【台湾ツアー その③】12月22日(金)〜25日(月) 玉名市×台湾桃園市 マラソン交流ツアーレポートです!
去る12月22日(金)〜25日(月)の4日間、熊本県玉名市と台湾桃園市の「マラソン交流」に伴い開催された台湾ツアーを紹介する第3弾。3日目の様子をお届けします。
<3日目>スケジュールです
2023年12月24日(日)
・地熱谷、北投温泉博物館を見学 →
・鶴川有限公司でおみやげ購入 →
・【昼食】金品茶楼で点心を食す →
・十份で「天燈上げ」体験 →
・九份で念願の顔色の悪い餅を食す →
・【夕食】打狗覇TAKAO1972でしゃぶしゃぶ →
・(ホテル)住都大飯店着
地熱谷、北投温泉博物館を見学
さぁ、3日目は「地熱谷」と「北東温泉博物館」の見学からスタートです。正直台湾に温泉があるだなんて全然知りませんでした。すみません。。こちら地熱谷は、このエリアにある北投温泉公園という温泉施設の源泉のひとつで、日本で例えると別府市の「地獄めぐり」を彷彿とさせるようなところです。地熱谷の岩石は「北投石」というラジウムを含んだ石で、新陳代謝を活発にしたり、老廃物を排出させてストレスを解消したりと、体のさまざまな機能を修復させる効果があると言われています。
そりゃ触ってみますよね、温泉だもの。北投温泉は硫黄系だそうですが、そんなに臭いはしなくて柔らかい感じがしました。
ウォンさん、今日もよろしくお願いします!
少し歩いていくと、うおぅ、この水煙。
これはガジュマルの根っこのようです。奥には小さな滝?のようなものが見えますね。
一瞬「超大型巨人」と見紛う建物も(笑)。
日本の温泉マークもありました。
天然のスチーマーみたいで、ここを歩いているだけでも肌に良さそう。
ベンチは下の熱を利用して温かくなる仕組みのようです。読書をされている方もいました。
地獄温泉と言えば「ゆで卵」。普段はそんなに食べないけど、こういう場所では食べたくなりますよね。
温泉卵のお店。鍋もイラストもかわいい。
同じエリアにある「北投温泉博物館」へ徒歩で移動。1913年に建てられたこの施設は静岡県の伊豆山温泉を模していて、日本人の方が設計されたそうです。
1階はレンガ造り、2階は木造で建てられています。絵本に出てきそうですよね。
入口でこのスリッパに履き替えてと。おもちさん、「ひよこちゃん」のようです(笑)。
中には紅白のちょうちんが。眺めはこんな感じ。緑が多くて癒されます。
博物館の内部を見学。真ん中のモニターに写っているのは我らです。
この部屋の前方にはステージがあって、温泉旅館の大宴会場を思わせる造り(カラオケ歌えそう)でした。
鶴川有限公司(台北市)でおみやげをゲット!
次に訪れたのは「鶴川有限公司」というおみやげ屋さん。おみやげを買うタイミングって迷いますよね。最初のところで買いすぎて、後でよりいいものが見つかってしまうのも嫌だし、かといって買い逃すのも嫌だし。
ここに向かうバスの中でガイドのウォンさんが「メンマがおすすめ」と言われていたので、それはマストバイだなと思った次第です。
ありましたよ、メンマ。味見してみたらとっても美味しかったので買いました。5つ買うと、もう1つおまけでもらえます。ウォンさん曰く、台湾の方は味付けメンマをお粥に入れて食べることが多いとのこと。
日本に帰ってから調べてみましたが、こちらの商品をブログで紹介されている方がいて、「また食べたいけど今は通販で買えなくなった」と書かれてました。情報は変化するので正確ではないかもですが、現地に行かれた方は探してみてください。おすすめです。
金品茶楼(台北市)で台湾旅行で外せない小籠包を食す
はい、昼食会場へ到着しました。台湾と言えばやっぱり小籠包。「金品茶楼」というお店でお待ちかねの点心をいただきます!こちらは有名なお茶屋さんでもあるそうで、「金品茗茶」というお茶と一緒に点心を楽しむことを目的として建てられたレストランのようです。
めちゃ人が多かったです。
来ました!キムチ餃子に、野菜餃子、海老しゅうまい、そして小籠包。
味はもちろん美味しいのですが、この蒸篭に入ったビジュアルだけでテンション上がりますよね。私だけ??
