聴く人を優しく包みこむ歌声が魅力。熊本出身のソロアーティスト【Myuk】インタビュー
熊本出身の女性アーティスト《Myuk》が1st Album『Arcana(アルカナ)』を1月24日㈬にリリースします。併せて来月には全国ワンマンライブツアー”Myuk concert tour 2024 「Arcana」”を開催。
今回は故郷の熊本で独占インタビューをさせていただきました。
Myukとは
熊本県八代市出身のMyuk(ミューク)、幼少期に祖父の勧めで日本民謡を歌い始めたことをキッカケに歌手人生のスタートをしました。
出場する大会やステージで経験し、歌を通して「感動したよ」「心が動いた」など言葉をもらったことで小学2年時にはすでに将来の夢として歌手を掲げました。
小学生時代は民謡を習い、その後YUIや綺香といったシンガーソングライターの歌で救われた自身の経験から”自分の言葉で曲を作って歌いたい”、作詞作曲への気持ちが芽生え、アコースティックギターを持ち《熊川みゆ》として楽曲制作に取り組みます。
歌手として分岐点となったのがアニメーション制作プロジェクト「BATEN KAITOS(バテンカイトス)」。
TVアニメ「約束のネバーランド」Season 2エンディングテーマの主題歌を歌うことが決定し、楽曲提供はEve。
Eveとの出会いを機に歌手《Myuk》としての活動を開始。Myukは、スウェーデン語で「やさしさ」「やわからさ」の意味を持つ”Mjuk”と本名(Miyu Kumagawa)からの造語だそうです。
音楽に救われた経験から自身も誰かを救える存在になれるようにと、傍で寄り添ってくれる柔らかな歌声が魅力です。
歌手として活動していくこと
歌は”言葉”、悲しい事や辛い事、イヤな事を乗り越えていく手立てが『歌』。原体験を今度は自分が与える側になる強い気持ちのもと活動。
歌を聴いてくれる人がいることが一番嬉しく、歌手を目指したキッカケの想いは昔と今でも最初の気持ちはずっと変わらないそうです。
また《熊川みゆ》シンガーソングライター時代の活動と様々なアーティストと共に創作していく現在では活動が大きく異なります。
楽曲制作において自分の中で充分だと思い完結できるのと、世界観や曲調が自分とは異なる提供曲への取り組み方に悩みを抱える瞬間もあるそうですが、”言葉”が聴いてくれる人にどう伝わるのか、景色・経験・風景を曲の主人公としてイメージ重ね、自分の言葉として歌を届ける意識をしているそうです。
Arcanaに込める想い
ArcanaのArcaはラテン語で「箱舟」の意味があり、今回の1st Albumは様々なアーティストとコラボしながら作り上げた”声の自己紹介”の一枚となっています。
熊川みゆ時代を経て、Myukとして3年間活動する中で歩んできた道を巡って辿っていける楽曲たちは自分と向き合いながら一歩一歩進んでいく前向きな気持ちにさせてくれる曲ばかりです。
曲の物語や人の記憶、風景を箱舟に乗せて皆さんに届けたいと想いを込めた一枚。曲の主人公に憑依するような体験をアルバムを通して感じれます。
ツアーへの意気込み
来月の名古屋を皮切りに、大阪・福岡・東京と全国4か所をフルバンドセットで届けるコンサートツアー。
「普段聞いてくださっているファンの方、応援してくださる皆さんに3年間の感謝を伝えたい。今日来てよかったなと思っていただけるライブになるように頑張りたいです。」と話す彼女は穏和な雰囲気ながら強い意志を感じました。
また、できるだけ早く熊本でライブがしたいとも仰っており、この時の屈託のない笑顔が素敵でした。
ツアー詳細
公演名 | Myuk concert tour 2024 「Arcana」 |
日程 | 2月3日(土)名古屋 CLUB UPSET 2月4日(日)大阪 バナナホール 2月6日(火)福岡 Gate’s7 2月11日(日)東京 SHIBUYA PLEASURE PLEASURE |
チケット | 全自由席 ¥4,500(税込/ドリンク代別) ※東京公演のみ:全席指定 ¥5,000(税込/ドリンク代別) |
プレイガイド | イープラス|ローソン |
Myuk HP | https://myuk.jp/ |
AL特設サイト | https://www.myuk-arcana.com/ |