【福岡】福岡市が全国初!『犬猫パートナーシップ店制度』
2021.11.18福岡市で2018年4月から新しくスタートした「犬猫パートナーシップ店制度」。大切なペットとずっといっしょにいて ほしいという願いから取り組んでいる制度です。ペットを飼っている方やこれから飼う方、ペットショップの方 にも覚えてほしいこのマーク。どんな制度なのかご紹介します。
掲載号:NASSE 7月号(2018年6月25日)
取材協力:福岡市保健福祉局生活衛生課
『犬猫パートナーシップ店制度』とはどんな制度?
福岡市が飼い主とペットがずっといっしょに暮らす街を目指して、市独自の基準を満たすペットショップなどの犬猫等販売業者を認定する制度です。福岡市の犬猫殺処分頭数は、10年前に比べて10分の1まで減りました。目標は2024年までに殺処分ゼロを実現するということ。この実現に向けて、命を預かる責任を果たすための「厳しい認定基準」をクリアしたペットショップなどを福岡市が認定する全国初の制度です。6月には奈良市も導入。福岡発、全国的に広げていきたい取り組みです。
どんなお店が「パートナーシップ店」?
福岡市が審査し、認定したお店です。認定に当たっては、大きな3つの基準があります。
❶「最期まで飼うこと」「万が一飼えなくなった場合は、新たな飼い主を必ず探すこと」などを、犬猫の販売時に飼い主に誓約していただくこと
❷マイクロチップを装着した犬猫のみを販売すること
❸まずは「譲渡」という選択肢をご案内いただくこと
上記と合わせて8つの認定基準があります。
マイクロチップって?
直径2mm長さ約1cmの小さな 円筒形で、動物の皮下に 装着します。世界で唯一の 15桁の数字(番号)が記録 されており、照会することで 飼い主を特定することがで きます。(※データベースへ の情報登録が必要)
譲渡とは
飼い主のいない動物を、新しい飼い主へ譲り渡すことです。 犬猫を飼い始める際の選択肢には、購入以外に「譲渡」という選択肢があります。
ずっといっしょ.com
ホームページ「ずっといっしょ.com」では、ムービーや ポスターなどを公開して、制度について分かりやすく紹介をしています。ぜひご覧ください。
お問い合わせ
福岡市保健福祉局生活衛生課 動物愛護管理係
☎092–711–4273(内線 2253)