やっぱ間違いないですね。点心。お腹いっぱいいただきました。
十份(新北市)で「天燈上げ」に挑戦
やって来ました「十份」。こちらは天燈(ランタン)に願いを込めて空に放つ「天燈上げ」で有名なスポットです。実はこの日は結構寒くてしかも到着すると雨、そして激しい風が。。雨風の中歩いて行くのが正直「ちょっと億劫だなぁ」と思わないこともなかったのですが、やってるうちにだんだん楽しくなってきました。
筆と墨で天燈の4つの面に一人ずつ願い事を書きます。ラブ&ピースでしょうか。お若いのに平和を願われるとは、さすがです。
達筆ですねーーー。なんか自分が書いたのを紹介するのが恥ずかしくなってきました。
もちろん食事制限無し(笑)。面白い。
これが私の願い事。考えてなかったので、ここに来る途中の道にたくさん書いてあった言葉をパクリました(笑)。
文字の通り「十分に幸せになりますように」という縁起のいい言葉だったみたいです。欲張りすぎたかな。
こちらがおもちさん。健康のあとの「!!」がおもちさんらしいです。
書き終えると係の方が飛ばす準備をしてくれます。
このように持ってくださいね〜〜。
せ〜のっ
やーーーーーーーーーーっ!!。
おおおおおお。グングンと空高く飛んでいきましたー。皆さまの願い事が叶いますように。
旅の記念に天燈の置物を買いました。十分幸福、一帆風順(すべて順調に進むように)と書いてあります。お願い事はあまり見ないで気に入ったデザインのものを買ったのですが、良かった、良かった。
ちなみにこれ実は下にLEDの電気が入っていて、ピカピカと光ります。
おや。外に出ると、なぜかたくさんの人が。
電車来とるで〜。
これもこちらの名物のひとつとなっている線路からの天燈上げ。
危ないので本来は、線路内立ち入り禁止だそうです。これから行かれる皆さまはご注意を、
九份(新北市)で顔色の悪い餅を食す
引き続いてこちら台湾観光と言えばお馴染みのスポット「九份」。映画「千と千尋の神隠し」の舞台になったという噂もありましたが、残念ながら実はそうではなかったということらしいですね。でも、とってもきれいで情緒のある場所なので、おすすめスポットに変わりはありません。
こちらでしばしフリータイムとなったのですが、おもちさんより「前回台湾に来た時に、九份でいたく気に入った物があり、今回も絶対食べたい」との申し出があり、「それは一体何ですか」と尋ねると、おもちさん曰く「顔色の悪い餅」とのこと。
「何ですか、顔色の悪い餅って笑。本当にそれ美味しいの??」と思いましたが、おもちさんの情熱に負けてお店を探すことに。おもちさんがウォンさんにお尋ねしたところによると、顔色の悪い餅のお店は3つあるとのこと。ウォンさん、その説明でよくお分かりになりましたね。さすが。
真ん中の細い階段を登って行きます。
しばらく探してみたのですが、残念ながら同じお店は見つけることができず。ですが同じものを見つけたので、そちらのお店に入ることに。
こちらのお店です。その名も「賴阿婆芋圓 (ライアーボーユィユェン)」。
ジャジャーン。
これがおもちさんが食べたかった「顔色の悪い餅」の正体でした。色々な味の餅(芋団子)が入った「ぜんざい」のようです。冷バージョンと、温バージョンがありましたが、この日は寒かったので温かいバージョンを選択しました。
うん、確かに顔色が悪い(笑)。でもすっごく美味しいです。おもちさんの情熱も理解できました。こちら人気のお店のようで、たくさんの方が並んでいました。
「打狗覇 TAKAO 1972」(台北市)で台湾風のしゃぶしゃぶを食す
盛り沢山だった1日を締めくくるのは「打狗覇 TAKAO 1972」という台湾風しゃぶしゃぶのお店。
上はホテルになっているそうで、とにかくすごい広さです。そしてピカピカしてきれい。こんなに広いお店は初めて見たかも。
鍋にキャベツ、とうもろこし、えのき、ウインナー、アゲのようなもの、かぼちゃ、肉団子などなどの具を入れて、豚肉をしゃぶしゃぶしていただきます。
タレはしょうゆ・酢・BBQソース・唐辛子・ねぎ・にんにく・大根おろしの中から、好みのものを入れて自分で作りました。
私は大根おろしと酢醤油とねぎ(冒険知らず)にしましたが、写真で見ると地味ですね(笑)
「しゃぶっとな」。日本と比べると入れる野菜やタレが違っていましたが、私の場合はタレを純日本風にしてしまったので、おおむね日本のしゃぶしゃぶでした。
宿泊ホテル「住都大飯店」着
ホテルに戻り、日課であるコンビニへ行くことに。行く途中で、同じツアーに参加されているご夫妻から「釋迦頭(シャカトウ)というお釈迦さまの頭みたいな果物が旬で美味しいから絶対食べた方がいいですよ」とおすすめしていただきました。
実は宿泊したホテルのお隣は果物屋さんでした。
これが「釋迦頭(シャカトウ)」。なるほど、確かにお釈迦様の螺髪(らほつ)のようです。
熟していたので簡単に割れました。中はカニのエラを思わせます。
見た目は少しグロテスクと感じるかもしれませんが、食べてみると、ねっとりクリーミーでやさしい甘さ。そしてところどころ「いい感じのすっぱさ」もある。種があるので、すいかを食べる時のように食べました。
これね、写真とか文章で表現するのがすごい難しいけど、めちゃめちゃめちゃうまいです。7月から2月ぐらいまで店頭に出回るそうなので、現地で機会があればぜひ食べてみてください。損はさせません!!!
最終日へ続く