった楽曲でした。

―MVの中でも、いろんな場所を歩かれたり訪れたりされていましたが、NESMITHさんの中でここに来たら特に熊本を感じるなって場所はありますか?

市電通り沿いの、橋を渡って水道町に入っていく瞬間ですね。学生時代に感じていた「街にきたー!」というワクワク感が蘇ります(笑)そんな感じで街をさるいている、散歩しながら熊本を案内しているような楽曲になっているので、ぜひみなさんに聴いていただきたいです。

「さるこうよ」の過去インタビュー記事はこちら

故郷・熊本を舞台に…

―今後、地元・熊本を絡めた活動で、こういうことをしてみたいなど思い描いていることがありましたら、ぜひお聞かせください。

熊本は、エンタメや音楽がすごく溢れている場所だと感じていて。音楽フェスや、いろんなものを絡めて熊本という街を盛り上げたりアピールできるような、そういったイベントをやってみたいですね。

僕が番組MCを務める「NES-FES.」も、ゆくゆくはいろんなアーティストの方を呼んで熊本でフェスのようなイベントをやりたいという想いも込めてこの番組タイトルにしました。

ロケーションも街中で、後ろに熊本城を背負ってステージ組んでできたらいいですね!街の活性化にも繋がり、そのイベントに来ることで熊本の文化や食や人、いろんなものに触れられる、そういったことが実現できたらいいなっていうのは、夢として持っています。

今、自分がEXILE NESMITHという名前を使って、熊本に恩返しができるタイミングに入ってきたなと感じているので、「NES-FES.」をはじめ、熊本に対していろんなことを企画し、アウトプットして実現できたらなと思っています。

インタビューを終えて

MVや楽曲制作の裏話などをお伺いして、ひとつひとつの作品により一層重みを感じました。

また、一ファンとして、一熊本県民として、NESMITHさんの夢でもあるフェス開催の実現を、今から心待ちにしています!

20周年を迎え更に進化を続けていくEXILEと、活躍の幅を拡げているNESMITHさんの今後にご注目です!

Profile

EXILE NESMITH

1983年8月生まれ、熊本県熊本市出身。

2000年、某テレビ局オーディション番組への参加をきっかけに本格的に音楽活動をスタート。

05年9月LDHへ移籍後、06年4月にソロデビュー、09年2月にJ Soul Brothersにてメジャーデビューを果たす。

09年3月、EXILEに加入。12年7月、EXILE THE SECONDとしても活動開始。

ブロードウェイミュージカルへの出演や自身がMCを務めるレギュラー番組をスタートさせるなど、活躍の幅を拡げている。

リリース・関連情報

EXILE 12th ORIGINAL ALBUM

PHOENIX

NOW ON SALE

前作より約3年半振り、12枚目となるオリジナル・アルバム。

まるで不死鳥(PHOENIX)のごとく何度でも立ち上がる不屈の精神で、

エンタテインメントの完全復活を願うメンバーの想いが込められた一作。

『NES-FES.』

NESMITH MUSIC FESTIVAL

熊本出身のEXILE NESMITHさんが深夜にお送りする熊本発の小さな音楽フェス。

様々なアーティストの新曲MVをはじめ、地元熊本で活動している

アーティストも応援しながら、最新の音楽情報をお届けしています! 

TKU テレビ熊本にて、毎月第2・第4金曜日 24:55~放送中!

番組詳細はこちら

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