老舗の竹箸メーカーが人生の節目を祝う「しあわせの箸(橋)渡し」プロジェクトがスタート!!
株式会社ヤマチク
熊本県玉名郡南関町にある『株式会社ヤマチク』。
創業は1963年。
「山崎竹材工業所」から始まり、時代の流れのなかでなにか新しい挑戦をしようと、建材製造の技術を生かして竹のお箸を作ってみたことから今のヤマチクが誕生しました。
それから今に至るまで竹のお箸だけを作り続け、今では竹を切り、削り、出荷するまでの全工程を国内でまかなう日本唯一の竹箸メーカーになりました。
「軽くて、丈夫で、滑りにくい」。
すべらないお箸は疲れにくく、掴みやすいので小さな子供でも簡単に使えます。
ぜひ、竹のお箸を一度使ってみてください。
ほぐしたり、つまんだり、かき混ぜたり、軽くしなやかな竹のお箸がみなさんの食卓にすっと馴染みます。
日本の食文化を守るためにも、そして竹の産業を守る為にも、ヤマチクは変わらず竹のお箸を作り続けます。
「しあわせの箸(橋)渡し」プロジェクト
このプロジェクトは南関町役場で
①婚姻届
②出生届
の届出を出した町民の方々に、南関町からのお祝いとして南関町で作られている『ヤマチク』の竹箸をプレゼントとして贈呈するというものです。
“箸”はたくさん物を食べられるところから転じて、長寿や健康といったことを表す縁起の良い物。また“橋”につながるとも考えられ、夫婦の絆を深める「橋」という意味や、幸せの橋渡しをするという意味も持っています。
南関町で新生活をスタートする人が、地元で作られている竹のお箸を通じて地域の魅力を知るというところも素敵です。
ヤマチクのオリジナルブランド「okaeri」
「しあわせの箸(橋)渡し」プロジェクトで渡すお箸は、ヤマチクが竹のお箸の原点にもう一度帰ってきてほしいと願いを込めて作ったオリジナルブランド“okaeri”。
「ただいま」 「おかえり」 「いただきます」
を繰り返す何気ない日常の食卓にいつもある箸を目指して作ったそうです。
箸を実際に持たせてもらいましたが、たった数グラムなのにすぐに分かるその軽さに驚きました。
また手元が丸く、箸先にいくにつれ四角く面になっている。そのため面と面で物を捉えられかなり掴みやすい。
考え抜かれているのは構造だけではありません。
「竹取物語」をモチーフにしたというパッケージは出産祝いや結婚祝いといった人生の節目のプレゼントにも最適なんです。
この独創的なデザインにより、国内外の多数のアワードを受賞しています。
お箸の使いやすさのみならず、思わず人にプレゼントしたくなるデザイン性の高さも魅力のひとつです。
■第100回ニューヨークADCメリット賞
■ペントアワード(Pentawards)シルバー賞
■ソーシャルプロダクツアワード2021ソーシャルプロダクツ賞
■「にっぽんの宝物グランプリ」工芸部門 準グランプリ
■おもてなしセレクション 生活雑貨・日用品 金賞
プロジェクトの流れ
「しあわせの箸(橋)渡し」プロジェクトの流れは以下。
①南関町役場に「婚姻届」、または「出生届」を提出。
②提出窓口で「お箸のギフトチケット」をお渡し。
③ヤマチク第二工場販売所へ行き、チケットとギフトを交換。
このような流れで竹のお箸「okaeri」を受け取ることができます。
工場へ直接足を運ぶことで、作り手と直接会って交流し、ヤマチクのみならず南関町の魅力に興味を持ち、愛着を感じてほしいという願いも込められています。
【ヤマチク第二工場/直売所】
住所: 熊本県玉名郡南関町久重14
TEL:0968-53-3004
ホームページからお箸の購入もできます。
https://yamachiku.stores.jp/
ちなみに…
この「しあわせの箸(橋)渡し」プロジェクトは毎年開催される社内コンペから採用されたそうです。
こちらが立案者の竹﨑さん。
竹﨑さん自身も、以前結婚祝いに町長からヤマチクのお箸をもらったそうで、その時に初めて竹のお箸の使いやすさに感動したそうです。
そのお箸を使っていくうちに、作り手であるヤマチクで働きたい!と思うようになり入社したらしく、そんな竹﨑さんの体験を通じて、今回の企画が生まれました。
そして驚くべきは現在竹﨑さんは産休中で出産間近なんだそう…。
おそらく竹﨑さん自身が一番にお箸をもらうのではないかと噂されている事はここだけの話。