【福岡】2023年4月1日 食品の表示制度が変わります!「遺伝子組換え表示制度」

【福岡】2023年4月1日 食品の表示制度が変わります!「遺伝子組換え表示制度」

2022.12.27

食品を購入する上で気になる食品表示。中でも「遺伝子組換え」は気になる項目のひとつではないでしょうか。消費者が正しく理解し安心して購入できるように、2023年に変わる「遺伝子組換え表示制度」についてご紹介します。

掲載号:NASSE 1月号(2022年12月26日) 
取材協力:福岡市保健医療局生活衛生部食品安全推進課

Q.遺伝子組換え食品って何

A. 別の生物の細胞から取り出した有用な性質を持つ遺伝子を、その性質を持たせたい植物等に組み込む技術を利用して作られた食品です。国内で流通している遺伝子組換え作物は、食品衛生法に基づく安全性審査を経ています。

 

Q.表示制度の対象となる農産物はどんなものがあるの?

A. 安全性審査を経て流通が認められた9農産物及びそれを原材料とした33加工食品群が対象となります。(※下図)


 

Q.「遺伝子組換え食品」と「遺伝子組換えでない食品」は選択できるの?

A. 消費者が食品を購入するときに遺伝子組換えの原材料が使用されていたかどうか選択できるよう、遺伝子組換えに関する表示方法が決められています。表示には「義務表示」と「任意表示」があり、遺伝子組換え農作物を使用している場合は、「遺伝子組換え」などの表示が義務付けられています。

 

遺伝子組換えの任意表示について

 

表示制度について詳しくは

★福岡市ホームページ:遺伝子組換え表示制度

★消費者庁ホームページ:遺伝子組換え表示制度に関する情報

★消費者庁リーフレット:ダウンロードはコチラ