熊本県 ゆう菜農園の『火の国くまもと とろうま茄子』がおいしいワケ。

初夢に出てきたら縁起がいいものの象徴である一富士・二鷹・三なすび。夢に出てきたことはないですが、ここに「なす」が入っていることに気づきました。徳川家康が好んでいたものの順番であるとか、諸説あるようですが、なす＝「成す」という意味をこめて縁起物にしたという言い伝えを聞くと、長く日本で愛されてきた野菜であることは間違いないようです。

熊本のなすは生産量全国2位！

なすについて調べてみると驚くべきことが。熊本県はナントなす全国2位の生産量を誇るのです。しかも1位の高知県とは僅差、もしかしたら追い越す可能性もあるほど。トマトやスイカは熊本は有名だよねと思っていましたがこんなにも採れていたとは…勉強不足でした。

なすの原産はインド。日本には7〜8世紀にはすでに中国から伝わっていたと考えられているので、日本食には自然と入っていますし、今では中華から洋食まで幅広い存在感を示しています。なす、美味しいですもんね。

「ゆう菜農園」のなすは今まで食べたなすと全然違う！

そんな日本人には馴染み深い、というか当たり前すぎて取り立てて考えることがなかった食材としてのなすですが（正直、脇役扱いをしておりました）こちらの『ゆう菜農園』さんのなすはちょっと違うんです。食べてみたらわかる！のですが、ここで詳しくご紹介いたしましょう。

「レモン風味浅漬け」ゆう菜農園さんのなすを使って茄子料理を作っていただきました！ cooked by びすとろルポ

地下160メートルから汲み上げられる天然水を使用。

約27万年前から約9万年前にかけて4度の大火砕流噴火を起こした阿蘇山。この火砕流が降り積もって熊本の大地はできています。この地層は水が浸透しやすい特徴を持っているため、熊本地域に降った雨は地下水になりやすく、豊富で良質な水を蓄えることができると言われています。まさに阿蘇のおかげで今の熊本があるんですね。

地上に降った雨は地下に浸透し、地層の間をゆっくりと流れていきながらミネラル分や炭酸分がバランスよく溶け込み美味しく体にやさしい天然水になります。阿蘇の地下水が熊本市にたどり着くまでは約5～10年、長ければ20年かかると言われています。時間をかけた濾過装置のようです。
（引用、参考文献：世界に誇る地下水都市・熊本　熊本市水保全課HPより）

蛇口をひねればミネラルウォーター。熊本の水はそのように例えられ、実際に熊本で暮らしていると当たり前のことになってしまっていますが、よく考えてみると贅沢なことです。

ゆう菜農園さんは「地下160メートルのきれいな井戸水」を吸い上げてなすを栽培しています。 通常使用される25〜35メートルの水脈とは違う飲料水と同じ水脈です。 美味しく栄養豊富、みずみずしいゆう菜農園さんのなすの秘密のひとつはこの地下水なんです。

「なすのペペロンチーノ」みずみずしいなすの旨味がヤバイ！ cooked by びすとろルポ

殺虫剤を使わない天敵栽培。

このキレイな薄紫色の花はなすの花です。よく見てみてください。小〜さな緑色の虫が見えますでしょうか。これが害虫を食べてくれる働きをしてくれる良い虫くんです。

ゆう菜農園さんのおいしいなすの２つ目の秘密がこの『天敵栽培』という農法です。多くの農家さんでは殺虫剤を使用した栽培管理がなされています。害虫から作物を守るためには仕方のないことかもしれませんが、ゆう菜農園さんではあえて大変な手間をかけ、害虫の天敵をハウス内に飼育する栽培方法にこだわり、殺虫剤を使用しないなすの栽培を実現されています。

毎年7月下旬に定植し、翌年の6月くらいまでほぼ一年中栽培出荷は続きます。その間、殺虫剤を使用せずにメンテナンス。良い菌を増やすための土づくりも代々繋いできたこだわりです。私たちに『安心で安全、本当の意味での美味しい野菜を届けたい』その思いが立派でツヤツヤした美しいなすへとかたち作られています。

「うちの定番麻婆茄子」ちょっと〜白ごはん山盛り持ってきて！ cooked by びすとろルポ

ゆう菜農園さんのなすをいただくと「今までのなすってなすじゃなかったのかも」そんな気さえするほど、柔らかい皮、ぎっしりと旨味がつまったみずみずしさ、何のお料理でも主役になれる存在感に感動です。なすというお野菜に今まで以上に興味がわいてくる、多分、言い過ぎではないと思います（笑）。

なすを使った簡単にできる極旨レシピ教えてもらいました。

ねぎとなす　たっぷり野菜のすき焼き牛丼

ゆう菜農園さんのなすをいただいて一番に思うことは、とにかく大きく切って食べる！これです。

ゆう菜農園さんの「とろうま茄子」は通信販売でも購入できます。

「とろうま茄子」をぜひ食べてみたい！という方はオフィシャル通販がございます。ご近所や会社で分けてもいいかもですね。

熊本県産 とろうま茄子 3kg（15〜20本）
2,800円（送料別）
詳しくはオンラインショップへ

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