【阿蘇くまもと空港】新旅客ターミナルビル 2023年3月23日オープン!新しくなった待合エリアは熊本土産が満載!

熊本のまち

2016年に私たちの大好きな街で起きた、熊本地震から7年。

益城町にある空港ターミナルビルも天井が落下するなど被災したのを機に建て替え、

熊本地震からの創造的復興のシンボルとして待ち望まれた、

阿蘇くまもと空港「新旅客ターミナルビル」がついに2023年3月23日オープンしました!

 

これまでのターミナルビルとは異なり、国内線と国際線のターミナル機能が一体化し、搭乗待合エリアには飲食店やお土産店などの施設が充実しています。

新しくなった新旅客ターミナルビルの魅力をナッセ編集部がご紹介します!

熊本の新たな“空の玄関口”

新しいビルの外観は、熊本城の黒漆喰をモチーフにした陰影のあるデザイン。県産木材もふんだんに取り入れ、温かみのある雰囲気が感じられます。出入り口には東京五輪の選手村で使われていた熊本県産の木材を再活用するなど、環境への配慮もされています。

 

国内線と国際線が一体となり、地上4階建てで延べ床面積はこれまでの1.4倍に。大地震にも耐えられる高い耐震性能を誇り、電源や給水設備などライフラインも強化されています。災害が起きた時でも空港利用者が安全かつ安心して滞在できるのはいいですね。

 

  • 国内線は黒、国際線は白に統一され一目でわかりやすい

中に入ると、天井が高く、今までと見違える広さに。航空会社のカウンターが並び、最先端機器を導入したファストトラベル設備が取り入れられています。チェックインや荷物預入で待ち時間が短縮されるので、スムーズな手続きが可能です。

 

エスカレーターで3階へ上ると、出発保安検査場へつづきます。案内表示は国内線が黒色、国際線は白色で統一され、一目で違いが分かる仕様に。館内サインも加藤清正の家紋などをモチーフとしたデザインにするなど、随所に熊本を感じられ、まさに熊本の空の玄関口といった印象です。

新旅客ターミナルビルで注目の「搭乗待合エリア」

国内線の出発保安検査場の先は、広々とした「搭乗待合エリア」。熊本の美味しいグルメが堪能できるレストランや、熊本をはじめ九州各地のお土産物が揃うショップなど計26店舗が出店し、飛行機に乗る直前までショッピングやグルメを楽しめます。

 

馬刺・あか牛・からし蓮根等など、熊本県産の食材をつかったご当地グルメをはじめ、熊本の特産物や名産品など、県内の名店や人気店が勢揃い!

こうして見ると、本当に熊本には美味しいものがたくさんありますね。

他にも、くまモングッズや熊本発の雑貨、Made in ASOのシャツ、空港限定の商品など様々なものが揃っていて、熊本での旅の思い出をおしゃれに彩るお土産物がずらり。思わずいっぱい買っちゃいそうです。

保安検査場通過後にしか利用できないなんて勿体ない!と思ってしまいました…

今度、自分が飛行機に乗るときは、いつもより早めに行ってココを満喫してから飛び立とうと思います!

 

お子様連れの方に嬉しいキッズスペースも設けられています。また、子供も大人も楽しめるフライトシミュレーターゲームやクレーンゲームなどのアミューズメントもあって、空港の搭乗待合エリア内に出店するのは全国初とのこと。

 

搭乗口前に配置された長椅子には各座席にコンセントが設けてあり、充電の心配なくスマホやPC利用ができるのは嬉しいですね。飛行機を眺める窓際には大きなソファ席もあって、旅行やビジネスでも搭乗までの待ち時間を快適に過ごせます。

展望デッキはお見送りや撮影スポットにおすすめ

4階にある展望デッキは、滑走路側にせり出す「花道型」で、離着陸する飛行機をより近くで見られるようになっています。阿蘇くまもと空港はその名の通り、阿蘇の山々をきれいに見ることができる立地で、飛行機と空と阿蘇山と、映える写真が撮れるスポットとしても魅力があります!

この日はあいにく小雨まじりの天気でした…

 

1階や3階の保安エリア外からエレベーターで上がると展望デッキに向かう通路があり、そこからは搭乗待合エリアも一望。搭乗直前の家族や友人に手を振って最後まで見送ることもできますよ。

 

 

2024年秋頃には、国際線ターミナルビルの跡地を活用した、飛行機を利用しない方も利用できる地域にひらかれたにぎわい空間を整備予定。大きく生まれ変わる「阿蘇くまもと空港」が今後も楽しみですね!

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